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【新歓担当として学んだこと】SNSの上手さが新歓に直結する
前回書いたものの続きとなっています。ぜひご確認ください。
今回は新歓では必須スキルとなっているSNS戦略について語ろうと思います。
第2章 新歓におけるSNS戦術
新歓においてもSNSの上手さが新歓に直結します。
<前回の振り返り>
新歓は"ビジネス"
商品を買ってもらう流れ=サークルを選んでもらえる流れ
新歓とは下の2つを極めるゲーム
・最初の認知をどれだけ取れるか
・認知⇒関心⇒欲求の流れにおいて離脱をどれだけ小さくできるか
新歓においてSNSは非常に強力なツールです。
なぜなら最初の認知を取ることも、それぞれのステップで離脱を小さくするのもSNSによって可能だからです。
2つの極めれば勝てる新歓の要素をSNSによって2つとも高めることができまます。
2-1. 各種SNSの特徴
それぞれのSNSで得意な領域があります。それを理解したうえで運用をしていくことで効果を最大化できます。
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主に使用するSNSは以下の3つです
・X(Twitter)
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・公式ライン
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(・Lステップ or Lメッセージ)
※Lステップ、Lメッセージは部内に使いこなせる人がいれば運用に組み込めたら良いと思います
2-2 フロントとしてのX、instagram
まず、言わずもがなかもしれませんが、X(旧Twitter)とInstagramではサークルを知るきっかけ(Attention)の領域を担当します。
ここはフロントとなるためとにかく多くの人の目に入ることが大切になってきます。評価する値としてはインプレッションが最重要項目です。
また、XとInstagramは役割が被っています。そのため大学ごとに新歓でよく使われる方1つだけで良いです。
<Xをメインで使用し、Instagramはあまり使用しない場合>
・9枚を使用し1枚の大きな図をメインフィールドで作成し、今年も募集をしていることを伝える
・プロフにXのURLを貼り、そちらで情報発信をしていることを伝える
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<Instagramをメインで使用し、Xはあまり使用しない>
・アカウントは作成しておき、プロフにInstagramのリンクとそちらで情報発信を行っていることを伝える
・固定ポストにもインスタ用のリンクと動画などを載せておく
最悪なパターンは微妙に2つを進めてしまうことです
片方を見た新入生があまり新歓に積極的でない団体なのかなという印象を受けます。
新歓は無数にやることがあります。最初から全て頑張ってしまうと息切れを起こしてしまいます。1学年が5人以下の団体は余裕はないので絶対に片方です。
2-3. 公式ライン
とにかくX or Instagramから公式ラインに流します。
この理由は公式ラインがAIDMAのI(intersting),D(Desier)を高め、イベントに参加してくれる人を高めてくれるのに適しているからです。
直接DMで言ってもらった方が早いんじゃないか?という方あるかもしれませんが、確実に公式ラインをかませた方が良いです。AIDMAを考えてください。
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我々が目指すのはAの段階の人をいかにDやMまで持っていくかです。
その観点から行くと公式ラインで囲えるなら囲ってしまった方が良いです。
直接DMで言うような層はすでにDの段階まで来ています。
Aの人をいかに下まで持っていけるかそこを最優先で考えるべきです。
新歓は"ビジネス"
商品を買ってもらう流れ=サークルを選んでもらえる流れ
新歓とは下の2つを極めるゲーム
・最初の認知をどれだけ取れるか
・認知⇒関心⇒欲求の流れにおいて離脱をどれだけ小さくできるか
新歓とは
離脱をとにかく少なくするゲームです。
公式ラインを登録して毎日案内を見る人
SNSを通してたまに流れてくるサークル情報を見る人
1と2どちらがイベントに参加してもらいやすいかというと圧倒的に1になります。離脱を少なくすることを考えると公式ラインに飛ばすのは有効な戦略と分かるでしょう。
実際に企業でも公式ラインにやたら登録させて来るのはこのためです。(マーケティングではリストマーケと呼ばれます)
また、公式ラインはM(Memory)の部分においても非常に強い力を発揮します。
この辺りについてはまた後程お話します。