AI競馬予想 AI期待値オッズの活用方法 馬券圏内に入るレンジを考える。
的中レンジとは
※AI期待値オッズ=当日午前9時の単勝オッズ×AIスコア
上記の分布図は単勝から割り出した期待値を横軸に、複勝払い戻し金額を縦軸にしたものです。ざっと見てもらえば解る通り、期待値オッズは2倍~7倍ぐらいまでが的中レンジであることが判ります。
複勝の払い戻しと単勝の期待値オッズの組合せに違和感が感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、複勝で期待値オッズを算出すると上限と下限が出てしまって、比較が難しくなるのと、元来このAIには3着に入る確率を考えさせているので的中した複勝の払い戻し額を縦軸にしています。
先日ホープフルS3着のラーグルフのAI期待値オッズが8を超えていたので、直感的にはこれは異常な数値だと感じましたが、分布図を見る限り、的中レンジの縁には在り、可能性はあるが、頻度は非常に少ないことが判ると思います。
結論を言いますが、ホープフルSの再現の可能性は低く、長期的に見ればラーグルフのようなAI期待値オッズの馬は、少し疑ってみるのも良いかと思います。ただAIスコア順位が5位なのでスコア1位や2位からの相手に選ぶのならば、それは一つの選択だと思いますが、本命馬にすることは止めるべきですね。
具体的な活用例
貴方が考える本命馬から相手の馬を選ぶ際に、複数頭の中で迷う場合は、AIスコアの数値、もしくはスコア順位で選ぶのが良いでしょう。(その選択の方が長期的にみれば的中確率が上がるハズです。)しかしAIスコア自体が余り差が無い場合は、まずAI期待値オッズが的中レンジの2倍~7倍にある馬を選ぶのが良いでしょう。
また迷った2頭がAIスコアの数値が非常に近く、AI期待値オッズも的中レンジに2頭共に入っていている場合は本命馬との組み合わせで配当の高い方を選んだ方が回収率は上がるハズですね。(この場合AI期待値オッズは数値が高い馬との組み合わせの配当が高いと思います。)
AIは人間の良きアドバイザーであるべき。
競馬の予想は自分でしないと面白く無いですよね。
AIはあくまでも人間の予想のアドバイザーであるべきだと思っています。
AIスコアに加えて、AI期待値オッズをもう一つの判断材料として活用して下さい。そして自分の選んだ本命馬のAIスコアが高い場合は、あまり迷わずに、人間の予想もAIの予想も万能では無いことを前提にしながらも、少し自信を持っても良いと思います?(AIスコアなりの自信度合いですが。)
以上です。