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電話回線でChatGPTを使う?OpenAIの面白い一手
OpenAI 公式Youtubeより
「12 Days of OpenAI」の10日目には、なんと電話回線を使ってChatGPTを利用できる仕組みが発表されました。
インターネット接続が不安定でもAIにアクセスできるというユニークな取り組みに、ビジネスパーソンならではの活用アイデアも広がりそうです。
1. まずは連絡先にChatGPTを登録
「ChatGPT」を携帯電話の連絡先に登録することで、すぐに電話でChatGPTにアクセスしやすくなります。
ChatGPTの電話番号
1-800-242-8478
※ 2024年12月時点では、使用できる国はアメリカのみ
2. 電話でChatGPTと会話する方法
月15分まで無料で利用可能
アメリカ国内から上記の番号に電話をかけると、月15分間は無料でChatGPTを使えます。
インターネット回線が不安定な状況でも、電話回線を介してスムーズにコミュニケーションが可能です。
利用イメージ
・旅行中に見かけた建物の名称を音声で質問し、即時に回答を得る
・言語表現を聞きたいとき、その場で発音やフレーズを質問する
・食の好みの変化(ビーガン対応、肉中心など)に合わせてレシピを提案する
ビジネスの現場でも、外出先で急ぎの確認が必要なときに活用するなど、使い道はさまざま考えられます。
3. WhatsAppで世界中からアクセス
アメリカ以外に住んでいても大丈夫です。Metaが提供するメッセージングアプリ「WhatsApp」を使えば、ChatGPTにテキストメッセージを送り、AIと対話が可能です。アカウント登録などの煩わしい手続きがほとんど不要なため、すぐに試すことができます。
4. 将来の拡張と利便性向上
現在の電話&WhatsApp利用では、主にテキストや音声を中心としたやり取りがメインですが、今後は以下のような機能拡張も期待されています。
今後期待される機能
・アカウント認証と連携
画像や検索機能への直接アクセスが可能になる見込み。
・プラットフォームの統合
各種端末やアプリとのシームレスな連携がさらに進化する可能性。
ビジネスの現場でも、音声だけでなく画像解析やリアルタイム翻訳などが加われば、海外出張や現地調査などにおいて強力なサポートツールになることが期待できます。
5. まとめ
電話とWhatsAppによるChatGPT利用は、AIをより身近に感じられる興味深いアプローチです。インターネットに依存しないアクセス手段が増えることで、ビジネス上の緊急対応や不測の事態での情報収集にも活用の幅が広がります。
「12 Days of OpenAI」も残り2日。新たに公開される機能によって、さらに意外な使い方やビジネスチャンスが生まれてくるかもしれません。今後の発表にも引き続き注目していきましょう。
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