私がスイスに会社を作るまで #2
そうだ!スイスに会社を作ろう!
そんなインスピレーションから始まりました。
ヨーロッパの中心であるスイスに会社を作って、そこをHUBにグローバルに活動することを夢見ています。
そしてパーパスは、世界平和です。
この指とまれ〜👆
第2回目もこの指にとまっていただきました皆さま、本当に貴重な時間をありがとうございました。意見交換が活発に行われ、めちゃくちゃ楽しい時間となりました。
永世中立国について
スイスは日本に似ていて、資源が乏しい国です。
山岳地帯なので、天然資源がなく貧しい国でした。
ドイツ、スイス、イタリアという強い国に囲まれた小国。
その昔、国境を巡った戦いが尽きなかった時代。
連合・連盟・共同体などに入ると、戦争をしたくないのに、巻き込まれるという痛い体験を数々して、覚悟を持って、永世中立国として自国で守ることにした。EUやNATOにも加入していません。
常にこまごま、有事に備えていて、自分の家の地下に核シェルターを作る法律があった。国民全員分の核シェルターがあるので、他の国の人が核戦争などで全員滅びても、スイス人だけは生き残れます。なんか複雑。。
徴兵制について
Mさんの息子さんも18歳で兵役。
6人部屋で集団生活して、精神的にも肉体的にも鍛えられます。歯ブラシがさしてあるコップの向きはきっちり同じ方向を向いているし、ベッドのシーツはピシッと整っています。
ゆえに、徴兵制は確実にスイスの人民をつくっています。
日本を外から見てみよう!
日本人は、頭の中はお花畑。平和ボケしているように見える。戦争を起こすのが戦争だと思っているが、起こされるのも戦争のため、常に有事に備える必要がある。
いいものは高い。
材料を海外から輸入して時計産業が有名。デジタル時計が出て、業界が廃れると思ったがなんのその。時計産業は、今もなお盛んです。
金融業界も有名。
フランスから逃げてきた人たちが手先が器用な人が多い。
スイス人は、スイスメイドだと高いお金を払います。クオリティの高いものにお金をしっかりと使うのは、日本人もぜひ見習いたいです。
国産のものがみんな大好きなところは、すごく愛国心が高いんだなと思いました。
人間関係の濃さの比較
スイスの会社では同僚同士で誕生日をお祝いするそう。
でも仕事の後に飲みに行ったりすることはなく、家に5時に帰ってきます。
土日は、職場に行ったら怒られます。
仕事は仕事、家庭は家庭と、キッパリと分けています。
日本は、特に若い人は、会社では薄口人間関係を好む傾向があるそう。でも心の奥底では、濃ゆーい関係性を求めている。ゆえに、サードプレイスが必要になってくるのか。
日本もスイスのように、シンプルに会社と家だけだったら、ゆったりと時間を使えるのに。
4ヶ国語の国ということは?
日本は日本語だけですが、スイスは4ヶ国語。別の言語を話す人たちは仲が良いのでしょうか。
ちょっと国境を渡るとフランス語を話すフランス人がいますが、フランス語はなすスイス人が親しみを持つのは、フランス人ではなく、ドイツ語やイタリア語を話すスイス人。違う言語を話していても、スイス人同士、仲良しなんですね。意外。
ドイツ語を話すスイス人はきっちりしている確率が高いなどあるが、やはり差別などないそう。ちなみに、ドイツ語が話せたら、就職に有利だそうです。
所感
電車に乗るときに、横入りされていた。全然、順番守らない現場を目撃!
そんな1つを切り取って、国の印象が悪くなるのか、もしくは、愛嬌だ、と面白がってもらえるのか、それは人間と同じで、かわいいかどうかなのかな。面白がれた私にとって、スイスはかわいい国だということになる。
ネスレ、IOCなど、いろんな本拠地がいっぱいあるスイスが魅力的。
日本人に比べて、スイス人は愛国心が確実に大きい。
是非是非、見習いたい。
スイスに会社をつくろうとしている私ですが、スイスというユニークな国のよいところを取り入れて、日本をよりよくしたいんだ。だからスイスに会社をつくるんだ、と。私は日本がものすごく好きなんだ、といういことに気づいた今日この頃です。