大好きなタイムトラベルもの!読めば感情の燃焼度はマックス↑↑↑
こんにちは、aicafeです。
40代、人生時計で14:00頃に差し掛かったところです。
これからの人生の午後の時間の過ごし方を模索中です。
昔からタイムトラベルものが好きです。
最近は、こちらにはまっております。
これは数年前に完結した「アシガール」の続編の位置づけの作品です。
「アシガール」は、平成生まれの駿足女子高校生・唯が、弟・尊の作ったタイムマシンで戦国時代にタイムスリップし、そこで出会った戦国武将の黒羽忠清(若君)に恋をし、足軽となって若君を守ることに奔走する物語でした。
ドラマ化もされた大人気コミックなので、聞いたことのある方が多いのでは。とてつもなく面白くて感動的な作品です。
唯の一途さ、猪突猛進さが清々しく、若君の清廉さと度量の深さと容貌の美しさ!が読者を魅了したのでした。
この作品は、その「アシガール」でタイムマシンを作った主人公・唯の弟である尊の娘である玉が、江戸時代にタイムスリップしてひょんなことからお輿入れすることになってしまう話です。「アシガール」ファン待望の続編で、もしかしたら若君や唯が現れるかも?!という期待のもと、現主人公の玉の、尊と唯のミックスした主人公感と、若君の子孫の夫との物語の展開に、まさに胸アツ案件でございます。
タイムトラベル系少女漫画でもう一つ大好きな作品は「天は赤い河のほとり」です。
中学生の少女・鈴木夕梨(ユーリ)が現代から紀元前14世紀のヒッタイト帝国へタイムスリップしてしまう物語で、篠原千絵先生の代表作の一つです。
「ヒッタイト」は、世界史を専攻した人は誰もが一度は耳にしたことがある古代の王国の名前ですよね。覚えやすくてインパクトのある語順で、記憶に残りやすい国名ではと思います。鉄の精錬技術に優れた国で、騎馬も戦闘に用いたことで知られます。このヒッタイト王国に日本人の女子中学生がタイムスリップする設定が歴史ファンには堪らないロマンがあり、やがてユーリが戦いの女神となっていくという勇敢な女性像にも多くの少女は励まされたのではと思います。ただの皇子との恋物語に止まらないスケール感と、篠原先生の作品らしく、ミステリーホラーの雰囲気も漂いつつ、読み応えのある作品です。
小説で好きなのは「タイムトラベラーズワイフ」という作品です。
「きみがぼくをみつけた日」というタイトルで映画化もされました。
主人公のヘンリーは、自分の意志とは関係なくタイムトラベルしてしまう体質の持ち主です。
やがて妻となるクレアとは、クレアの幼少期の頃から何度も未来からヘンリーが現れるので、クレアとヘンリーが同時代に出会った時には、すでにクレアはヘンリーのことをよく知っているという状態です。この出会いは、まさに「君が僕を見つけた日」です。
ふたりは結婚し、ヘンリーが意図せずタイムトラベルを繰り返しながらも、人生の終わりに向けてふたりの時間が進んでいくという不思議な物語で、結末を読んだ後の感動は今も鮮烈に残っています。
タイムトラベルものはロマンティックですよね。
設定上本来はあり得ない、許されない状況となると、そこで出会い交流する人同士の感情の燃焼温度も高まります。
その非日常感やスリル感がわたしには堪らないのです。