ジタバタしたやつが最後に全員を笑った
甘いものは好きですか?
私は、今パンケーキにハマっています。
(今さらながら?!)
そして、体重が5キロほど増えてしまって体が重い今日この頃です。
さて、そんな甘いものといえば・・・「生クリーム」。
その生クリームと格闘するお話です。
3匹のカエル
3匹のカエルが、生クリームの入った桶の中に落ちてしまいました。
1匹目のカエルは「すべては神様のお考え次第だ」と言って、何もしませんでした。
すぐに命がつきました。
2匹目のカエルと3匹目のカエルは、足をばたつかせて必死でもがきました。
ただただ同じ場所をかき回しては、沈んだり浮き上がったりを繰り返していました。
2匹目のカエルが叫びました。
「もうダメだ。どうせ死ぬのに、こんなに苦しい思いをするのはバカげている。
不毛な努力の果てに、疲れ切って死んでいくなんて割に合わない」
そう言うと、2匹目のカエルはもがくのを止め、白い液体に飲み込まれていきました。
3匹目のカエルは、こう考えました。
「どうしたらいいんだ?
死が近づいてきているのは分かっている。
でも、僕は最後まで戦うぞ」
カエルはひたすら足をばたつかせ、同じ場所をかき回し続けました。
すると、足が固いものに絡みつくようになりました。
なんと、カエルが生クリームをかき混ぜているうちに、生クリームが固まってきたのです。
驚きながらも、カエルはひとっ飛び、桶の縁に飛び乗り、
嬉しそうな鳴声を上げながら帰っていきました。
カエルの決断
1匹目のカエルは、何の努力もせず、いきなり自分の運命を神様に委ねました。
2匹目と3匹目は、いきなり自分の運命を他人に委ねることはせずに、自分なりに努力をしました。
2匹目と3匹目が異なる点と言えば、「あきらめの悪さ」でしょうか。
この話では、カエルはもともと「生クリーム」に落ちたという状況を把握していたとは思えません。
3匹目のカエルが助かったのも、ただあきらめが悪く、他のカエルにとっては「無駄な努力」に思える行動を継続してやっていただけです。
それが、結果として「無駄な努力」にはならなかった。
「無駄な努力」になるかそうではないかは、実際のところ紙一重なのかもしれません。
ムダをプラスに変えるために必要なモノ
3匹目のカエルは結果オーライですが・・・
私だったら意味もわからずもがき続けることはできないでしょうね。
「意味がわからない作業」は苦痛になってきます。
この状況での最善策は『現状を見極めた上で行動をとること』。
そのためには「知識」が必要になってきます。
「これが生クリームだ」ということを知っている知識。
そして、生クリームの特性(かき回し続けると固まってくるという特性)に関する知識。
大ピンチの時に自分を救ってくれるのは、自分しかいません。
頼れるのは「自分の知識」だけです。
3匹目のカエルは、現状を知らずにもがき続けましたが、確かに動き続けなければ何も変わりません。
じたばたしてこそ、得る「知識」もあります。
でも、そこに今まで自分が積み上げてきた「知識」が加わると、もっと効果的に自分の能力を発揮することができます。
悪あがきは悪いことじゃない
年を重ねるごとに、記憶力が低下してきているのを肌で感じませんか?
私は最近特に感じています。泣
でも、悪あがきしなければ、記憶力は本当にどんどん低下していきます。
年齢を重ねてから、いろんな資格試験に挑戦してみるのは脳刺激にとって、とても有効な手段です。
仕事に関係ないことであっても、構いません。
試しに何か挑戦してみるのもいいのでは?
個人的に気になっている試験や資格は
カラーコーディネーター検定試験
夜景鑑賞士検定
日本城郭検定・・・、かな。笑
今では、いろんな資格や試験がありますよね。
昔は、英検とか漢検ぐらいしか知りませんでしたが。
自分の中での「悪あがき」をカタチにしていくのも、やりがいがあるかもしれませんね。