IEOコインが下がる理由を考えるポメラニアン
FNCTの失敗からIEOを考えよう
終戦
前回の記事を読んでくれてありがとうポメ~。
上場後のセカンダリトレード記録を書いていこうと思ったけどもうトレードしてる人もいないだろうし、参考になるかは疑問だったのでFNCTがなぜ下がったのかを考えていくポメ。
現在のFNCTの価格は上場後につけた安値を更新して約0.2円ポメ。上場時の最高値は3.1円、頂点から93%の下落になっているポメ。売り出し価格は0.41円に手数料8%が追加された0.45-0.46円だったので当選者もholdしていると半値いかになっているという状況ポメね。
売り出し価格より上を保てたのは約一週間だけポメ。取引開始からそろそろ2カ月たつけれど、成功というには程遠い結果ポメ。
この価格の低迷にはいくつかの原因があったポメ。
堀江モバイル事実売り
誠意売り
僕はこの2つの出来事が最大の問題と考えているので、それぞれに焦点を当てて当時の状況を思い出しながら解説していたいと思うポメ。
売り出し後のイベントはいつするべき?
思惑と事実売り
1番目に書いた堀江モバイルの事実売りだけれど、価格に対して1番のターニングポイントになったイベントだと思うポメ。
とりあえず当時の動画があるので見てほしいポメ。
これは上場初日にフィナンシェの國光が堀江モバイルの生配信に登場というイベント配信ポメ。
IEO前からホリエモンがフィナンシェでコミュニティトークン(CT)を発行しており、FNCTの上場日に生配信が行われるということで何かしらの関係があるのではと噂されていたポメね。
噂は事実で、上場1時間後にホリエモバイルの生配信に國光が出演という発表があり利確売りで下げていたFNCTにも買い戻しの動きがあったポメね。
そして動画の26分に、HORIE MOBILEの契約でフィナンシェで使えるフィナンシェポイント(FNCTではない)がプレゼントという事が発表されたポメ。
ここで価格が大きく下落を始めたポメ。事実売りポメね。
なぜ事実売りが発生したのか
事実売りが起きた背景を理解するにはフィナンシェの仕組みを理解する必要があるポメ。
フィナンシェは有名人や企業など支援を受けたい人がコミュニティオーナーになれるサービスポメ
コミュニティオーナーはコミュニティトークン(CT)を発行できるポメ
CTは暗号資産ではないポメ。
CTを買う事でファンはコミュニティオーナーを支援できるポメ
CTはフィナンシェ内で売買することができるポメ
CTはフィナンシェポイント購入できるポメ
フィナンシェポイントは現金で購入できるポメ
フィナンシェトークン(FNCT)はフィナンシェポイントの代わりに使える暗号資産ポメ
これがフィナンシェポメ。訳の分からない事をしていると感じる人がたくさんいると思うポメね。
分かりやすく書き直すと
現金→フィナンシェポイント→CT
現金→FNCT→CT
という2つのフローでCTを手に入れることができるポメ。察しの良い人は気づくかもしれないけれどFNCTというのは実は・・・なくても別に問題ないトークンポメ。
フィナンシェというサイトも仕組みもIEO以前から存在していたものなので、あってもなくてもサイトの運用は実は可能だったポメ。
つまりFNCTはフィナンシェポイントの代替品であるという事ポメね。ただそのままの代替品では意味がないのでいくつかの特典がつけられているというのが特徴ポメ。
ここで重要なのはFNCTというのは他の暗号資産と違い明確に使い道が決められている事ポメ。そしてその使い道はコミュニティに依存しているという事がよくわかると思うポメ。
今までフィナンシェというサイトがパッとしなかった最大の理由はコミュニティポメ。殆どの人はフィナンシェで作られたコミュニティを知らないし、アプリやサイトを使用したこともないと思うポメ。もしコミュニティがMZDAOや大谷翔平のファンクラブなんかであれば一般人にも浸透していたかもしれないポメね。
ホリエモバイルは良くも悪くも一般人に認知されているホリエモンのプロジェクトなので弱弱しいコミュニティと違い、サイトの起爆剤になりうるものだったと思うポメ。
しかし、動画の中で「ホリエモバイルのCTのユーティリティを教えてほしい」という質問に対して何も考えてないので答えれないという場面や、サイトの仕組みを理解しきれていないホリエモンの様子が映し出されたのはあまりにお粗末だったといえるポメね。
コミュニティを作ったりCTの内容を考えたりして勧誘する事には時間がかかることが予想できるポメ。初日に発表された目玉コミュニティの宣伝に失敗したのはトークンへのテコ入れが数カ月は不可能になったと理解できるポメね。この時点で新しく状況を打開できる発表がない限りはトークンの保持は悪手だと感じれたポメ。ここで売った人たちはまだ参加価格から3倍で利益を持ち帰ることができたのでいい判断だったと思うポメ
イベント終了後はリバも無く1度は維持していた1円台も崩れかなり悲惨な価格になってしまったポメね。
思惑の力
ここで対照的なCC1度目のIEO、PLTの当時の状況を振り返りたいと思うポメ
pltは2021年7月27日にieoを行い1度もieo価格を割ることなく現在まで推移してるポメ。
大事なのは上場時のplt運営が特に何も発信していなかった事ポメ。上場直後は情報がないため何故上がってるのか、下がってるのかもわからないまま感覚的なトレードが先行していたポメ。特に初値の利確売りをこなした後は思惑での買い戻しがどんどん発生して数日後には公募価格の22倍をマークしたポメね
前澤友作の資金提供やらメインネット稼働などなど小出しでポジティブニュースを出し続け1か月は高価格を維持し続けたポメ。
新登場のコインというのは基本的に思惑が発生するポメ。○○に上場するかもとか、○○がトークンに関わってくるかもとかポメ。
ただし思惑の力が強すぎれば期待に対する事実売りが発生してしまうし、運営はこの見定めをしながらトークンへのニュースを出していく必要があるポメ。
FNCTの運営はこのコントロールが恐ろしく下手だったと思うポメ。先日行われたNIDTIEOは初値割れはしたものの現在は公募価格を維持しているポメ。今後の運営の活動次第でどうなるかが決まるという雰囲気ポメね。
次のIEOを行う運営さんがもしこれを見ていたら初手大発表をするにしてもタイミングやリハーサルぐらいはしておくのは重要だと思うからその辺を考えてほしいポメ。
IEOに誠意買はないらしい
パートナー持ち分が売られる
堀江モバイルの事実売りやメンディのAMA大失敗を乗り越えギリギリ公募価格を維持していたけれど、とどめを刺したと思われるのは誠意売りポメ。
FNCTには初期分布としてパートナーの持ち分があったポメ。これには暗号資産取引所も含まれていたのでCCはこの部分から売却を行ったと推察されるポメ。
僕はパートナーに暗号資産取引所が含まれているから、下落した際にある程度保有分を守るために買い支えるのではという思惑があったポメ。
しかし現実には出来高に対して重たい量の売却を、IEO割れるか割れないかの水準で行っていたポメ。
当時の取引履歴を再度確認したところFNCTだけでなくPLTでもCCは定量的な売却を行っていたポメ。
PLTの場合あまりこの売りは話題にならなかったポメ。やはり価格が大きく上昇していて出来高もそれなりにあったので目立つほどの影響がなかったのが大きいと思うポメね。
ただしFNCTでの誠意売りは買い側にとってはいつ終わるかわからない売却の恐怖になったポメ。
現在はCCからの売却は止まってるけれどパートナーやコミュニティのロックアップは着々と解除されていて他の見えない売り圧が増えてきていると思うポメ。
PLTも半年間のチームロックアップが解除されてからは価格が重たくなってきてるのが見れるので、IEOのセカンダリはロックアップ解除までが賞味期限といえるポメ。
今後のIEOでもCCで行われる場合はあまり誠意買いには期待しないほうがいいというのが教訓ポメね。
終わりに
皆は今回のIEO戦はどうだったポメ?
うまくいった人もいただろうし、途中乗車で失敗した人もいるかもしれないポメ。
酷いひどいと言われてるFNCTだけれどサービス自体はそこまで悪いものではなかったポメ(サイトもアプリも完成されてるポメね)
ただし価格での大失敗は運営のマーケティングミスが大きかったと思うポメ。今後も国内でIEOが行われるとは思うけれど、この辺の失敗を踏まえて取引所ユーザーやセカンダリトレーダーにもいい体験ができるように頑張ってほしいポメね。
次は書くこともなくなってきたし僕の今までの取引成績でも公開してみたいポメ~
ここまで読んでくれてありがとうポメね
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