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【武藏野MTG會】第4回開催レポ~無盡杯+二次会〜【レガシー】

6月3日(土)、曇天。
埼玉県朝霞市の市民会館ゆめぱれすにて、第4回武藏野MTG會を開催いたしました。

レガシー3回戦(+上位SE)をメインイベントに、その後はフリプや二次会などを通じて、レガシーおじ民同士交友を深めました。(いつもの

今回のトピックとして、前回は突発だった二次会が待望の公式イベント化

主催のキャパは氾濫しかけていましたが、今回もなんとか會を無事に終えられましたので、レポを残したいと思います。

1.前日譚→当日譚

前々から思っていたのですが、前日譚、いる?

とはいえ今回は前日からの台風の影響もあり、当日こんな0回戦が発生しておりました。

字がかわいいからゆるす。とくにしんにょうがよい。

命あってのMTGだからね!
次回もあるからね!

こんなわけで前回チャンプ不在の大会となったわけですが、なんとか集まれた28人での無事開催——
いやいや、まだまだ受難は続く。

DMが阿鼻叫喚

武蔵野線は武藏野會に協力しろ。

会場に集まれていた皆さんにも許可をいただき、30分遅れでの開会に変更。

草の根は臨機応変

こんなバタバタの第4回となりましたが、過去最多の28人ものご参加をいただきました。
急遽送迎車を出してくださったり、快くお待ちいただいたり、全ての参加者の皆さまに心から感謝。

2.メイン大会 無盡杯

レガシーおじ、ストーム27。(総勢28人の意

今回は会場が前回までと異なり、めちゃめちゃ広いお部屋で快適。(会場費はかわいくなかったけれど
初参加の方も多かったものの、30分のタイムラグの間に早速フリプが始まるなど、程よく会場の空気がほぐれて和やかムードでスタート。

台風一過。
——子どもの頃、台風が去ったあとの、少しずつ動き始める街を眺めるのが好きだった。
つらい刻は過ぎ、楽しい刻が始まるという予感が、水たまりのさざめきや梢のしたたりの、あらゆるところに息づいているような——

1回戦のペアリングを告げ、全員が卓につく。

まだまだ若い會だから「初めまして」も多い。
それでも「よろしくお願いします」は変わらない。

無事に集まれたこと、対戦相手がいることへの感謝を忘れずに。
あとは楽しい時間があるだけだ。

①スイス1回戦

私の前に座るのは、2回連続で栃木からのご参加のAkkunさん。行動力の鬼である。
前回は“ギャンブル”土地単を携えていただけに、白スタックスとしては頭が痛い。

というのも、土地単は白スタックスより長いゲームレンジを見据えられる稀有なデッキなのである。
長引かせるのはむしろ相手の土俵に上ることになりかねない。

Game1
《虚空の杯》X=1スタートから《煙突》でのボードコントロールに入り、スス・カウンターを2つまで増量してお相手の盤面を更地に。
普通このままでは維持できなくなってしまうのだが、お相手の第2メイン終了時に《精霊界との接触》の魂力でカウンターをリセットし、ロック完成。

Game2
今度は《虚空の杯》を置く前に代名詞の《ギャンブル》。

当然のように落ちていく《壌土からの生命》。お前…
さらに悪いことに発掘の捲れもよく、《耐え抜くもの、母聖樹》に《暗黒の深部》…

白スタックスとしては、《エメリアのアルコン》が土地をタップインさせて稼ぐテンポに縋るしかない。
《壌土からの生命》が動き出した今、長いレンジではもはや勝てない。つまり《孤独》でライフを与えることも許されない。

まず降臨したマリット・レイジ様に対しては、サイドインした《冥途灯りの行進》でお帰りいただく。
次の次のターンに再誕したマリット・レイジ様に対しても、《精霊界との接触》でお帰りいただく。
こうしてなんとか切り拓いた突破口。2つの《Maze of Ith》に手を焼きながら、執政官2人とならず者トークン1人が駆け抜けた。

あいチャン 2ー0 Akkun

一番卓では、動画投稿界の「兄貴」ことAHEさんと、ゼスト所沢勢の「兄貴」ことらいくさんの兄貴対決。

AHEさんは前回同様の”ドロマー”ブリンク。エスパー?ナニソレおいしいの?
一方のらいくさんは、nic fit軸のレクターカルス。カルス?ダレソレテキスト確認ヨロシイデショウカ。

Carthalion(カルサリオン)改め、
獅子のカルス/Carth the Lion(カルス・ザ・ライオン)!

プレインズウォーカーと呼応する能力はレクターデッキと相性抜群。
実はこの日の會が始まる前にも《ヴェールのリリアナ》と組んで悪いことをしているのを主催は目にしていたのだが、果たして。

Game1
後手のらいくさんは《陰謀団式療法》からスタート。
公開される見慣れぬカード。

明くるターン、すぐにその真価が発揮される。フェッチランドを2枚使うと、そのまま《帰寂からの帰還》をキャスト。
摩訶不思議、フェッチランドが戦場に舞い戻り、らいくさんの使う《老練な探検家》もびっくりの一方的なマナ加速に。

さらにお次は《熟考漂い》に《護衛募集員》。
次から次に湧き出る“cip”生物の連鎖。これはワンサイドゲームか。

しかし、そうならないのがMTGの醍醐味。
4マナに到達したらいくさんは満を持して《競技場の首長》を送り出して間髪入れずに生贄に捧げると、《戦慄衆の将軍、リリアナ》天野先生ver.が降臨。

続けざまに手札からは《ヴェールのリリアナ》まで。
その驚異的な盤面制圧力で生物は薙ぎ払われ、天秤が反対に傾く。

しかし、《護衛募集員》で後続を周到に用意していたAHEさんはすぐに盤面を復旧し、キーカード《魂寄せ》を送り出す。

この恒久的な“ブリンク”による《スカイクレイブの亡霊》と《孤独》の戯れが、いつしからいくさんの盤面を綺麗に掃き去った。

Game2
《ニッサの誓い》《森の知恵》と展開して出力を上げたいらいくさんに対し、AHEさんはそれぞれ《陰謀団式療法》と《不毛の大地》+《帰寂からの帰還》で対応。望み通りの展開を妨げていく。

さらなる《スカイクレイブの亡霊》や《悲嘆》といった脅威こそ《剣を鍬に》を絡めて耐えるらいくさんであったが、その頃にはAHEさんの戦場には6枚の土地が。《護衛募集員》の時間である。
募集に呼応した終わらない行軍が、盤面になだれ込んだ。

AHE 2ー0 らいく

②スイス2回戦

2回戦、私のお相手はスギ(深鳥)さん。
毎回参加してくださっている馴染みの顔であることに加え、同じゼスト所沢勢でもある。こちらの戦術は完全にバレている。

Game1
そうは言っても、不器用なデッキ故、やることは変わらない。
《冠雪の島》→《思案》から入られる嫌な展開だったが、《エメリアのアルコン》でタップインさせたフェッチランドに《不毛の大地》を突き刺して計算を狂わせて。

Game2
《ウルザの物語》から盤面を作りつつ、《氷牙のコアトル》を出したにもかかわらずデュアルランドを連続で並べていたところに、今ひとたび《不毛の大地》を突き刺して。

先日の鉄線さんとのクイズ企画で全然当てられなかった《魔の魅惑》をきちんとケアしながら、最高の立ち回りを見せられた。

あいチャン 2-0 スギ

他の卓では、皆勤賞のとってもグーさんと初参加のこみねんさんが対戦。
ご存知ない方のために、こみねんさんはMUDや茶単スタックスの正真正銘のスペシャリストでございます。チェックしておけ!

互いに取り合ったGame3、とってもグーさんは《ドラゴンの怒りの媒介者》、こみねんさんは《ウルザの物語》の構築物トークンと《トーモッドの墓所》を堅持。
とってもグーさんの置物破壊やカウンターによって、互いに少しずつリソースを削り合う展開。

本来クロックパーミッションはこのままではリソースが尽きてくるのだが、昨今のデルバーは墓地さえもリソース。
想定していたより一手早い5/5《濁浪の執政》の着地。
次のターンに、手札の《難題の予見者》が処理していたはずの。

MUDの大型生物ならともかく、今回こみねんさんが握る茶単スタックスに、この不埒なドラゴンと張り合い、巻き返せるカードは少ない。
同じくスタックスを握る者として、痛いほどつらさがわかる盤面なのだった。

とってもグー 2-1 こみねん

対戦が終わると、感想戦が始まったり、もういっちょとフリプが始まったり、観戦が始まったり、各々自由に過ごす。
今回もお菓子の差し入れをたくさんいただき、フードコーナーで一休みしていた我々の間では、むしょくさんの黒枠デュアランが話題に。

「マングース懐かし~とか思ってたらデュアラン黒枠で二度見したわ。」
「黒枠って2マナ出るんだよな、確か。
(出ません。

私はこのゲームにお金の話を絡めるのが大嫌いなんだけど、金額は別として、いくらでもこだわれるのはこのゲームの素晴らしいところだと思っている。

同じデッキをどう回すかと同じぐらい、同じデッキをどう拵えるかは大事なこと。
full foil、full初版、full黒枠フラ語…。かっこいいとはそういうこと。

③スイス3回戦

2-0同士の2番卓。対戦相手はまたまたゼスト勢のわんこさん。
2回戦で隣の卓だったため、デッキもわかっている。このマッチも長引かせると不利になりかねない。

Game1
こちらの《ウルザの物語》プランに対し、お相手は《語り部の杖》による守りのプラン。

ここで、置物によるスタックスプランを捨ててでも、《ウルザの物語》2枚を使い倒すストンピィプランに方向を定める。
1対1での対処はされながらも、《ウルザの物語》アドバンテージ差分で狙い通りの押し切り。

Game2
サイドインの《選定された平和の番人》がダブっていた《語り部の杖》を牽制する間に、マナとテンポの両面から縛って寄り切り。

容易にこちらのゲームレンジについてくるバントコンは、土地単と並びスタックスの鬼門。
それを見越した構築と動きでなんとか乗り越えることができ、確かな手応え。

あいチャン 2ー0 わんこ

他の卓に目を向けると、ハナさんとスギさんが息詰まる攻防。
捌き合いの末にハナさんの黒単から戦場に躍り出るのは、5マナ3/2畏怖

この古えのキーワード能力が、まあ止まらない。
相手の場に《氷牙のコアトル》がいようがなんのその。

瞬く間に残ライフ1まで追い詰められたスギさんも覚悟を決める。
幸いにして《魔の魅惑》は設置済み。

まずは《悪意の大梟》が果敢に飛び出し、これは《疫病を仕組むもの》の鳥指定によって即座に墓地へと旅立ったが、置き土産にワンドロー。
そこからもう一丁《渦まく知識》——

——見つかった。《自然の怒りのタイタン、ウーロ》

圧倒的なアドバンテージ獲得力による土俵際からの〈脱出〉劇。
その後、威迫生物&接死生物とタイタンの睨み合いとなったが、引き分けも見え始めた頃、遂に勝敗が決する。

その手から零れ落ちたのは、《アーチリッチ、アサーラック》
《魔の魅惑》がハナさんを飲み込んだ。

スギ 2ー1 ハナ

④準決勝

1番卓。
スイス1位・トークン(ヤギ)さんと、スイス4位・タビ丸さんによるスニークショーミラーの開演。

Game1
ミラー特有の、淡々と土地を置き手札を整える展開。
先に動いたのは後手のたび丸さん。《水蓮の花びら》を保持しつつ、《騙し討ち》をキャスト。しかし、これは《Force of Will》に阻まれる。

すると今度はトークン(ヤギ)さんが、《水蓮の花びら》を保持しつつ《騙し討ち》。
これが通ってしまうと、即座に花びらは舞い散り、《引き裂かれし永劫、エムラクール》が舞い降りる。

女神の一掃を拝む前に、たび丸さんは自ら盤面を片付けた。

Game2
やはり先ほど同様に、序盤は静かに手札を整えていく両者。
…先に動いたのは、先手のたび丸さん。《実物提示教育》を《Force of Will》で押し通す。
互いの戦場に《グリセルブランド》が並び立つ。

たび丸さんはここで果敢に14ドローを選び、このターン2発目の《実物提示教育》を放つ。
これに対応して、トークン(ヤギ)さんも14ドロー。
《紅蓮破》→《狼狽の嵐》→《Force of Will》→《目くらまし》×2…

この《実物提示教育》をめぐる〈空中戦〉を制したのは、トークン(ヤギ)さん。
ターンを終えて手札を捨てざるを得ないたび丸さんを尻目に、溢れかえる手札から《騙し討ち》をキャスト。

嵐のような〈空中戦〉の後の凪。
たび丸さんの手には、再び飛び立つ力は残されていなかった。

トークン(ヤギ) 2ー0 たび丸

戦いの後、勝者は惜しげもなくその技の粋を敗者に受け渡す。
最高の感想戦。否、むしろ講義と言うべきか。
イベントを主催して良かったと心から思う瞬間であった。

2番卓。
スイス2位・AHEさんのドロマーブリンクと、スイス3位・私の白スタックス。
動画投稿者対決。(1年近く投稿してなくてどの口が言う

Game1
土地のみで返された後手T1に《三なる宝球》。
続く後手T2は《ウルザの物語》を置きつつ《エメリアのアルコン》。
構築物トークンで殴り切るには十分すぎる《Time Walk》。

Game2
またもセットランドゴーのAHEさんに対し、主催は《モックス・ダイアモンド》《モックス・ダイアモンド》《ウルザの物語》からの《エメリアのアルコン》。ヴィンテばりのクソムーブ。
これは《孤独》で即座に対処されるも、続く手は《世界のるつぼ》。
《ウルザの物語》は盤面に、そして墓地には当然《不毛の大地》が仕込んである。

そのまま3マナに到達させず、最後は《煙突》設置で蓋。
このあと二次会終了までしこたま罵られました。

あいチャン 2ー0 AHE

⑤決勝

今回、決勝戦は動画を撮影したので、近年中に動画化予定。
逃げられないように宣言していくスタイル。

🚨🚧決勝アーカイヴ予定地🚧🚨
〔※追記:無事動画化しましたので、ぜひご覧ください。〕

…でも明日事故に遭うかもしれないし、簡易的に文章にもしておきます。(保険

Game1
先手のトークン(ヤギ)さんはT1最速の《実物提示教育》。からの《グリセルブランド》。
《精霊界との接触》を合わせてこれは処理し、マナを攻めて後続を遅らせるも、許した7枚ドローの差は如何ともしがたく。

Game2
先手の主催はT1《虚空の杯》X=1。からの《虚空の杯》X=0。
それから《選定された平和の番人》&《魔術遠眼鏡》で土地を縛り、《エメリアのアルコン》&《三なる宝球》で固め切る。

Game3
主催、後手T1《エメリアのアルコン》→T2《三なる宝球》→T3《煙突》。
対するトークン(ヤギ)さん、先手T4《実物提示教育》で《引き裂かれし永劫、エムラクール》が降臨。
主催、後手T4《ウルザの物語》3章で《探検の地図》をサーチし即起動。
踏破するのは当然—

あいチャン 2ー1 トークン(ヤギ)

……

申し上げます。
第4回 無盡杯 優勝は、主催の「白スタックス」。
※)忖度や茶番ではございません。信じてください。

《煙突》と《世界のるつぼ》によるハメと暴力。
《探検の地図》と《両替機》で手に入れた柔軟性。

信じてきた道が結実し、嬉しさと安堵が半々です。
これで心置きなく、違うデッキで参加できます。

準優勝は、トークン(ヤギ)さんの「スニークショー」。

ミラーを圧倒した力。さすが「神」は伊達ではないのよ。
上にも書いたとおり、感想戦でスニークショーの考え方・回し方の一端をお聴きできただけでも、私の第4回大会は大満足なのでした。
勉強になりました!

ちなみに3位決定戦は、前回・今回のスイスと連敗中で雪辱を誓うたび丸さんを、AHEさんが三たび返り討ちに。

《封じ込める僧侶》をケアせず突っ込んだのを、トークン(ヤギ)さんに咎められるオマケ付き。
こうしてまたひとつ成長を重ねていくのでした。

3.中締め

SEに集中していて全然周りに目を配れていませんでした。
初参加の方も多い中で、ほとんど話せなかった方がいたのも主催失格でした。

しかし、SE終了をお待ちいただく間にも、レガシーフリプが始まり、統率者の卓が立ち、フリートークに花が咲き…。
私が出しゃばるまでもなく、そこには素晴らしい光景が広がっておりました。

30分後ろ倒しで始まり、さらに初めてSEが2戦となったため、この時点ですでに18時半過ぎ。
子どもの頃も、大人になっても、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうのです。

そうして今回も、結果発表を兼ねた参加賞分配へ。
当會では、順位順にお名前を呼ばれた方から、使用デッキを名乗っていただくシステムを採用しております。

1位は気恥ずかしくて他の幹事から呼んでいただきました。
ごっつぁんです。

以下、第4回無盡杯メタゲーム。
メタゲームブレークダウン(順位順)
・白$t4Ks🏭🥇
・スニークショー🐙🥈
・ドロマーブリンク🌟🥉
・スニークショー🐙
・カーンネコー🐈
・BUGアルーレン🦉
・UBシャドウ💀
・バント杖コン🧑‍🦲
・テゼレットブレックファスト🦑
・マーフォーク🧜‍♂️
・バーン🔥
・"フル黒枠フラ語"BUGデルバー🐛
・ジャンドnic fit💉
・ティムールデルバー🐲
・URデルバー🐲
・スニークショー🐙
・黒単😈
・ハイタイド🌊
・ボロスイニシアチブ🗡️
・ヨーリオンミラクル🕊️
・赤単ペインター🎨
・レクターカルス🦁
・“full foil” UBリアニ🪦
・“full 初版”エンチャントレス🧙
・茶単$t4Ks🏭
・ギャンブル土地単🕍
・8cast🤖
・赤緑アグロ🐍

朝霞のトップメタはスニークショーと、色がばらけた各種デルバー(各3人)。
それにスタックス系、nic fit系、バント系と続いております(各2人)。

次回は私が狙われる首。
0回戦ドロップだけはしないように頑張る所存です。

4.二次会

会場での札遊びも名残惜しいが、ここからが我々のメインディッシュ。
19時20分に会場から撤収し、足早に酒場へ向かう。
(本当はもっとフリプの時間とか取りたかったんだけど申し訳ない

車移動のため別行動で会場へ向かっていた主催の元へ、先発組のたび丸さんから電話が。

氏「(前略)じゃ、洞窟の中にいるからね〜」
何言ってんだこの人…。

写真は食べログより。一部加工。

紛れもない洞窟だわ…
土下座ものの洞窟だったわ…

こうして我々は《混沌の洞窟の冒険者》となったのでした。
ダンジョンみたいで最高!

飲んでもカード談義が尽きぬ生粋の戦士に、大酒喰らいのならず者。
飲んでも尚思慮深きウィザードに、飲まずとも温かく見守るクレリック。
このパーティーには、さまざまな年齢や経歴、立場の者たちが集まっている。

本名を知らなくたって、平日の姿を知らなくたって、性癖だけはわかり合っている。
大人になっても、性癖の話こそ最高に盛り上がれるのだ。
※編集注:MTGの話です

話は尽きず、気がつけば21時45分の撤退時刻に。
光陰矢の如し。

最後、主催はなんとか胴上げだけは回避し、一本締めで景気よく解散したのであった。

(ならず者どもはこの後、三次会もお楽しみだったようです。元気はいいこと。

……

勝利も敗北も、どこかに明確な理由があると私は考える。
事故とか運とか、そんな些細なもののせいにしていたら成長はない。

事故ったなら、引きたいカードを引けなかったなら、それは自分がどこかで誤ったのではないだろうか。
そう考えられれば、まだまだ成長できるはずだ。まだまだ楽しめるはずだ。子どもの頃のように。

私自身は、前回大会でのクロモ型白スタックスの試行(と失敗)を経たからこそ、今回のネクストレベルのダイア型白スタックスに辿り着けたのだと信じています。

確かに犠牲は払ったけれど、無駄だったとは思いません。
それは、本当に大好きなデッキだからでしょう。
そのぶん、つらいことも多いけどね。

5.次回予告

次回ですが、7月29日(土)の開催となります。
偶数月開催はどうした。第三土曜開催はどうした。

夏休みとあってか、8月は予約取れませんでした!
重ね重ね申し訳ございません!

募集及び詳細の告知につきましては、7月中旬に私のTwitterアカウントでさせていただこうと思っております。

※)尚、会場定員の関係で、応募者多数の場合は募集〆切後に抽選とさせていただく可能性があります。何とぞご了承ください。
特に次回は会場が狭めとなります(朝霞市産業文化センターで、最大36人の部屋)。

末筆ながら、ご参加いただいている皆さま、興味を持ってくださっている皆さま、今後とも当會をどうぞよろしくお願いいたします。

(了)

〔附記〕
本記事をお読みいただいた中にモダンプレーヤーの方がいらっしゃれば、7/29(土)は東村山市で真珠亭さん主催の「真珠亭例会」がございます(レガシーとモダンの交互開催。7月はおそらくモダン大会)。
数年前の私のMTG復帰の場になった会であり、真珠亭さんを慕って優しいプレーヤーが集まる和やかな会となっておりますので、是非ご検討ください😌

また、第4回武藏野MTG會にもご参加いただいた斑鳩さんは、狭山市のカードショップディスクさんにて、毎月第2土曜に「彼の地きずな杯」(レガシーや5Kモダン等)を主催してくださっています。
予約なしで飛び込める大変有り難いレガシー大会ですので、次回は6/10(土)→7/8(土)、奮ってご参加ください😌

最後に、当會の第2回チャンプでもあるハナさんは、同じ朝霞市でFaB(Flesh and Blood)の会を主催していらっしゃいます。
ご興味がある方は是非チェックしてみてください😌