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AI競馬予想 エリザベス女王杯反省会

サンドピアリス以来らしい?

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もうこの結果はAIも私も完敗です。エリザベス女王杯で上位3番人気までの競走馬がそろって6着以下に敗れたのは、3歳が出走できるようになった1996年以来初めてで、それより遡っても1989年のサンドピアリアスが勝った時以来(先週の結果分析より)だそうで、もうお手上げですよね。
一緒にAIを作っている友人は前日に「眞子さんの結婚があったから、アカイイト(赤い糸)、コトブキ(寿)テティスの8枠が怪しい」「眞子さんはトキ色が好きらしいが、色合いはピンクに近いな。トキだからアカイトリノムスメか?」と珍しく理系らしく無い事を言っていたが、そんなレベルでしか拾えないレースだったのかもしれませんね。
まあキズナ(絆)産駒のワンツーだったり、3着のクラヴェルも意味はカーネーションだったり、後から結び付ければ何とでも言える感じですがね。(否定はしません。これも競馬の楽しみの一つですからね。)

AI予想は結果として人気馬中心?

私たちが取り組んでいるAIは競馬新聞の馬柱に掲載されているようなファクターはほとんど学ばせています。その外には5代血統表、調教師、騎手、生産者の成績や種牡馬別成績等も含んでいます。(調教内容やウインドファクターは含まず)
オッズは当日朝(9時)の単勝オッズ、複勝オッズを学ばせていますが、機械学習でいう特徴量のランク的に非常に低く、オッズがAIスコアを高くしていることはありません。
ただAIが算出したスコアが0.5以上(3着以内に入る確率が50%以上)の馬の単勝オッズはほとんどが10倍を切っており、単勝人気も低くても5番人気前後ぐらいになっています。

単勝5番人気以内

先週行われた72レース中、単勝5番人気以内の馬が1頭も3着以内に入らなかったのはエリザベス女王杯を含めて2レースしかありませんでした。
現在AIにはオッズや人気に関係なく3着以内に入る確率をアウトプットとして求めていますが、この現実からも個々のファクターを学習して選出された馬は結果として、単純に単勝人気5番人気以内の馬とシンクロしてしまうのは至極当然の流れだと思われます。
以前のバージョンでは単勝オッズ10倍以上の馬の中から3着以内に入る確率を計算させる中穴AIを運用していた時もありましたが、選出レースが2週に1レースぐらいで実用的ではありませんでした。

エリ女は不的中が必然?

私たちはAIスコアが0.5以上の馬が3着以内に入る確率70%以上を目標としています。そうなればAIスコアをチェックして、簡単に馬券の軸が決められますね。目指すゴールがそこに有るので、エリザベス女王杯のような結果は不的中が必然で、2日間で2レースしか出現しないケースを追いかけるよりも、残りの70レースの中で確率高く3着以内に入る馬を探しているのですね。(障害レースは除きますが)
私の予想はAIが選んだ3頭のうちレイパパレを軸として残りの2頭にランブリングアレー、ムジカを加えた3連複でしたが、AIが選んだ3頭の中でレイパパレが最先着でしたので、AIの一番の理解者としては本望でしたね?

ただし福島記念は混戦模様で大変難解に思えましたが、AIは簡単に1番人気のアラタをスコア0.65で1頭だけ選んでいて、結果3着、複勝は180円しかつきませんでしたが、1番人気から5,6番人気ならば3連系で拾えた可能性がありました。現在のバージョンになってから2か月も経過していませんが、もっと現バージョンの特徴を見極めて福島記念のようなレースでは勝負できるようにならないとダメですね。
まあ馬券の勝負は個人の問題ですが、、、


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