いろんな恋のなかの恋
#あの恋
のことを書こうとした時どの恋を書こうか迷った。
恋多き女だった私。
大学の頃はずっと片思いをしていた。
同じ部活。
硬式野球部の奴。わたしはマネージャー。
大学にはいり、野球部のマネージャーになる!と決めたわたしは1人で恐る恐る野球部の部室へ歩いていると部室のまえでバットの手入れをしている長身の男の人がいた。
てっきりわたしは先輩だと思ってなんて声をかけていいか分からなかったとき
「お前、マネージャー志望?1年?俺は選手志望の1年。っていっても選手志望のやつは春休みからグランドでてるから慣れてるけど」
と話しかけて来たのが出会い。
それからよく喋るようになっていつの間にか頼りにするようになっていた。
そんな奴に「あのこ紹介して」と言われたのは学校にも慣れた6月の暑い日。
私は奴のために紹介した。
なんかいい感じと報告を受けたときなんかモヤモヤした。
私と奴との関係は妹を面倒見るお兄ちゃんになって居た冬。
また、やつから相談された。
「あーのグループにいるゆっちゃん可愛いよね。」
わたしがグループにいる時頻繁に奴はわたしに声をかけてゆっちゃんと話す機会を伺って話していた。
このとき。
なんか、嫌だった。
私はその嫌だって言う感覚と寂しさから彼氏を作って心配して欲しい
構ってちゃんになった。
奴に相談して話を聞いてもらうことをしていた。
けれど仲が良くても
2人ででかけたり
家に来たり
二人きりには絶対にならなかった。
奴がしっかり線を引いていたんだとおもう。
友達の境界線を。
卒業式の日
彼に手紙を書いた。
好きだったこと
気にして欲しくて彼氏を作ったこと
赤裸々に書いた
すると奴からメールが。
お前の気持ちには気づいてたけど気づかないふりをした。
気にして欲しくて彼氏をつくるのは最低だとも書いてあった。
当時はただ悲しかったのを覚えいる
今振り返れば奴は正しいとおもうのである。