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宮古島出張レポート:現場主導で進化するTHAの「AI社長」
私たち、THAの「AI社長」は、徹底的にお客様の声に耳を傾け、日々進化を続けています。今回、当社は塗装メーカーが運営する次世代ハイブリッド塗料のFCブランド「PAINT LINE ジャパン」の宮古島視察に同行しました。この記事ではTHAの宮古島視察の様子をお届けいたします。現場の生の声を聞く貴重な機会になりました。
宮古島:塗料の極限テストフィールド
宮古島は、東京と比べて塗料の劣化速度が3倍も早いという特徴があり、塗料の耐久性を試す絶好の環境です。強い紫外線、高温多湿な気候、そして海からの潮風が、建物の外装に過酷な負荷をかけています。
宮古島屋外暴露試験場の試験体見学
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視察の第一歩として、宮古島屋外暴露試験場の試験体を見学。宮古島屋外暴露試験場は、国際規格〔ISO/IEC17025〕に適合した品質の試験を実施する第三者試験機関です。
これらの試験体は、宮古島の過酷な環境下で長期間暴露されており、塗料の耐久性を科学的に検証するためのものです。
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特に印象的だったのは、海に面した試験体の驚くべき耐久性です。塩害の影響を受けやすい環境にもかかわらず、特に「PAINT LINE ジャパン」の塗料は優れた耐性を示していました。
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現場視察:海辺の公衆トイレ
視察の中心となったのは、海沿いに建つ公衆トイレ施設でした。この施設は「PAINT LINE ジャパン」の塗料が実際に使用されており、その性能を直接確認する絶好の機会となりました。
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現場に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは、建物の外壁の鮮やかな白さ。塗装から5年以上が経過しているにもかかわらず、色あせや黄ばみはほとんど見られません。
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微細なひび割れや塗膜の劣化がないかを詳細にチェック。水を使うだけで汚れがすぐに落ちるメンテナンス性の高さにも感動しました。
お客様のみなさまとの交流
視察の締めくくりとして、「PAINT LINE ジャパン」のスタッフ、塗装業界のみなさま、そしてTHAのチームが一堂に会し、交流会を開催しました。宮古島の名物料理を囲みながら、和やかな雰囲気の中で活発な意見交換が行われました。
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THAのメンバーたちは、塗装業界のみなさまの意見を熱心に聞き取り、塗装業界の理解を深める貴重な機会になりました。技術責任者の加藤は「現場の声をこれほど直接聞ける機会は貴重です。一番現場に足を運ぶエンジニアになりたいと思います。今日の学びを必ず反映させたいと思います。」と意気込んでいました。
お客様の声が進化のカギ|お客様ファーストのTHA
栃木県で外壁塗装業を展開する株式会社十文字の十文字社長は、AI社長を愛用してくださる企業です。宮古島では「AI社長」についても議論する機会に恵まれました。
十文字社長は、「AI社長」について次のようにコメントしてくださいました。
当初は単純な興味本位での利用でしたが、今では口コミへの返答の下書きの作成など、実際の業務で活用しています。特に、口コミ返信のレビューが不要になったのは大きな進歩です。
さらに、十文字社長は今後の展望について語ってくれました。
現在の業務プロセスにどんどんAI社長を組み込んでいきたいですね。例えば、一週間の目標設定と振り返りの管理。現在は紙で行っていますが、これをAI社長で管理できれば効率が上がるでしょう。また、営業担当者のレベルに応じて回答を出し分けられるようになれば、さらに使い勢力が良くなると思います。
株式会社十文字の社員である高田さんからは、AI社長の具体的な利用シーンと改善点について貴重なフィードバックをいただきました。
主に口コミへの返答で使用しています。社長ならどう答えるかがすぐに返ってくるので、とても助かっています。ただ、1つの質問に対して10もの回答が返ってくることがあります。内容は確かに十文字社長に近いのですが、新人にとっては情報過多になる可能性があります。この点は改善の余地がありそうです。
THAは、このような現場からの声を真摯に受け止め、AI社長の継続的な改善に取り組んでいます。お客様に寄り添い、現場の一次情報を積極的に収集するTHAのマインドは、AI社長の進化を加速させています。
今回の宮古島視察も、まさにこの姿勢の表れです。実際の使用環境を自らの目で確認し、地域特有の課題を肌で感じることで、より実践的で価値あるソリューションの開発につながっています。
この姿勢は、お客様からの信頼度向上につながるだけでなく、THAの社員にとっても、最新技術を実際のビジネスニーズに合わせて進化させる醍醐味を味わえる機会となっています。
さいごに
AI社長は、単なる技術革新にとどまらず、人間の知恵と経験を効果的に活用するツールとして進化を続けています。今回の宮古島視察で得られた知見は、AI社長の次なる進化の糧となるでしょう。
THAは今後も、お客様との密接な関係性を維持しながら、現場の声に耳を傾
け、AI社長をより使いやすく、より効果的なツールへと発展させていきます。
技術と人間の知恵が融合する現場に立ち会えることは、私たちにとって大きな喜びであり、同時に責任でもあります。AI社長の進化は止まりません。