あいさつと魂についてと旅行計画
皆様初めまして雪浦逢と申します。
ふるよに歴は新幕シーズン3から友人と細々と初めまして2年ほど前から大会にも参加させていただいています。この度初めて大規模大会に出場しふるよにの楽しさを再認識しまして、ふるよにの記事を書いてみようと思った次第です。では、お目汚しになるかもしれませんが、初記事の方を読んでいただけると幸いです。
魂についてと爆速帰宅ヲウカお出迎え旅行計画
皆様、旅は好きでしょうか。私は好きです。シーズン7-2で登場しました魂ことヤツハAAも旅が好きなようで桜花決闘が始まると決闘そっちのけで旅の準備を始めます。しかし、多くの場合旅に出たヤツハは旅先ではっちゃけてそのまま帰路に着きません。「遠足は帰るまでが遠足です」という言葉があるようにお家に帰ってこないのは感心しません。
そこで、お家に帰ったら可愛いホノカ(ヲウカ)が迎えてくれる旅行計画を立ててみましたのでご紹介したいと思います。
魂について
魂を使用したことのない方はそもそも旅路とか自我と決意の効果がなんか面倒でよくわからんと思っている方もいらっしゃると思いますのでまず、魂について紹介したいと思います。
魂の概要
魂は家路という特殊な効果と自我と決意の対応不可不可に目を奪われますが、ご存じの通り前者の効果が使用されることはほぼありません。基本的には自我と決意で深淵の大口を用意して、相手の攻撃に備えながら旅路の効果でフルパンチを狙うのが多いデッキの型だと思います。
カードの概要と使い方
見知らぬ世界
悲しいことに魂に徒寄花はありません。代わりに旅支度カードがあります。このカードは魂だとほぼ確実に採用され主に4つの効果があります。
1.切札「色づく世界」を用意する
2.2前進する
3.デッキを6枚に圧縮する
4.世界の桜花結晶を1枚増やす
1:色づく世界については後に説明します。
2:単純に1AP得する効果で1巡目に無理なく宿しを行える等の利点があります。先1で使用した場合2前進するのは先2の開始時であることに気をつけましょう。凍結されると悲しい気持ちになります。
3:特殊な効果です。デッキを減らすことで引きたいカードの計算がしやすくなり、同時に使いたいカードセットがあるデッキではそれが揃いやすくなります。
4:この効果のおかげでダストがない初順にこのカードをディスアド無しで使用し2の効果を活かせるようになっています。またこれがダストに行くおかげで初順に纏いの選択肢が生まれたり他の付与の納としたり、灰塵が達成しやすくなります。
色づく世界
フレア2の切札で見知らぬ世界の効果によって追加札から切札に加わります。このカードを使用すると下記の旅路の効果をスタートします。ちなみにこれを使ってもダストは1しか増えません(旅路の上に1個乗る)。
旅路
以下の4つの効果が書いてあり色づく世界を使用すると好きな場所から時計回りの順番に各ターン(相手のターンも)開始時に効果を処理していきます。そしてこれを使用したその5ターン目(相手のターンも数えて)の開始時に下記の家路の効果を解決します。
1.1ドロー
2.1集中力
3.付与札上の結晶+1or-1
4.捨て札or伏せ札から一枚デッキボトムへ
1:最強効果です。旅行先で美味い飯でも食っているのでしょう。ここからスタートすることで「色づく世界」を「スカーレットイマジン」の上位互換として使われることが多いです。手札2枚で色づく世界を使用すると2の効果も合わせ次のターン手札5枚集中2という状況が作れます。また、見知らぬ世界のデッキ圧縮効果も相性が良く前ターンに納3の付与(阿吽、指揮、戦場、等は打点にもなって相性よし)を使うとデッキを全て引き切ることも可能です。
2:強いです。温泉にでも行ったのでしょうか。ここからスタートすると1の最強効果が次の次のターン開始時になり調整しづらかったり、1と同時に使えないので始点としては使われにくいです。
3:特殊な効果です。桜の名所にでも行ったのでしょう。全く使えない場面もあれば相手のプランを破壊したりコンボパーツとなったりします。例えば相手の森羅万象の結晶を落としたり、弛緩毒を解毒したり、自分の生きる道のカウントを減らしたりできます。
4:忘れ物を取りに行きます。伏せ札or捨て札2枚、手札2枚の時にここからスタートすることで1の効果で山札を引き切ることができます。また、焦燥合戦で1ターンだけ焦燥を遅らせることが可能です。ただし、その後1ドロー効果で焦燥合戦では借金を返す必要があるので気をつけてください。
家路
旅路出発5ターン後(相手のターンも数えて)開始時に発動します。全ての通常札が思い出となりどっかに行きます(手札にあるカードは一枚残してもよい)。この時毒は思い出にならないです。そして追加札から切札「彼女にとっての桜降る代」を【未使用】で加えます。また、この後思い出から手札に加えるヤツハのカードは完全体にしても良くなります。
お家に帰ったヤツハは非常にお疲れのためか、家路についた次の自分の開始フェイズのドローで2焦燥をする羽目になります。
この2焦燥は思う以上に辛いです。相手にこのタイミングが丸見えのため家に待ち伏せされぼこぼこにれて大体家に帰ったことを後悔します。
ということでヤツハはお家に帰らせてもらえず、ヤツハAAは旅路の途中でリーサルを目指すデッキが基本となっています。しかし、もちろんお家に帰った後はそれなりに強化されます(2焦燥を受けてまでやる強化かは……)。どのように強化されるかは次のカードを見てみましょう。
彼女にとっての桜降る代
お家に帰って山札がなくなったヤツハですが、このカードを使用することで家路の本領が発揮されます。このカードの効果は以下3つです。
1:思い出を1枚手札に加える
2:山札からドローする時にドローする代わりに思い出のカードを手札に加えてもよい
3:山札の再構成をする時ライフを1支払う代わりに思い出のカードをゲームから取り除いてよい
思い出とは家路の効果の通りでデッキの全ての通常札と思って大丈夫です。それではそれぞれの効果についてです。
1:家路に帰って次の自分ターンは2,3の効果が【使用済】の効果であるためすぐさまこのカードを使います。前述の通りこのターンは山札が引けません。代わりにこのカードをすぐさま使用することで好きなカード1枚引けます(なんで2枚じゃないんでしょうか)。前述の通りヤツハのカードは完全体にしてもよくなりますので好きに完全体にしましょう。このカードを使うタイミングは2焦燥を受けてますのでオーラはぼろぼろになっています(相手のお出迎えもあるため)。なのでここではオーラを整える全力札とかを打ちたいのですが、何故かこのカードを使用してるため全力札は使えません。ヤツハAAの横のメガミや、眼前構築の時にこのことを忘れると悲しいことになるので一応お伝えしときます。
2:ズルです。この効果と3の効果によって思い出がなくなるまで好きなカードをほぼ好きなタイミングで引けるようになります。もちろん思い出のカードは完全体にして引いてもいいです。因みにこの効果ですが、山札から1枚引いて何を引いたか確認した後、2枚目を思い出もしくは山札から引くか選べます。ズルです。
3:よくわからん効果ですがこれによってズルができます。家路に帰ると山札は0枚になりますので、思い出からカードを2枚しか引いてない状態で再構成をすると2枚の山札ができます。そしてドローはその2枚を引き、そのカードをそのまま使いすぐ再構成すればそのループが発生します。ズルです。毎ターン幻影連携と星辰の鉤爪を振れたりします(強そう、やったことないけど)。普通なら再構成ダメージで何度もできることではないのですが、このの効果のおかげでライフダメージを受けずに思い出がある限り何度も再構成することができます。ズルです。家路後のヤツハのイメージとしては毎ターン使いたい汎用札を振り続け、鏡映が揃った時に深淵の大口を思い出から引っ張り出してリーサルという形です。
これらを聞くと強そうに思えたかもしれませんがやはり帰宅時の爆発(2焦燥)が痛くあまり使われることはありません。(せめて1の効果で2枚引かせて欲しい)
彼女にとっての自我と決意
家路の効果はほぼ使われないですが、こちらのカードはふるよに唯一といっていい性能でよく使われます。効果は以下2つ。
1:捨て札、伏せ札、手札のいずれかから、ヤツハのカードを1枚完全体にし(しなくてもよい)、山札の上に置く(置かなくてもよい)。
2:対応不可不可打ち消し
1:好きなタイミングで自我を芽生えさせれます。基本的には深淵の大口(最強)を作ります。ヤツハAと違い、他カードの相手の受け方を見てから大口を持ってこれます。まあ、そんなこと言わずさっさと変えることが多いですが。逆にヤツハAのように本当の怪物をいきなり当てることはできません。山札に上に戻す効果は伏せ札や、使用したヤツハのカードを山札に戻し山札を調整する(「見知らぬ世界」の効果で山札が薄くなりやすい」)ことができます。ちなみに家路の効果で完全体を作っていた場合ですが、完全体のカードはヤツハのカードなのでこの効果で選び山札のトップに置けます。四季は廻りくるとかあれば1ターンに2回深淵の大口を叩けたりします。
2:自我が目覚め対応不可を破壊してしまいました。この効果があるためこのカードは早めに開くことが推奨されます。また、この効果を使用するためには『他のメガミ』のカードを手札からコストとして捨てないといけません。初めて使う時は注意しましょう。私はS7-2初参加大会でこの効果を勘違いしていて、幻影歩法を握って突っ立ってたら炎天・紅緋弥香に焼き殺されました。あと打ち消せない攻撃は打ち消せません。
以上魂の紹介でした。
魂は花などのでかい1撃を狙う相手には自我と決意のおかげで強く出られますが、前でポカポカ殴ってくる相手には苦戦を強いられます。一度使って家路の弱さを是非実感してください。
デッキ紹介
というこでお家に帰ってこないヤツハに帰ってきてもらいたくなる旅行計画をご紹介しましょう。
爆速帰宅ヲウカお出迎え旅行計画
旅の準備物(デッキレシピ)
通常札
精霊式/桜の翅or追い風/星の爪/昏い咢/幻影歩法/意志/見知らぬ世界
切札
この旗の名の下に/四季はまた廻り来る/満天の花道で
このデッキのコンセプトは最速で帰宅し、帰宅後ヲウカと思い出を語り合うというものになります。
相手が2ターン目までに2前進するとか、間合いが遠いところで攻撃をとばしてくれてフレアが貯まるとかそもそも後攻を取るとか等リソースに余裕があるなら桜の翅は追い風の方がいいと思います。
旅行日程(回し方)
注1:この回し方は先手の場合、2ターン目までに相手が1前進はして間合が詰まっている前提です。
旅の計画作成(マリガン)
「精霊式」と「見知らぬ世界」を引きに行きます。山札の底には「桜の翅」と「幻影歩法」を置けるといい感じです。
1日(ターン)目
「見知らぬ世界」を使用し旅の準備をします。旅行の準備は当日ではなく前日にしましょう。
2日目
旅行に出発です。前日の準備のおかげで間合8まで遅れずに行くことができます。ここでは「精霊式」に乗車し「守護霊式」に乗り換です(山札底へ)。集中力と手札一枚で2宿して、早速「色づく世界」を見に行きましょう。最初の目的地は美味しいご当地グルメで爆アド1ドローです。(後攻の場合はここで1前進)
3日目
美味しいグルメと温泉で手札5枚集中力2で3日目を迎えることができます。この日は乗り換えが多く間違えやすいので気をつけましょう。集中前進と桜の翅で間合3駅へ(注1)。守護霊式から突撃霊式に乗り換えます(デッキボトムへ)。幻影歩法と集中後退で終点間合5駅に。手札を使い宿し、四季は廻り来るで突撃霊式を引いてもう一方の手札を伏せます(この後忘れ物を取りに行く効果で伏せ札捨て札の好きな札を底に置くことができるので伏せ札をボトムに置く必要はありません)。そして突撃霊式を発動。お家で待ってる神霊ヲウカに思いを馳せます(デッキボトム)。
4日目
「神霊ヲウカ」のお出迎えか「満天の花道」へ寄り道して使用し帰宅時の衝撃(2焦燥)に備えます。
5日目(帰宅)
「彼女にとっての桜降る代」の完成です。最後に2焦燥という関門をのりこえたヤツハは出発時より逞しくなっていることでしょう。桜降る世の効果で、手札に持ってくるのはそのタイミングで使ってすぐ強いものを持ってきて使うかわかりやすいです。
6日目
桜降る代の効果で好きな思い出を持ってこれるのでヲウカにすぐ会うことができます。ヲウカを使用し思い出を語り合いましょう。
7日目
「再生」などの思い出は忘れてしまいましょう。桜降る代の効果で思い出をゲーム外に送ることで再構成が可能です。再構成した山札は6日目にヲウカと語り合った場合2枚になっているはずですので、再びヲウカと語り合うことができます。
7日目(2回目)
思い出があれば語り合いは続きます。思い出で再構成し、ヲウカを引きましょう。
以下略
以上になります。旅の計画だけ読んでもアレですので是非皆様もヤツハと一緒に旅に出てみてください。そして願わくば帰宅もしてもらえるよう願います。
初めての投稿もありつたない部分や、実力の問題で間違っている点もあるであると思いますが最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事の画像はすべて以下素材を使用しています。
使用素材: ふるよにコモンズ BakaFire, TOKIAME
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html