炎の男 三井寿
みなさん、THE FIRST SLAM DUNKはもうご覧になりましたでしょうか。
私は転職に伴い一ヶ月半仕事をしてなかったので、その間に一週間石垣島へ行ったのですが、完全にスラムダンクの影響です。
さて、三井寿という男。
小学生の時に初めてスラムダンクを読んでからずっと推しでした。
三井はドラマがありすぎる。バスケ部襲撃の不良としてだけで終わる予定だったというエピソードもありますが、バスケ部に復帰したことにより「挫折を知っている男」「這い上がってきた男」「過去の栄光とのギャップに苦しむ男」として主人公ばりの設定が輝かしいキャラクターです。
今回はそんな三井寿のどんなところが魅力なのかという、完全に個人の感想を書いていきたいと思います。(※原作の内容も含みます)
何度変わるんだ、その髪型
中学時代〜高校入学当時、グレ期、復帰後と、キャラクターの中で最も髪型が変化する回数が多い男です。しかもなんと、復帰後も2パターンありますね。(復帰直後やIH豊玉戦のように前髪を上げてるスタイルと、陵南戦やIH山王戦のように下ろしているスタイル)
正直、そこまでバリエーションを持たせる必要があるか?と思いますが、ファンとしてはどの髪型が良いかを語れることも楽しみの一つかもしれませんね。
私は短髪で前髪を下ろしてるスタイルが好きなのですが、映画で中2の三井が短髪なことにすごく動揺して不覚にも「好き……////」となりました。少し罪悪感があります(私は筋金入りの夢女です)(夢女という言葉をご存知ない方はそっとしておいてください)
この男、職人である
スリーポイントシュートが持ち上げられがちな三井ですが、この男本来はバスケのセンスが抜群なのです(赤木も言ってました)そもそもスリーポイントを打つためにはちゃんとスリーポイントになるラインに立っていなければいけないわけで、その位置取りをする動きをするために常にコートの状況を把握しておかないといけないと思うんですよね。それができるからシューターとして成立してるんだと思います。
桜木の弱点を洗い出すために紅白戦でマンツーマンのマークをした時や、陵南戦で福田のオフェンスファウルをもらう姿勢。山王戦で松本のファウルを誘って4点プレイに持ち込んだのも彼の技術なのだと思います。
三井は作中で明確に「ファウルをもらう・誘う」という行動をしていることが多いキャラクターで、それができるのは試合の流れを止めたり変えたりすることが目的なことが多い気がします。自分の行動がチームや今の展開にどういう結果をもたらすのかをしっかり認識した行動なのだと思います。自分の役割をきっちり成し遂げる姿はまさに職人です。
これが、安西先生が湘北にもたらしたと言っていた「知性」なのでしょう。
堀田の存在感
不良グループから抜けた三井を応援し、IHが行われる広島まで駆けつける友達って凄くない?という話です。
本来であれば、自分で騒動を起こしておいてバスケ部に戻り、騒動の罪を自分が被ることになったら三井を恨んでもおかしくはないはず。そうならず、むしろ応援し試合で涙を流してくれる友達って本当に貴重じゃないですか。
堀田とは卒業した後も年に数回会って飲みに行ったりしてほしいなと思います。
余談ですが鉄男も三井にとっては悪い奴じゃないと思うんですよね。堀田と同じく三井を恨んで復讐したって良いはずなのに、後日会った時にもそのことには触れず「そっちの方が似合ってるよ」と告げる男気。もしかしたら、最初から三井は不良グループには向いてないと気づいていたのかもしれません。鉄男とはきっと二度と会うことはないんだろうなぁ。
まとめ
私、三井のことが好きなんですよね〜という話でした。
あまりにドラマがありすぎて、「三井が好き」と言うとちょっとニワカ感が出るんですが、うるせー知らねー私は三井が大好きなんだ!となります。
皆さんも好きですよね?
三井かっこいい!大好きだ!!