3ヶ月間自分の声楽をぶっ壊し続けてわかったことがありました。⑵
レッスンのはじまり
自分の歌に対する概念をとりあえずぶっ壊す。それが今回のテーマ。
なんとか先生を見つける事ができ、レッスンがスタートした。先生はドイツで声楽教育論を専攻されていたらしい。まずそんな教育論が確立しているあたり、すごいね。
で、レッスンはというと色々あって多岐にわたるのでざっくり言うと、自分の身体の動きにとことん敏感になる事、だった。
息をする時、歌を歌う時、自分の身体はどうなっているのか。
それを実にゆっくりと感じていく作業。最初の頃それがほぼ大半を占めていた。
見えてきた視点
大袈裟かもしれないけど、少し自分の歌を外側から見るような、はたまた、自分の身体の中で何が起こっているのかを感じる事が出来るようになってきた。
だからって歌が上手くなるとかではな正直ない。ダメな所をあっダメなんだなとわかる事が出来る、それくらい。
でも、どうだろう。そんな些細な事でさえ感じ取るにはかなりの時間がかかる。普段は見落としてしまっていた所ばかりだ。
道半ば
はい、実際そうです。でも気楽に真剣に歌を歌っていきたい。
ひとまず私の今までの歌に対する概念はぶっ壊れました。そして得たものは自分の身体の様子を感じ取ろうとする姿勢というかスタンス。基礎練習ばかりでまともにアリアも歌えてない状況ではあるけどなんたが健康な歌をちょっとだけ歌えている気がする。