【短編小説】コトノハのこと あとがきのようなもの+おしゃべり
このたびは、短編小説『コトノハのこと』をお読みいただき、本当にありがとうございます<m(_ _)m>
第一話の投稿から最終回まで、1箇月以上もかかってしまいました。途中も時間が空いてしまい、これではせっかくお読み下さっている方が、どこまで話が進んだのかわからなくなってしまったのではないかと💦
それでも最後まで読んで下さった方に、感謝と熱い投げキッスをお送りします(@^3^)/~~~💖
『コトノハのこと』は、2019年に書いた作品をリライトしたものです。
コロナ前のことだと、ずいぶんと昔のような気がしますねぇ。
実はこの作品、それまでずっと執筆をサボり続けたあげく、5年ぶりくらいに書いた作品なのです。よくもそんなにサボったな~。
──小説家に憧れ、断片的に浮かんでくる場面などを文字でスケッチし始めたのは中学生の時。
学生の頃、授業そっちのけで、ルーズリーフにせっせと文字書いてるやつ、いましたよね。あたいだよ~!(/ω\)
高校生で初めて、原稿用紙30枚くらいの短編を書けるようになりました。
ねえこれ読んで~って、自分の書いた下手くそな小説押しつけてくるイタいやつ、いましたよね。はーい、あたいあたい~!(=゚ω゚)ノ
でもその後はサボってばかり。
ふと思い出したように作品を執筆しては、その倍の時間くらいサボる。その繰り返し。
十代からというと、歴だけは長く聞こえますが、サボっている期間の方が長くて。ギュッとすると半分にも満たないのです。
でもね、サボっている期間もね、
「なにしてんの自分!! 真面目に執筆しないと、夢を叶えることなんてできないよっ!」
心の声は責め立ててくるのです。
執筆の充足感は、他のものには置き換えることはできず、心は焦るばかり。
・・・でもサボる。
だって~、しんどいんだもん、執筆って。
それにしても、なんでしょね。
書いてもしんどい。書かなくてもしんどい。
ただの趣味じゃん。しんどいなら辞めていいじゃん。誰も責めないよ。
うん、でもね、書きたいのよね、これでも。
もう一人の自分との、心の会話。
そんなことをくり返しているうちに、ふと気づいたことがありました。
「休筆明けに、久しぶりに作品を書くと、前よりも上手になっている気がする!」
これ、共感して下さる方、他にもいるんじゃないかな。
執筆から遠ざかっている間も、なんだか勝手に成長してるっぽいんですよ。そういうことありません?(;^ω^)
本を読んだり、映画を観たり。それだけじゃないですね、きっと。日常生活で経験値を積むこと。
実際に文字に起こしていなくても、頭や心の中では綴っているのかもしれません。
思い過ごしではなかったようで、休会していた文章サークルに久しぶりの作品を持って行くと、メンバーから、
「良くなったね~。(休会中に)ずいぶん勉強してたんだね~」
いや、なにひとつ(。-`ω-)
唐突に登場した文章サークルですが、入会したのもサボり心を絶つためでした。
どうやら考えることはみな同じなようで、他のメンバーも、
「(続けるのがしんどい時もあるけど)サークルを辞めちゃうと、執筆をサボっちゃうからさ~」
わかるわかる~。
月に1度、作品を書かなくてはいけない理由。そして〆切。サボりがちな自分を追い込むためには、そういうものが必要でした。
その文章教室も、体調不良や出産を理由に2度の休会。その都度復帰を果たすも、3度目の正直で退会しました。
退会したのにも、いくつかの理由や事情があったのですが、
「ちゃんと執筆は続けていきます!」
先生やメンバーにはそう宣言しておいて、5年もサボってしまいました。ここで最初の話に戻るわけです。
若くして成功している方は、ホントに尊敬します。
芸術家だけでなく、アスリートも。十代や二十代ですごいよ! 天才か! ってね。いや、天才なのよ。
それに、今どきの若い成功者はずいぶん落ち着いてますよね。謙虚で礼儀正しくて。コンプライアンスが行き届いている。
それに比べて、わたしのような未熟者は、なかなか時間がかかります。
でもね、こうして年齢を重ねてよかった。若い頃の自分、未熟を通り越してイタすぎて。
どんな風にイタいかって? いつまで中二病やってんだよ! という系です~。とても世の中に出せない(ΦωΦ)
若くして成功していたら、ゼッタイ天狗になっていたし、イタい発言を連発していたかも。
いや~、成功しなくてよかった!(なんの負け惜しみだ)
また、作品よりあとがきが長すぎることになってしまいました💦
(プラスおしゃべりなのでね。いいのいいの)
ここまでおつき合い下さった方に二度目の投げキッス~!(@^3^)/~~~💖
最後に。表紙の写真はみんなのフォトギャラリーから選びました。スナフさんの「バサバサとボトボト」です。ありがとうございました!
銀杏と青空。黄色と水色のコントラストがなんとも言えずにキレイ。
光に照らされた銀杏の葉が、希望に満ちた目で空を見上げているみたいですね。
ずっと見ていられる写真です(*^-^*)
それでは、次回からはまた別の作品を投稿させていただこうと思っております。なにとぞよろしくお願いします!\(^o^)/
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