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もう恋なんてしない…と思ってた私が、まさかの恋に落ちた瞬間【恋愛初心者必見】

これは僕の大学時代の同期のお話。


もう何年も恋をしていない。というか、好きな人ができたことすらない。

周りの友達は次々と彼氏ができたり、結婚したり。SNSを見れば、幸せそうなカップルの写真が溢れている。正直、羨ましい気持ちと、自分には無理なんじゃないかという焦燥感でいっぱいだった。

マッチングアプリにも登録してみた。プロフィールを何度も書き直し、いい写真を選んで、頑張ってメッセージを送ってみたけど、反応はイマイチ。せっかく会えたとしても、2回目のデートに繋がることはほとんどなかった。

逆に、あんまりタイプじゃないな…と思っても、何となく気を使って2回目、3回目の約束をしてしまうこともあった。でも、やっぱり楽しくない。

恋愛って、こんなに難しいものなのだろうか?と何度も思った。

一体、どんな人がタイプなのか、自分でもよく分からない。外見?内面?価値観?どれも重要な気がするけど、どれを優先すればいいのか、まるで正解が分からないパズルみたい。

友達に相談しても、「好きなタイプは?」とか「どんな人と付き合いたい?」って聞かれるんだけど、正直、答えられない。
だって、全然わかってないんだもん。


「好き」って、どういう感情なんだろう?


恋愛経験豊富な友達に聞いてみても、「説明できないよね〜」「フィーリングだよ!」と笑われるばかり。

そんなある日、いつものように友達とカフェで話していた時のこと。
友達の友達である彼を紹介された。正直、第一印象は「普通の人だな…」だった。
特別イケメンではないし、話してみても、特に驚くようなこともしなかった。

でも、一緒にいると、すごく落ち着くし、居心地が良かった。
自然体でいられたし、彼の話を聞いていて、本当に楽しいと感じた。
笑っている自分が自然で、無理してない気がした。

これが「好き」っていう感情なのかな、と初めて思った瞬間だった。 

今まで、外見や条件で相手を選ぼうとしていたけど、全然違うんだと気づかされた。大切なのは、一緒にいてどれだけ心地良いか、どれだけ楽しいか、どれだけ自然体でいられるかということだった。

アプリで出会うのもいいけれど、友達の紹介とか、偶然の出会いとか、そういう「運命」的な出会いもあるんだなって、改めて実感した。

彼との出会いをきっかけに、恋愛観が大きく変わった。 恋愛は、計算ではなくて、もっと直感的なものかもしれない。完璧な相手を探すんじゃなくて、一緒にいて楽しいと思える相手を探すことが大切なんだと思う。

もちろん、これからどうなるかは分からない。でも、今は、彼と一緒にいる時間を楽しみたいし、この素敵な感情を大切にしたいと思っている。

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