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今更夏休みの日記を書く。
というか、書きはじめたときは8月だったんだけど、書きおわりが今になってしまった。
8/10
実家に帰る日。
真夏の仙台駅前は雑踏にとてつもない密度を感じる。
微妙に具合悪くなりながらなんとか高速バスに乗った。
8/11
朝方に目が覚めて二度寝ができず、散歩に出かけた。
涼しくてよかった。薄暗い川を橋の上からじっと眺めていたら、老人に声をかけられそうになったので、走って逃げた。
地元の友だちと遊ぶ予定があったので、朝ごはんを食べて身支度を整える。
友だちが悪人から4人掛かりで金を取り立てたときの劇的なエピソードをきかせてくれて、あまりにおもしろくて夢中になった。犯人特定までのプロセスが完全に探偵ドラマだった。
近況とか話し合いながら、のんびりと何もないイオンに行って、ドンキに行って、喫茶店に行って、下着屋さんに行って、解散した。
8/12
とくに予定なし。
妹のおもちゃの電子ピアノで、カイバのクロニコのお話に出てくる曲を頑張って弾く。
ピアノ弾けないけどカワイのトイピアノがずっとほしい。手に入れたら弾けるようになりたいと思ってるのがこの曲と、ぼくはしろたんの2曲です。
カイバのこと考えてたら、思いだした漫画があったんだけど、もう一度読みたくて血眼になって探した。
本当にいい。
8/13
母の実家に行った。
お墓参りが終わったあと、車にガソリンを詰めにいくとのことで、暇なのでなんとなく同乗。父がソフトクリーム食べたくね？と言い出し、ソフトクリームしぼり機があるピザ屋さんに行った。
父と弟と私の3人でそれぞれソフトクリームを巻いて、食べながら持ち帰りのピザのできあがりを待つ。ソフトクリームを自分で巻くときのうまくいかない感じは、夢の中で自由に走ったり泳いだりできない感覚に似ている。
8/14
グーのかにのプライズをゲットすべく遠くのイオンへ。
あああ(萌)
8/15
夜に友だちと会う予定があったのでそれまでぼーっとしていた。
お菓子を食べながらアッチあい先生の『ポチごっこ。』を読みかえす。
引越しの際、実家にある漫画はほとんど持っていかなかったので、帰省したときに読むようにしている。
アッチ先生の漫画は全部好きなんだけど、『ポチごっこ。』と、短編集『このかけがえのない地獄』に収録されている『黙れニート』は特に自分に刺さった。貧乏ぐらし、過重労働、人の下で働くことの窮屈さ…資本主義然とした働き方に苛まれるすべての人に読んでほしい。
夕方。当初は電車に乗って友だちとの待ち合わせ場所に向かおうと思っていたんだけど、車が余ってるっぽかったので、久しぶりに運転した。
田舎あるある：家の免許所持者の数だけ車がある。
友だちと合流。
友だちは最近アイカツの新しいやつにハマっているらしく、集合場所に着いた連絡をしたとき、ちょうど今アツくて手が離せないとの返信が来て笑った。
合流して韓国料理のお店に行く。
だいぶ遅くなったけど友だちに誕生日プレゼントとおみやげのお菓子を渡せてよかった。
仕事の話とか、オタクの話で盛り上がる。私の職場も大概だけど、友だちの職場は本当にずっと大変そうでつらくなる。
私たちってお姫様なのにт ̫ т
8/16
予定なし。
父がお昼ごはん食べに連れていってくれるみたいなので、妹と一緒にのこのこついていく。
移動してるとき、父の尻に白いフワフワのごみがついてたから、ごみがついてるよ、と教えてあげたら、尻をぷりーと突き出してきて嫌だった。
お店でちゃんとしたかき氷食べたのは今年初かも！おいしかったです。
思いのほか量が多くて最後のほうはちょっと青ざめながら食べた。愛ちゃんは知覚過敏。
牡蠣（食べてない）
ビール（飲んでない）
川に座れるスペース？が臨時でできているらしく、足ちゃぽしにいく。
ヒルの存在を知ってから、ずっと川がうっすら怖かったのだけど、冷たくて気持ちがよかった。
足ちゃぽはいいものだ。
8/17
花火大会の日。
お弁当用にオムそばとおにぎりをつくる。
プラスチックのビンにケチャップを詰めていたら、母にオムそばにケチャップ？と言われたけどオムそばにはケチャップだよ！と言ってそのまま詰めた。私はよくこうやって実家に新しい文化をもたらす。
今年も綺麗だった。山下清の絵のようだね。
写真が苦手なので、無傷なのはこの写真だけで、あとは全部爆発事故みたいな写真になってしまった。
今年の夏休みの目標
・熱中症にならない
・弟から「服が変」と言われない
・涼しい時間には散歩する
概ねクリアしたと言える。