海外在住の子どもたちへ、日本語の歌で遊ぼう♪
海外在住の親子へむけたお歌の会、日本語の歌で遊ぼう♪の愛です。
ご覧頂きありがとうございます。
先日、第2期のグループが終了しました。
子どもたちの笑顔がいっぱいの、親子で楽しい時間になりました。
幼児さんは、手遊び歌が大好きで、ママと向かい合わせになって上手に遊んでいます。
5.6歳さんは一人でお歌を、みんなの前で(パソコンの画面越し)歌って聴かせてくれるようになります。
たくさんのお歌を聴いたり歌ったりしながら、日本の季節の話や行事のこともイラストや動画を使って対話しながら伝えています。
活動のイメージは、幼稚園の表現領域、小学校低学年の生活科のような内容です。
参加している子どもたちは、海外に住んでいても、日本人としての部分があります。
幼稚園や小学校で、自然と現地の言葉を身につけて生活しています。
あるご家庭では、パパとは英語、ママとは日本語、というように使い分けるようになるそうです。
そんな子どもたちにとって、現地で生活する上では日本語は必要ないものなのです。
幼稚園や学校でも、習い事やお友だちとの時間も全て現地の言葉でいいわけですね。
それに、もし大人になって、「親が生まれ育った国のことを知りたい」思ったのなら、英語の文献で日本のことを調べたら出てきます。
言語も、日本語を語学の勉強として学び、身につけることはいつでもできます。
言語の習得は、大人になってからでもできますね。
ですが、日本人として習慣や文化を自然な形で経験することは、子どもの頃に家庭の中で経験するものだと思うのです。
お正月も家族で迎えるものですね。
子どもの日や七五三もそうです。
将来的に日本に住む、住まないは関係ありません。
2カ国以上にルーツを持つ子どもたちが、日本人として当たり前に経験している習慣や文化にふれておくことは、心の拠り所になると思います。
特に成長の過程で自分は何者なのかと、悩んだときにも、影響すると聞きます。
今、海外移住を希望する日本人は増えているそうです。
だからといって、その国の〇〇人になる、のではないですよね。
私は日本で音楽教育の仕事をしていたので、文化的なこと、経験の大切さなどで気づきが多いです。
もちろん、海外生活も楽しみ、文化交流などをして視野も広がりましたし、考え方もガラリと変化しました。
小さく始まったこの「日本語の歌で遊ぼう♪」の活動は、必要としている目の前の親子のために継続していきたいと考えています。
こうして、細々とですが記録がわりにnoteに載せていると、自分の考えを整理したり、変化してきているのがわかって面白いですね。
最後までお読みくださりありがとうございます。
愛