【自己紹介】元公務員の私が鬱と借金地獄の絶望から抜け出し独立を果たすまで
この記事では自己紹介として私のこれまでの経験についてお話したいと思います。「生きづらい」と感じている人と積極的に繋がっていきたいと思っていますので、少しでも共感された方は是非フォローをお願いします。
職場で息ができなかった——「次は自分の番かもしれない」
また怒鳴り声が聞こえる……。
職場で誰かが叱責されるたびに、私は息をひそめました。
自分が怒られているわけではなくても、聞いているだけで胸が苦しくなる。
次は自分の番かもしれない。
そんな恐怖とともに、毎日を過ごしていました。
公務員はよく安定といわれます。
しかし本当にそうでしょうか。
確かにクビにはなりません。
しかし、日本はそもそも従業員をクビにし辛い国です。
パワハラも結局は組織の中でもみ消されてしまう。
加えて、今の時代に副業が禁止されているのはリスクです。
もう辞めたい。
そう思いながらも、公務員という肩書きを手放す勇気が持てず、ただ耐えるだけの日々。
けれど、そんな私の心は、じわじわと限界へと近づいていました。
人生を変えたくて、騙された——FX詐欺と自己破産
このままじゃダメだ。仕事を辞める勇気はなかったけれど、何かを変えたくて、私はFXに手を出しました。
うまくいけば、自由になれるかもしれない。
そんな甘い期待を抱いていました。
しかし、それは詐欺でした。コロナ渦を狙ったもので、当時は「自動売買で毎日３万円ゲット」などという甘い誘惑を誘うような広告が、youtubeやfacebookに沢山出ていました。丁度ビットコインが３００万くらいの時だったでしょうか。
自分の欲望を抑えきれなかった私は、気づけば1000万円以上の借金を抱え、自己破産することになりました。
プライベートは崩壊し、仕事ではミスを連発。
細かいことが苦手なのに、なぜかどうでもいい細かいことにばかりこだわってしまい、他の人よりはるかにスピードが遅い。
自分の性格すら持て余し、ますます追い詰められていきました。
そして、とうとう私の番がきました。
上司の叱責。
冷たい言葉が突き刺さり、頭が真っ白になりました。
心が折れ、適応障害とうつ病を発症。
私は仕事を辞めました。
どん底からの再生——自分を知ることで変わり始めた
退職後、私は生きる気力を失っていました。
アルバイトをしながら、何件ものメンタルクリニックを受診しました。
でも、どこへ行っても処方薬をもらうだけ。
確かに飲んでいる時は楽になれます。しかし、時間が経てばまた同じパターンを繰り返してしまう。
薬でできることには限界があることに気が付きました。
そんなとき、一人の心理士と出会いました。
あなたはHSP（繊細な気質）であり、アダルトチルドレンの特徴も持っています。
その言葉を聞いたとき、私は初めて自分の「生きづらさ」に理由があると知りました。
なぜ怒られることが怖いのか？
なぜ些細なことで落ち込んでしまうのか？
なぜすぐに疲れてしまうのか？
それには、すべて理由があったのです。
そこから私は、自分の気質と向き合う方法を学び始めました。
どんな状況で心が疲れやすいのか？
どんなときにダメモードに入るのか？
どうすれば、そのループから抜け出せるのか？
試行錯誤しながら、自分を守る術を少しずつ身につけました。
世の中には「嫌われる勇気」や「瞑想」などの自己啓発があふれています。
でも、それがすべての人に合うわけではありません。
私に必要だったのは、「繊細な自分に合った方法」を知ることでした。
この経験から、私は心理学を学ぶことを決意しました。
心理カウンセラーの資格を取得。更に副業を始めました。
セッションを行う中で、「もっと多くの人に伝えたい」と思うようになり、自分が培ってきたスキルを発信していこうと考えました。
そして現在は独立し、カウンセリングやコーチング、HSPの特性を活かした副業のサポートなどを行っています。
生きづらさを抱える人へ伝えたいこと
うつ病や適応障害は、ただの「心の弱さ」ではありません。
それは、脳の病気であり、時に命に関わることもある。心のガンです。
薬で一時的に症状を和らげることはできますが、根本的な「生きづらさ」に向き合わなければ、何度でも同じことを繰り返してしまいます。
だからこそ、私は発信し続けます。
HSPの方が生きやすくなる考え方
「自己受容」の大切さ
繊細だからこそ活かせる副業のやり方
「生きづらさ」は、克服できます。
私自身が、その証拠です。
もし今、生きづらさに悩んでいるのなら、一緒に考えていきませんか？
私の経験が、あなたの助けになれば嬉しいです。
良かったらフォローをお願いします。
HSP×ACの生きづらさに寄り添う｜まーさん (@ai_masan) / X