オタク2人のアイナナoff旅静岡ハードコアレポ DAY1(中部)
こんにちは、らいかと申します。
さて、現在静岡県で開催されている、アイドリッシュセブンのoff旅。例に漏れず、私と友人も2024年9月に旅をしてきました。
私はMEZZO"推し、友人はフラウェ推しで、考えた結果、1日めは中部、2日めは東部という強行突破スケジュールの1泊でなんとかそれぞれの欲望を満たす旅を実現することができました。
まだ行っていない方の参考になれたら、もう行った方とは楽しみを共有できたら嬉しいです。
早速ですが、我々の行程順に、それぞれのスポットの感想をつらつら書いていきます。
(パンフレットの一部内容に触れてしまいので、ネタバレ回避したい方は読むのをお控えください)
それでは、off旅のはじまりはじまり~~
10時 静岡駅着
新幹線で静岡駅到着。実は静岡駅初上陸。楽しみだな~
早速、改札前のグランドキヨスクでパンフ受け取り。観光案内所みたいなところかと思っていたけど、普通に売店のレジでもらう感じでした。
レジのお姉さんに勇気を出して声をかけたら貰えました!
これまでオフ旅は京都や名古屋でも開催されていたそうですが、我々はコロナ禍中にアイナナにハマった人間であり、オフ旅はまだ見ぬ憧れの存在。
初めて手に取るオフ旅パンフに、私は思わず友達の陰に隠れてついニヤニヤしてしまった。キモイね。
今回の旅は移動が多いと聞いていたので、あらかじめレンタカーを予約。駅前のホテルの敷地内で借りたのですが、そのホテルには、早速りっくんのポスターが。素敵な旅の始まりだー!
車のスピーカーでアイナナのプレイリストをかけて、いざ出発!!🚘️
10:45 駿府の工房匠宿でペン立て作り
静岡駅から車で10分ほどで到着。伝統工芸品作りを体験させてもらえる施設とのこと。
入った瞬間思ったのは、デカイ!!キレイ!!!!
中庭を囲むように、陶芸や染め物、木工品などのカテゴリに分かれて、それぞれ体験できる建物が並んでいた。
魅力的な体験コーナーが並ぶなか、我々は静岡のほそーい竹のパーツを組み立てて素敵なペン立てを作りました。「駿河竹千筋細工」と言うそうです。
スタッフさんも職人さんも優しいしとっても丁寧でした…まごつく我々にもていねーーーーいに教えてくれた…ありがたや…。
他にもたくさん魅力的な体験がある…端から全部順番にやっていきたい…後ろ髪を引かれながら、教室を後にした(伏線)。
体験後にはお土産やさんに寄りました。
パンフレットに載ってたグッズもありましたが、見事に売り切れているものも。アイナナ人気恐るべし。
アートの施設なので、このお土産屋さんもおしゃれな雑貨や美味しそうなものばかり…私はおさつチップスのコンソメ味を購入(帰宅後に食べましたがめちゃくちゃ美味しかったです)。
他にもおしゃれなカフェやゆっくりできそうなスペースがあり、もっと時間をかけて見てまわりたいね~と話しつつ、時間の関係もあるので次のスポットへ。本当に1日いられる施設だと思いました。
12:00 どんぶりハウスでランチ
匠宿さんから車で15分ほど進んで、用宗漁港へ。パンフレットに載っていたどんぶりハウスでランチをすることに。
「ハウス」なのでひっそりしたお店かなのかな~とイメージしつつ向かうと、なんとなんと、漁港のど真ん中かつ屋外で食べるタイプの場所だった!!
いや~~晴れててよかった~~~🌞
私は釜揚げしらす丼を、友人はパンフレットでりっくんが食べていた「しずまえ丼」をいただきました。
どんぶりを受け取り、横に並ぶテントの下でそれぞれテーブルについて食事する形式。
地元の人もオタクもみんな並んで座って海の方を眺めながら食べる丼…シュールだけど美味しかった…
12:30 久能山東照宮&日本平ロープウェイへ出発
パンフレットを見ながら午後の行程を決定。
時間的に日本平動物園と白糸の滝はまわれそうになかったので、久能山東照宮とロープウェイ!とだけざっくり決めてカーナビで東照宮を目的地に設定。
漁港からの道中はほとんど海沿いで、SpotifyくんもNAGISA Night Temperatureをシャッフル再生してくれた。雰囲気最高🏖️
運転してたので写真は撮れなかったですが、静岡の海、めちゃくちゃ綺麗でした。テンション爆上がり。
しかし…この能天気なオタク2人が、この後とんでもない試練に遭遇することになるとは、まだ知るよしもなかった…
13:00 久能山東照宮到着
カーナビを見るかぎり、久能山東照宮は、山の中に建つ神社のよう。
まず思ったのは、結構大きそうだし、徳川ゆかりの地で由緒もある、ロープウェイなんて観光スポットもあるのに、その山の麓には全然駐車場がないんだなということ。しかも平日とはいえ、駐車場はガラガラ。
この時点で気付くべきだった。
しかし、駐車場から、久能山東照宮につながると思われる短めの階段と鳥居は見えてたので、私たちもすぐ東照宮にいけるものだと思っていたのだ…。
私たちのイメージは、駐車場→東照宮(見えてる鳥居の部分)→ちょっと登ったらロープウェイ、という感じだった。東照宮に寄ったらロープウェイに乗って景色を見るんだな、と。
ところが、実際は、駐車場&鳥居→階段→→階段→→→階段→→→→→→→→→→→階段→東照宮&ロープウェイ、の順だった。
つまり、このルートだと、なっっっっがい階段を登りきらないかぎり、東照宮にもロープウェイにもたどり着かないのである。
そのことに気付いたときには、我々はもう汗だく、息も絶え絶えにになっていた…。
オタク2人はメイクも眉毛も失いながら、ただいおりに会いたい、ロープウェイに乗りたいという気持ち1つで階段1500段を登った。
すれ違った下りの人たちが、みんな優しく「こんにちは」とか「この階段ヤバイっすよ!」とか声をかけてくれた。なんて暖かいんだ、静岡の人たち…できればおんぶしてほしい…
静岡県民の優しさに触れながら、心頭滅却、ただひたすらに石畳でできた、かっっったい、なっっっっがい階段を登る。
ここで、1つだけ疑問に思うのは、いおりはオタクをこんな苦行に課して何をしたかったんだ???ということである。
オタクは非力であり、普段は運動不足である。ただ、行動力だけは並外れている(当社比)。
だから、パンフに「死の危険があります」くらい書いてくれないと、オタクは軽率にぬいだけ持ってハンカチも飲み物もろくに持たずに向かってしまうのである。
私もその1人だった(ハンカチを4枚持っていた友達が1枚分けてくれた。神である)。
やっと登りきって久能山東照宮に到着。命からがら自販機で購入したスポドリをがぶ飲みした。
14時~ 久能山東照宮参拝
夕方からは竹のモニュメントを使ったライトアップがあるらしく、夕方に来るのもいいなと思いました。
境内にも階段はちょいちょい続いていて、ここでやっとマネージャーさんを何人か見た。
後述するが、実は、この久能山東照宮、さっきさんざん登った階段を回避できる別ルートがあったのだ。
ただ、私たちはこの時その事実を知らなかったので、このマネージャーさんたち、なんでそんなに涼しい顔で、しかもでかモンを背負って階段を登り、眉ひとつ失わずにここに来れてるんだ…?としか思わなかった。うちらのレベルが足りないんだね…と話してました。
ロープウェイの終了時間もあるので、早速参拝。本殿では、ここまで来たからには全ての欲をぶつけようと思い、10個くらい頼みごとをした。
家康公の人物画の前に、いおりのポスターがありました。いおりも征夷大将軍ってコト…?
14:30~ 日本平ロープウェイ
煩悩を全て東照宮に置いてきたところでロープウェイに乗る。山の頂上へ登るというより、山を渡るという感じ。ロープウェイは他の観光客の方々と一緒に大人数で立って乗るタイプのもの。
スタッフさんがこの山の成り立ちを説明してくれた。変な形だな~と思ってたらそういうことだったのね!
14:50~日本平夢テラス
ロープウェイ降り場を出て、夢テラスへ。夢テラスは、大きな展望台と、カフェがセットになったような建物。
感想は、山の頂上から見える駿河湾!!スゲー!!の一言に尽きる。
ただ!!!
ここで私たちは見つけてしまった。この山頂にある夢テラスの隣に大きな駐車場があったのだ。バスや乗用車が何台も停まっていました。
つまり……最初に、別ルートの道路を使ってこの夢テラスまで直接運転していれば、あの試練みたいな階段を登らずに、東照宮も参拝できたのである(夢テラスまで運転して駐車→ロープウェイ→東照宮参拝→ロープウェイ→駐車場に戻る、ができたはずである)。
オタク、リサーチ不足ッッッ
しかし、いおりからの我々に運動せよというメッセージだったのだと解釈し、納得することにした。
皆さんも我々のリサーチ不足っぷりを参考に、ご自身のルートを決めてくださいね…。一織に鍛えられたい!という洗練されたオタクは、ぜひ我々と同じルートで参拝してみてください。
そんなわけで、朝イチで工芸品を作って集中力を使い、さんざん階段を登って歩いたオタクの体力は限界であり、干物のように干からびているのでここのカフェで美味しいお茶・ドリンクをいただきました(すぐ飲んでしまったので写真はない)。
パンフレットに倣い夢テラスの展望台でも写真撮影。
いい旅の締めだったね…と思いきや…
↓↓
16:30~ 駿府の工房 匠宿(2回戦)
どーーーーしても心残りだった。あと五時間居たかったという我々の意見が満場一致。私たちはものづくり体験大好きオタクでもあった。
到着するなり、朝対応してくれたスタッフさんがトラブルがあったと思ったのか、「どうしたの!?」と来てくれた。もう本当に申し訳なかったが、どうしてももう一回来たかったので来てしまいましたと話すと、「元気ね~」と感心された。
さすがに1日に2回訪れたオタクはなかなかいないんだろうな。平日だったしきっと目立っていたはず。本当にありがとうございます…。
2回目の体験で選んだのはステンシルにインクを当てていく染め物。
絵柄をサンプルから選んで、好きな色のインクで染めるというもの。絵柄は花や魚など、たくさん種類がありました。
ここで余談だが、その型紙のなかにメガネの柄があり、色濃く緑とオレンジと黄色のインクを使った跡があるのを見つけてしまった。何とは言わないが、緑とオレンジと黄色、そしてメガネにご縁がある方々にとてもおすすめだと思いました。
私はカエルの絵柄を選択。大きく染める場所も多くあったので、7色で染めました。友人はペンギンの絵柄で巾着を作成。
18:00 夕飯(三田菜)
東照宮でフィジカルを鍛えられ、二度のものづくりで使い果たした集中力を癒すための解決法は、静岡グルメとアルコールに限る。
そんなわけで、レンタカーを返却した我々は、静岡駅の駅ビルにある居酒屋に入店。
静岡おでんや富士宮やきそばなどの静岡グルメを美味しくいただきました。どのメニューもとってもリーズナブルで、店員さんも忙しいはずはのにすごく優しい。
個人的なMVPは「リッチな目玉焼き」という目玉焼き3つにベーコンがついたシンプル・イズ・ベストな一品。興奮して酒を浴びたので、写真はおでんしか残っていない…
21:00 HUG COFFEE
お互いの性癖やオタクに至るまでの道のりを暴露し、上機嫌な状態でホテルに向かう。
途中でパンフレットに載っていたこのコーヒー屋さんを発見。かわいいグッズもありました。コーヒーはもちろん、チャイなど様々なドリンクあり。夜だったのでカフェインを避けてレモネードをいただきました🍋
21:30 THE WING HOTEL 静岡
ツアーで予約したホテルにチェックイン。目の前のモニュメントでホテル御曹司とパシャリ。
このホテル、一般的なビジホかと思ったけど、大浴場を始めいろんな設備ががあって素晴らしかった…!!
大浴場の近くにはラウンジ(休憩室)があり、プラネタリウムがついていた。
マンガとリクライニングチェアが大量にあって、一生暮らせそうだった…。運転の疲れもあったので、20分ほど無心でリクライニングチェアに寝転がり、プラネタリウムを眺めました。
部屋に帰る途中、ご自由に、とチューペットアイスが置いてあったのでありがたくいただき、友人と半分に割って食べた。
本当にサービスが素晴らしいホテルでした~~
24:00 就寝
今回の旅にはもう一つ大きな目的があった。それは、まだ6部を読んでいない友人(陸、虎於推し)に6部を読んでもらい、生の感想を聞くことだった。
私自身、6部は推し(環くん)もさることながら、虎於の良さも存分に発揮されている思っている節がある。時間の関係もあり5章までしか読めなかったが、結局メッゾ推しの私があらためてダメージを受けたまま就寝した。
友人には早く続きを読んで感想を教えていただきたいものである(押し付けがましいオタク)。
2日目レポ(東部)に続く
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