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Bingアップデート、OpenAI財務状況、SlackGPT発表、Googleの内部文書が流出、StarCoderリリースなど【今日のAIニュース】

今日もニュース盛り沢山です。製品アップデートが多めなので、要点解説しています。ぜひ、意見などはコメントください。

【2023/05/05(金)配信】 AIニュース


Microsoft、Bing chatをアップデート

【重要度】★★★
Bing Chatのアップデートを公開。
主なアップデートは
①画像機能の進化
- チャットで質問すると、チャートやグラフの表示
- チャット上で画像生成ができる(Bing Image Creatorと統合)

画像生成

②チャット履歴、チャット出力
Bing Chatのサイドバーにチャット履歴が表示。
また、Bingとのチャットを外部に出力できるように。
出力形式として即Word形式に出力できるので、windowsのクラウド製品との連携が今後もどんどん広がっていきそうな気配。

サイドバーに履歴

③EdgeでのChat AI機能の強化
Edgeのブラウザを使いながら、Bing Chatを使うことができる。
Bingに〇〇映画をみたいというと映画が再生したり、
PDF要約やメール返信をBing Chatで頼みつつ、ブラウザで作業などできる。

映画を見ることができる

④プラグイン機能
ChatGPTと同様に、サードパーティのプラグイン機能が実装予定
OpenTableやWolfram Alphaは実装確定

レストラン予約がBingで

⑤ウェイトリスト無しで一般公開


Salesforce、企業向け生成AI「SlackGPT」を開発

【重要度】★★
↓アップデート
①AIを自分のやり方でSlackに導入
現在、ChatGPTどのパートナーが作成したアプリを使用して、選択した AI 言語モデルを統合できるが、ユーザーはカスタムで何かを構築したりして、SlackにAIを導入することができるように。
今年後半には、コードを 1 行も書かずに、生成AI を Slack の自動化プロセスに即座に導入できるようになる。

すぐにAI機能導入

②要約や執筆支援などのAI機能
未読メッセージを一気に、必要なときに、チャンネルをスクロールし始めた瞬間に、会話の要約が表示される。

1クリックで未読メッセージを要約

③EinsteinGPT(アインシュタインGPT)で顧客インサイト管理
Service CloudとSlackチャンネルからの関連データを使用して、ケースのサマリーを自動生成することができる。Salesforce Customer 360データから顧客情報にアクセスし、新しいリードや営業プロジェクトの更新をチームに通知することができる。

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