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10万いいね爺から学んだこと

仕事中にコソコソ考えたので、振り返ってみる。

私の結論は「口下手なえび担へのテンプレートの配布だったのでは?」です。

A.B.C-Zのパーティーに加わり進むRPG

A.B.C-Zのニューアルバム『CONTINUE?』のプロモーションで作成されたであろうゲームは、本当に凝った作りになっている。
新しい生活様式で暮らす中、広告宣伝費がここに投入されたのかな?と推測しつつ、メンバーをよく理解した上でキャラクターや物語が作り込まれていて、ウキウキさせられる。

アルバム発売前からスタート画面には入ることができたけれど、「エンターテイメン塔」と「噴水」には、アルバム発売後に入ることができるようだ!というデザインになっていて、心待ちにしていた。

発売日、エンターテイメン塔に入ると、アルバムのリード曲になぞらえてGAME OVER!!! するところからゲームは始まる。
なんと私はA.B.C-Zのパーティーに入って、A.B.C-Zと物語を進んでいくというのだ!A.B.C-Z御一行様の一員である!
ワクワクすっぞ!

そして、パーティーの一員であり現実世界にいる私は、ゲームを進める過程で、画面の中のA.B.C-Zからお願いをされる。

お願いされたことは

・ゲームサイトのシェア
・魅力がつまった新アルバムのアピール
・一緒に踊ろうという名目でのyoutubeの再生回数アップ
・最新MV『GAME OVER!!!』の好きなところを3つ紹介
・一緒に「#ABCZダンジョン」を見る

そして

裏ミッション(秘密)はじじいのツイートが10万いいねを獲得したら教えてくれる

というところに行き着く。

問題の(?)じじいツイート

楽しくゲームを進めたところで突然突きつけられた、無謀としか受け取れない(ごめん)10万という数字。このツイートが10万いいねを目標としているというのは後からツリーで加えられたけど、最初はなかった。

知らない人が見たら、何が「いえーい」だか意味不明なツイートに、なぜいいねをしなければならないのか、さっぱり分からない。何のメリットもないんだもん。

そこに10万の「10」に推測される意味、好きな人たちに見せたい景色の意味を説明した、文章、デザイン、プレゼン力、行動力、愛情を兼ね備えた1ファンの素晴らしいツイートが拡散されて、すごい勢いで10万いいねは達成された。

本当に素晴らしいツイートだった。私ももちろんそうだったし、たくさんの人たちが心を動かされたことは容易に想像できる。

本来の目的はCDが売れてみんなHAPPYになること

さて、10万いいねはプロモーションなのだから、それでCDは売れたのか?売れる方向に舵を切れたのか?ということなのである。
プロモーションをした→CDが売れた、という図式が成り立たなければいけない。

そもそも「俺たちとみんなでA.B.C-Z」なので、ゲームの世界に入る前から私たちはA.B.C-Zのパーティーの一員なのである。

そう、もともとみんなが仲間なのだ。
それなのに、新しい仲間を増やすゲーム(プロモーション)を通して、もともとのパーティーが傷ついたらダメなのよ、とここで気づくのである。

私がこのことについて考え始めたきっかけは「もっと他のやり方はなかったのかな?」というものだった。
Twitterをやっていないけど、優しく豊かにA.B.C-Zを応援している素敵な方の顔が浮かんで、あの人を置いてけぼりにしていないか?と思った。

それで、業界のことは分からない私なりに「どんな会議をしたら、あのプロモーションをやろうという結論を導くのだろう」と一生懸命考えた。仕事中に。
全く関係のない資料とそれらしい画面(エクセル)をPC上に開いて、さぞ難しそうな顔をしていただろうと思う。ごめん上司、でもやることはやったよ。

よくよく思い出してみると、10万いいねのミッションは最後まで行かないと与えられない。

10万いいねは10万人がゲームをプレイして成り立つと考えられたのではないのかな?
A.B.C-Zのパーティーに入るという、擬似恋愛ならぬ、擬似「俺たちとみんなでA.B.C-Z」を味わって欲しかったのかな?

A.B.C-Zのことを知れば、とっても良い子たちだってことも、パフォーマンスが特上だということも、分かる。
そして、私がそうであるように、彼らを応援することによって自分自身が幸せだと感じることが増える。
A.B.C-ZのCDを買ったら幸福度が上がりますよ、とファンの言葉で伝える機会を作ったのではないのかな?

だから、それをスムーズにできるよう、ステージクリアごとのツイートは文章を作ってくれてあったし、MVの良いところ3つ紹介はテンプレートが準備されていたのでは、と思い至った。

俺たちこれから何ができるのかな?

もしかしたら、私たちはクラスの中の気の合う仲間内だけでA.B.C-Zのことをおしゃべりしていた状態だったのかも知れない。

それを「校内放送でも伝えてもらえないかな?」とポニキャ先輩から頼まれた。「初めはドキドキしちゃうかな?こんな感じのテンプレートに当てはめてくれたら良いんだけど?」と3つだけ発言するように促された。

だから、きっとこの次は私たちが自分の言葉で自由に語る番なのだと思う!ハッシュタグをつけて!

ポニキャ先輩がして欲しいこと?

一緒に「#ABCZダンジョン」を見た後じじいは言う。

「おぬしらはこんなにも愛に包まれておるのじゃ」

つまり「#ABCZダンジョン」を見たらA.B.C-Zが「こんなにも愛に包まれているんだ!」と感じる検索結果にしておいてくれよ!ってことじゃないか!
ここで言う「おぬしら」はA.B.C-Zだからね!

いやー、じじい、難しすぎるわ。
今回「直接言ってくれないと分かんない!ぷん!」なこと多いわ!楽しいから良いけど!でも仕事が忙しい時期だったら、そうも言ってられないと思うから、やっぱりぷん!ってことにしておく。

みんな、肝心なアルバムの話、してなくない?してっ!

10万いいねに気を取られてなのか、アルバム本体、中身の話をしている人がいつもより少なく感じた。

A.B.C-Zの物語の中で意味を持つ歌割りの考察とか、歌詞とリンクする彼らの物語とか、ファンが語っているのを見聞きするのは本当に楽しい!
ビジュアルや特典についても、あーだこーだ言ってるの聞きたい!

自分だけでは気づけないことを共有してもらうことで、もっとA.B.C-Zの魅力を感じ、もっと好きになるということをリリースの度に体験してきたので、それがあんまり目につかなかったのが寂しかった。

もしや10万いいねのお願いとお礼で疲れてる?
今から語って!ねっ!オネシャス!

A.B.C-ZのNEWアルバム『CONTINUE?』について、「#ABCZダンジョン」のハッシュタグをつけて感想をツイート

私たちがすることは「これだけ!簡単!」って話なのかな、と思う。
このハッシュタグを辿って行けば、A.B.C-Zやアルバム『CONTINUE?』の良さがわかる
→買いたいと思う人が増える
→CDが売れる!って流れになるのかな。

これからはポニキャ先輩のアシストがなくても、ファンで盛り上げられたら良いかな!

斜め上から来る感じ、どうだった?

今まで斜め上から仕事が決まるA.B.C-Zを見て喜ばされてきたけど、今回はA.B.C-Zにとって斜め上から来た流れじゃなかった?と思う。

どうだった?多分私たちが味わわせてもらっている感覚と近いんじゃないかと思うんだけど?って聞いてみたい。
インタビュアーはもちろんあの素敵ツイートをしてくださった方です。
1:5でどうぞ。後でお話の内容を共有してもらえたら嬉しい。

それでも言いたいこと

結局ポニキャ先輩の意図を考えるのに、一旦モヤモヤを通過してしまったので、もっと、なんか、こう、ね、あったかなーって思う。(代替案はない素人)ファンは「いえーい!」だけで過ごさせてもらえたら嬉しいです。

でもそれも含めてA.B.C-Zとその周りって感じがして愛おしいとか思っちゃう。

ま、何にせよ、これからもA.B.C-Zのことを応援します!

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