見出し画像

形にする力をつけよ

どうも、2027年に武道館ライブをするREON(れおん)です。

今日は珍しく、仕事系の話をしていきます。

まず、僕のキャリアについてざっくり書きます。

僕は新卒でBIG4監査法人に入り、会計士として約3年勤務しました。

その後は、全く畑が違うIT領域で起業し、約5年間経営した後に事業売却。

次に2社目の会社をシンガポールに設立し、約2年経営し大失敗。

現在は、週の半分くらいは個人で中規模から大規模の会社のお手伝い、残りは武道館ライブ実現に向けてアーティスト活動などをしてます。

僕の活動の詳細はこちらをご覧ください。

キャリアの大半が会社を経営していたので、マネジメント側にいることがほとんどでした。

その領域も多岐に渡り、プロダクト開発、マーケティング、セールス、CS、人事など複数のチームをマネジメントする必要がありました。

部署や職種、年齢や性別などが異なる多種多様な方たちと仕事をするなかで、優秀な人の共通点というのが見えてきました。

そのすべてをこの記事で書くのはしんどいので、これから小出しにしていきますが、今回はそのうちの1つを共有します。


大きな手戻りの発生をまず潰す

企画や設計など、上流工程のタスクはどうしても抽象度が高くなりがちです。

その際に最も怖いのが、認識のずれによる手戻りの発生です。

Aという物をBという場所に置く、くらい単純なタスクであれば、認識のずれは起きません。

しかし、例えば、プロダクトにユーザー同士がDMできる機能を追加する、みたいなタスクの場合、めっちゃいろんな論点が含まれます。

  • ユーザー同士だったら誰でもDMできるのか、それともフレンドのような特定ユーザーのみが可能なのか

  • ファイルの添付は可能なのか否か

  • 送付したメッセージは削除できるようにする必要があるのか否か

  • DMへの導線やUIをどうするか

  • 不適切なメッセージがあった場合の対応をどうするか

  • メッセージの通知音は必要か、どんな音にするか

  • 新着をどのようにユーザーに知らせるのか

  • メッセージはサーバーにいつまで保存するのか

などなど、挙げ出すとキリがありません。

プロダクト開発の場面では、プロダクトマネージャーが上記のような論点をつぶして仕様を整理したうえで、簡単なUIのスケッチにまで落とし込み開発チームに渡すべきです。

これができるプロダクトマネージャーは優秀で、認識をできる限り揃え、実装後の手戻りを減らします。

ですが、そうじゃない上司がほとんどではないでしょうか。

ふわっと、DM機能を追加して!みたいな。

これは極端かもしれませんが、プロダクト開発に限らず、具体的なイメージにまで落とし込み、タスクを渡せる人は少数な印象です。

じゃあ、ふわっとしたタスクが回ってきたときに優秀な人はどうするか。

さっきの優秀なプロダクトマネージャーがやっていたことをやるわけです。

完成イメージをラフスケッチでも、Excelでも、パワポでもなんでもいいので、着手後すぐにさくっとつくって、依頼者にこういうイメージですかと確認するわけです。

まず最初にゴールの認識を揃えることで、依頼者は安心してその後を任せることができます。

完成イメージというのは、タスクによって様々で、絵の場合もあれば、試算した数字の場合もあれば、インタラクションを伴うプロトタイプの場合もあります。


形にする力をつけよ

まとめると、僕がこれまで一緒に仕事をしてきて、優秀だなと思った方は、デザイナー、エンジニア、マーケター、セールス、クリエイティブディレクター、など職種問わず、形にする力がとても強いです。

ビジネスマンは職種問わず、Figma やcanvaなどで簡単にラフスケッチできるスキルが必要だと思います。

なぜ職種問わずかというと、形にする力は先ほどのプロダクト開発のような社内コミュニケーションのみではなく、社外コミュニケーションでも効果を発揮するからです。

例えば、商談をする中で、相手からの質問に対し、その場でパパっとこういうイメージですとか、例えばこういうイメージだといかがですか?と絵として提案できると、相手の信頼を得やすいですよね。


最後に、形にする力がある人には、認識がズレたら自分の責任である、という自責思考が根底にある気がします。

これは依頼の出し手の立場でも受け手の立場でもどちらでもです。

伝わらなければ自分の責任、汲み取れなかったら自分の責任、そういう思考があるからこそ、形にして自ら認識を揃えにいくのです。

認識がズレたとき、こんだけ言ってるのになんでわからんの?とか、なんでちゃんと伝えてくれへんの?と思っていませんか?

そんなこと考えてても建設的ではありません。

自分から揃えにいきましょう。

その際に形にする力は強力な武器になります。

以上!

なんと1週間毎日note更新できてます!!

それではまた明日!


オフィシャルサイトはこちら👇

REONの最新情報のお届けはこちら👇

質問やリクエストはこちら👇


ここから先は

0字

ファンプラン

¥480 / 月
このメンバーシップの詳細

よかったらサポートおなしゃす!いただいたサポートは全てアーティストとしての活動に活かします!