クソ野郎

クソみたいな
ゲロみたいな
君みたいなクソ野郎
いくらでもいた

クソみたいな
ゲロみたいな
君みたいなクソ野郎
好きだった

爪の禿げたネイルが
あたしのこと
本当を映してる

赤く染めた髪の毛の色落ちの遅さで
あたしの本当が
あなたにバレちゃいそう

綱渡り
あなたまでの命綱は
奈落の底

クソみたいな
ゲロみたいな
君みたいなクソ野郎
いくらでもいる
クソみたいな
ゲロみたいな
君のクソ野郎が
好きだった

人の傷にばかり敏感になった
あなたのこと
表情が映してる

うざったい髪を短くしたあなたの背中で
あなたの本当は
あたしにバレちゃったよ

クソみたいな
ゲロみたいな
君みたいなクソ野郎
いくらでもいる
クソみたいな
ゲロみたいな
君のクソ野郎が
好きだった

抱きしめてあげる
そんな言葉でいつもはぐらかす
あたしのこと何も知らないまま

甘くうまく伝わらない
拙い文章で君と繋がる

クソみたいな
ゲロみたいな
君みたいなクソ野郎
いくらでもいる
クソみたいな
ゲロみたいな
君のクソ野郎が
好きだった