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6歳長男の大惨事

先月6歳を迎えた我が息子がパニクってる。

年末に4歳になる娘とわたしがお風呂に入っている間に、口に出し入れして遊んでいたおはじきを飲み込んでしまったとのこと。


…まぢか。


思えばこのおはじきは、娘が生まれてすぐくらいに義父が送ってくれた玩具で、誤飲が怖くてずっとしまい込んでいた。

それを最近になってようやく出してきたのだけれど。

まさか上の子が飲み込むとは思いもよらず…


とはいえ、喉に詰まらせているとか、息ができないとか、そんなところはなく、体調的には別段異常はないようだ。もうすっかり飲み込んでしまっている様子。


ただ、激しく動揺して涙目になっている。


そばに居たはずの旦那さんも軽くパニクっているのか、

「丸くて角がないから大丈夫だと思うんだよね、きっと」

「ネットで調べてるけど情報がない」

と、なんとも曖昧な受け答えでますます息子を不安にさせていたようだ。


どう考えてもウンチで出てくるやつだけど、安心のために電話しましょう。

#8000


繋がらないことが多いこの小児救急相談ダイヤル、運良く今回は数コールで繋がった。


経緯とパニクってる息子の状態を説明すると、保健師さんがこなれた様子で答えてくれた。


「喉元を過ぎてるならもう胃に落ちるから平気。」

「身体に害はない、ウンチで出るから大丈夫。」

ーやっぱり。ですよね。

「だけど、固くて平べったいものだから、飲み込んだ喉に残る違和感はえげつない」

「それが今のパニックにも繋がっているかもね」

ーふむふむ。引っかかってる感覚がいつまでもあるわけか。

「けど、15分くらいしたらそれも治まるはず」

-水を飲ませたり、食事をとらせたりは普通にしてOKか?

「問題ないですよ。ただ、飲み込んでしまってから何分?5分?じゃあ余裕みてあと10分くらいしたらお水飲んでみましょうか。」

「それで、『 ホラ、いつも通り飲めるでしょ?もう大丈夫!さ、ご飯食べよ』って安心させてあげてくださいね。」



らじゃー!

あーよかった!一安心!!


正直、あれから何回か便をしてますが、おはじきが出ているかどうかは確認できていません。

だってトイレ覗き込んでも見えないもん!


そして息子は毎日何度も思い出しては、

「(保健師さんが)おはじき飲んでも大丈夫って言ってたんだよね?」

と不安そうに聞いてくるので、

「ぜーんぜん大丈夫だよ!今ごろお腹の中をコロコロコロコロ転がってるよ。大腸小腸は長っいからね!」

と面白可笑しく伝えてます。


玩具を口に運んでしまう癖、未だに治らない。それでも飲むまではいかないと、そう思っていたんだけれど。

6歳でもまだ飲んじゃうか〜…。



そんな息子が、今日は擦り傷を作って帰ってきまして。

痛いから消毒も洗浄も嫌だと喚いている。

傷の割に出血量が少なかったから、、かまいたち3匹組の話を聞かせてみました。

つむじ風と共に現れるかまいたち3匹組。

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1匹目が転ばせて…

2匹目が斬りつけて…

3匹目がクスリを塗って去っていく…


面白可笑しく話したものの、泣き喚く息子の気持ちがなかなか切り替わらないので、

「洗わないとかまいたちが戻ってきて、足、持ってかれちゃうよ?」

と尾ひれを付けてみた。

(破傷風になって壊疽して足切断、をかまいたちの仕業に仕立てた、咄嗟のでっち上げ話です)

息子が想像をめぐらせて固まってる間に、シャワーで洗浄完了。

キズパワーパッドを貼って(箱記載の効能を大袈裟に褒めたたえながら)処置終了。


その後、

「足を持ってかれちゃう」のくだりが相当きいたようで、

おはじきのことに加えて

「かまいたち、もう戻ってこない?」

と心配する息子なのでした。


半分解ってて甘えてくる感じが、なんとも愛しくてたまらない。


以上、親バカ日記でした。

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