【25卒】テレビ業界就活体験談
自己紹介の投稿には書いていませんでしたが、私は来年の4月からテレビ番組の制作会社に就職します。
テレビ業界就活といっても、私は制作会社を中心に受け、テレビ局はほとんど受けませんでした。(1社だけ受けました)
理由は色々ありますが、1番の理由はずっと制作に携わりたかったからです。
私がちゃんと業界を決めて就活を始めたのは大学3年生の5月でした。
小さい頃からテレビの裏方に憧れたことはありましたが、「大学生になれば他にやりたいことも見つかるだろう」と思っていました。
しかし、他にやりたいことは見つからないまま3年生になり、真剣に将来を考えた結果、やはりテレビ業界しかありませんでした。
ここまでの話を聞くと「そんな甘い世界じゃねーよ」と思われるかもしれませんが、ちゃんとした志望動機や熱意もあります!(長くなるので省略します)
野球部のマネージャーの経験もあり、体力や気力にもそれなりに自信はあります!
とはいえ大学3年生でようやく就活を考え出した身なので、大したことは言えませんが、私自身の振り返りとしても、この体験談を残したいと思います。
【インターン】「お仕事体験」のマインド
大学3年生になったと思ったら、すぐにインターンの募集が始まりました。
私の場合、就職したい会社が決まっていたわけではないので、「お仕事体験」くらいの感覚でいろんな会社を応募しました。
今思えば、有名な大手企業ばかりに応募して落選しての繰り返しでしたが、選考に向けて業界を知る良い経験になりました。
私が参加した中で、特に印象に残っているインターンは、収録準備・見学で実際にADの仕事を体験できるものでした。
これは色々な会社で言われましたが、テレビ業界はインターンで実際に現場に行くことが難しく、どうしても企画立案や会議体験で終わってしまうことが多いそうです。
その中で、私が参加したインターンでは、実際の収録現場の見学と、その前日の準備に参加させてもらえ、説明会だけではわからない、かなり細かい業務を知ることができました。
このインターンで、制作会社の仕事の実態や大変さを実感しましたが、「この業界で働きたい」という私の思いは揺るぎませんでした。
そういった意味でもインターンは、志望する業界と自分自身の相性を理解する良い機会だと思います。
インターンは会社によって開催時期がバラバラなので、常に選考に追われている状況でしたが、「お仕事体験」くらいの感覚でいたこともあり、 "普段は入れないような場所で普段はできない体験ができる“ という、ただの良い思い出になりました(笑)
【説明会】少し残念だったこと
説明会は本当にたくさん参加しました。
最近になって、これまで説明会を受けた会社を数えたところ、単独だけで約30社ほど受けてました。これに合同説明会も含めると40〜50社は受けていると思います。
たくさん説明会を受けていると、開始数分で会社の雰囲気を理解できるようになりました。
「先輩と後輩の仲が良くアットホームな会社」
「先輩と後輩の間に明らかな壁があり、"言わされてる感“ のある会社」
「説明に感情が込もっている会社」
「台本を読んでいるかのような説明をする会社」
会社が面接で学生を選考するのと同じように、就活生も説明会で会社を選ぶと思うので、"改善すればいいのに“ と思うこともありましたが、採用に関する会社の方針もあるのでしょう。
説明会を受けていく中で、一つ残念だったことがありました。
それは、ほとんどの会社が "休みをアピールしていること“ でした。
仕事中心のキャリアビジョンを描いていた私にとって、会社が仕事をしないことをアピールしてくることは、少しガッカリでした。
ですが、この労働時間問題は今後さらに厳しくなっていくのでしょう。
この時代を生きる私たちは今後、この制限された環境の中で最高のパフォーマンスを発揮しなければならないのだと気付かされました。
就活サイトを見ていると、「業界は一つに絞らない方が良い」という書き込みを目にしますが、私はそうは思いませんでした。
ちゃんと志望している会社でないと面接へのやる気も出ないですし、、
ですが、説明会に関しては参加し放題なので、志望している業界に限らず、様々な業界を受けることで、より自分に合った仕事を理解することができるので、受けまくったほうが良いと思います。
【本選考】初めての面接
就活前、最後に面接を受けた経験は、中学生の時に受けた英検の二次試験で、面接という面接を受けたことがありませんでした。
前日までに学校の就職指導課でも面接練習をしてもらい、迎えた当日。
用意してきた内容を、セリフにならないように自分の言葉で必死に伝えました。
面接官の方も「言葉遣いは気にしないでください」と言ってくださり、多少くだけた雰囲気で話すことができました。
その結果、初めての一次面接を無事突破することができました。
そこで私は「意外といけるじゃん」と完全に調子に乗りました。
一次面接と同じ感覚で二次面接に挑んだ結果、深掘りされる質問に答えられず、その会社は不合格に終わりました。
面接についてまともに調べずに行った自分が完全に悪いのですが、そこでようやく就活のやり方を理解しました。
それ以降も「普通の面接だと思って行ったらグルディスだった」「内開き戸だと思って必死に開けようとしたら外開き戸だった」と、数々のやらかしはありましたが、面接の内容に関して後悔は一度もありませんでした。
後悔しない面接のために私が行っていたことは主に3つあります。
1つ目は「話したいことは箇条書きでまとめる」ということです。
自己紹介や志望動機など、絶対に聞かれるようなことを文章で考えすぎると、セリフになってしまいます。
なので、話したいことを箇条書きにして、あとはその場のノリで話していました。
2つ目は「体験談など手に入る情報はフル活用する」ということです。
会社にもよりますが、私が内定をもらった会社の一次面接はほぼ過去の質問そのままでした。
せっかく先輩方が体験談を残してくれているのですから、使える情報は使いまくったほうが良いと思います。
3つ目は「言葉遣いを気にしすぎない」ということです。
就活面接についてYouTubeやTikTokなどの動画を検索すると、完璧な言葉遣いで完璧な内容を話す人の動画が出てきます。
しかし、これはあくまで参考動画なので、トップレベルの就活生の面接です。
このように話さなければないないと思いすぎると、却って自分の思いを伝えられなくなります。
これらを意識するだけで、私はどの面接でも話したいことは話すことができました。
【まとめ】就活に対する考え方
私は、就活は人生の最後の分かれ道だと考えています。
私自身、大学受験は周りに流されている部分もありました。特に大学で学びたいことがあるわけでもないのに、「周りがみんな大学に進学するから私も受験する」といった気持ちで受験していました。
しかし、就活まで周りに流されていたら、今後一生後悔することになると思い、勇気を出してこの業界で就活をしました。
ありがたいことに内定をいただけ、就職することになりましたが、私は就活に失敗しても他にやりたいことはありました。
今の世の中ではまだ、大学を卒業して就職をするのが普通という考えを持つ方が多いですが、就活は自分の人生の道を決められるラストチャンスだと思うので、これから将来を決める方はぜひ自分の意志を貫いてください。
写真は、とあるインターンの帰りに撮ったレインボーブリッジです🌉
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?