中国渡航の覚書

忘れないうちに成田から隔離ホテルまでのことをメモしておこうと思います。

2022/3/18中国東方航空 13:50発 成田ー浦東

①チェックイン

出発4時間前に成田空港へ到着。
チェックイン開始は確か10:30でまだ時間があったが、列ができていたので並ぶ。最後尾の場所が分かりづらいので空港スタッフに聞いたほうがいい。
並んでいる間にA5の用紙を渡されるので記入しておく。名前と便名と、チェックイン後健康コード取得してください→了解に○をつける、くらいだったと思う。

チェックインの列が進み始めたら途中でスタッフにパスポートと事前PCRでゲットした緑の健康コードを見せる。緑の健康コードは結局ここでしか使わなかった。
チェックインはほぼ通常通り。

②健康コード申請その1

チェックインが終わると、チェックイン出口に新たな健康コードを取得するためのQRコードが貼られた掲示板がある。英語版か中国語版か選んでWeChatでスキャン。
ここでスクリーンショットするのを忘れたが下記【⑦健康コード申請その2】と似たような内容。プラス体調はいいか?や最近どこにいたか?などの項目があった。
掲示板に説明もあるがややこしくて少し手こずる。見送りに来てくれていた夫の家族に助けてもらいなんとか記入。事前にスマホのメモ帳などに中国での住所、夫の名前、電話番号を書いてコピペできるようにしておいたのが便利だった。

無事取得できたらQRコードの画面をスクリーンショットしておく。到着後に使用する。

健康コードその1


③保安検査〜出国〜搭乗

ここはコロナで変わっている流れは特になし。ちなみに、空腹だったので飲食店を探したが1店舗しか営業していなかった。うどん、カレー、餃子、ホットドッグの4択。免税店は、化粧品と日本のお土産が置いてある店が開いていた。

④機内

機内でいつもと変わっていたことは3点
・座席モニター用のイヤホンはない
・座席がリクライニングできない
・USBもコンセントもあるが通電していない
どれも感染対策だと思うが、短い時間のフライトでよかったと感じた。

途中で外国人は入国カードを配られるので受け取る。

機内食はこんな感じ。メロンパンとバナナが美味しかった。


⑤着陸〜降機

着陸後、降機まで1時間くらいそのまま座席で待機。この間に入国カード記入とスマホのネット接続を確認した。私は楽天モバイルなのでデータローミングをオンにするとすぐに繋がった。楽天モバイルは別でVPNがなくてもLINEやGoogleの使用が可能。ネットに繋がっていないとホテルまでの諸々がクリアできないのでネット対策は必須。
また、ホテルまでスマホを多用するのでモバイルバッテリーが活躍した。


⑥PCR検査〜入国〜荷物受取

降機したら人の流れに沿って進む。
進んでいくとまず「PCR検査同意書」記入台があるので名前と日付を記入。
それを持ってさらに進むと、②で取得した「健康コードその1」を読み取る機械があったのでピッとスキャン。
その後すぐスタッフが座っている台があり、先ほどのPCR検査同意書と「健康コードその1」を見せる。スキャンされて同意書にバーコードを貼られ、PCR検査用の試験管と袋を渡された。そしてPCR検査へと進む。

PCR検査場に案内されたらPCR検査同意書と、確かパスポートを見せたと思う。
鼻と喉のダブル検査で、喉は初めてだったのでおえっとなる。やばかった。

検査終了後は検査員に何やら記入されたPCR検査同意書を持ってまた進む。同意書のバーコードを読み取られ、回収された。これで検査は終了。
その後は入国審査。ここは通常通りパスポートと入国カードを提出。入国後、預け荷物を受け取る。


⑦健康コード申請その2

地区ごとに分かれてホテルに行くまで待機だ!と思ったらまた掲示板のQRコードを読み取ってコード申請をしろと言われる。
②で申請した内容とだいたい同じなので二度手間感があるがやるしかない。成田から一緒だった中国人もめんどくさい!と怒っていた。

申請画面

ここで申請した電話番号(私は夫の電話番号を記入)に行き先の区から電話があったので確実に知人につながる番号を記入したほうがいいと思う。
電話の内容は「お前の住所を申請して入国したやつがいるよね?」という確認と「2週間の隔離後のプラス1週間隔離は自宅じゃなくホテル隔離にして」という連絡だったもよう。

申請するとQRコードが表示される。スタッフ3人が寄ってたかってスクリーンショットしておけと言ってきたのでそうした。
この「健康コードその2」をスタッフにスキャンしてもらい、地区ごとの待機場所へ向かう。

健康コードその2


⑧地区ごとに分かれてホテル行きまで待機

案内に沿って目的の地区の待機場所へ向かう。地区ごとに防護服を着た警察が座っていて、その前に隔離承諾書が置いてあるのでサインやパスポート番号などを記入。
記入したらその承諾書とパスポートを警察へ提出。⑦の「健康コードその2」も見せてスキャンしてもらう。
提出したパスポートはすぐには返されず、到着したホテルで返却されるとのこと。

承諾書が置いてあった台にちょっとしたお菓子と水が用意されており、無料でもらうことができた。もうヘロヘロ状態なのでこういう心配りは嬉しい。
ちなみにここでやっと落ち着くのでトイレに行ける。

この待機場所で3時間くらい待ったという話も聞いていたので覚悟していたが1時間くらいで出発となり歓喜。


⑨空港出発〜ホテル着

待機場所からバス乗り場に行く途中に再度「健康コードその2」をスタッフに見せスキャンしてもらう。
バスに荷物を積んで、ホテルへと出発した。
スタッフは感染対策で基本的に荷物は触らないようにしていたが、私の荷物が重い大きい多いの三重苦だったので見かねて積み込みも荷下ろしも手伝ってくれた。

バスに揺られて約1時間、ホテルに到着。ホテルに入る前に荷物をしっかり消毒される。びしょびしょになる程ではない。

ホテルに入ってチェックインの列に並ぶ間、WeChatでホテルの隔離担当者を友達登録しろと言われる。部屋に入った後この人に色々書類を送るためだと後ろに並んでいた中国人が教えてくれた。おそらくホテルごとにこういうWeChatが作られているのだと思われる。

チェックイン時、代金支払いでWeChatペイで払えと言われたが使えないので夫にヘルプの電話をして遠隔で払ってもらった。
空港で預けていたパスポートがここで帰ってくる。QRコードが貼られた袋に入っていた。書類、マスク、ボールペンが入ったファイルと夕食のパンを渡され、部屋に案内される。

⑩部屋に入ってから

部屋に入ったらまず渡された書類に必要事項を記入して写真を撮って送れと言われていたので書類を確認する。が、中国語でしかも印刷が異様に薄く意味不明だったので夫に解読してもらい、ここはこう書けと指示をもらった。
提出したのは
・集中隔離承諾書
・健康情報表
・消防承諾書
・パスポートにつけられたQRコード
これら4つの写真を先ほど友達登録したWeChatアカウントに送ると「了解、谢谢」と返事が来た。
これでやるべきことは終わったようである。

残りの書類には食事の時間やゴミ捨て方法、宅配の決まりなど隔離生活で必要な情報が記載してあった。
これは明日読もう、早く寝ようと思いお風呂から上がってから気づいたがドライヤーがない。絶対にあるだろうと思って持ってこなかったのに感染対策で置いていないとのことだった。14日間ドライヤーなしはキツすぎるのですぐに夫に注文してもらった。その日は仕方ないので生乾きのまま就寝。

これから隔離生活開始。長い1日だった…お疲れ様でした…ZZZ

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