百貨店が経営破綻。「友の会」で積立してたけど、それってどうなるの?
田舎でずっと暮らしてきた幼き日の私にとっての「百貨店」。
百貨店とは、それはそれはシャレた空間の都会の匂いを感じることができる唯一の場所でありました。
休みの日に親に連れて行ってもらうのが最大の楽しみであり、普段とは違うお洋服を見て回るのもとても新鮮な気がしていました。
そして、屋上にはメリーゴーランドがありまして、わたあめ片手に音楽のままに乗っていた記憶があります。
超絶!高利息な百貨店積立
私にとっては夢の国のような百貨店。
その百貨店によくあるのが「友の会」など、百貨店独自で取り扱っている「積立」です。
百貨店積立って、お得なんですよね~。
銀行に預け入れて利息をもらうよりも、よっぽどお得。
毎月1万円積み立てて、1年後にさらに1万円プラスされて13万円になって戻ってきます。
なかなかの高利回りですよね。
投資が怖い人でも、百貨店積立だったら気軽にできるのではないでしょうか?
しかしながら、もちろんデメリットもありますので・・・
そこは上手に活用してみてください。
必要でないものは買わないことです。
百貨店の商品は、結構高かったりしますからね。
百貨店経営破綻。積立はどうなる?
そして、いざ積立したものの・・・
田舎にある百貨店が減ってきているというニュース。
目にすることが多くなりました。
ユニクロを始めとするお手頃なプライスの洋服が増え、さらには低価格ながらも品質の良いものが増えました。
高級ブランド志向も今ではあまり見当たらず、反対に自然素材派や無添加などのナチュラル志向が増えています。
そんな、百貨店の現状。
あなたが積立していた百貨店が突然経営破綻してしまったらどうしましょう?!
百貨店が取り扱う割賦販売法に基づく積立では、法務局に営業保証金を供託するなどの前受金保全措置を取っているため、百貨店が経営破綻した場合でも、積立金や商品と引き換えていない商品券の合計額の2分の1相当額が保全されることになっています。
「全額」とまではいきませんが、半分はちゃんと返ってくるんですね。
ちょっと安心しました。