愛されてるということについて
※感情の備忘録として書いてます。あと、文章を書くのが苦手なので大目に見てください。
最近付き合い始めた彼氏がいる。
一人っ子、天然、B型、自由人
これだけの形容詞を見たら、「ああ…付き合ったら振り回されそう」って思った方へ。
まぁ正直、振り回されてる。自分のしたいことをしたい人だから。
例えば。お昼にカレーが食べたいと1週間前から約束してたのに「うーん、寒いからピザ!」と当日言われ、クアトロピザが宅配された。無惨にもカレーは宇宙の彼方に消え去った。カレー好きな友達が絶品と言ったカレーが食べたかったな〜〜〜!!と思いながらわたしはドミノピザを彼とかじった。
ある時は「今度のデート、自然を感じるところで遊びたいな」と彼が言うので私はデート予定日までの1週間いろんな場所を探した。高尾山や日帰りで箱根はどうか?と提案したが、どうしても彼の琴線に引っかかるものがないらしく、「うーん」と彼は悩んだ末に「よし、サンリオピューロランドに行こう」と言いだした。わたしが仰天してるうちにチケットは購入されていた。自然はどこに行った?人工物だらけの建物の中でわたしはポムポムプリンと彼とスリーショット写真を撮った。ポムポムプリン可愛い。
まぁこういうことが度々発生しており、わたしの意見は悪気なく却下されることが多い。「君はとても心が広いね。よく付き合ってられる」と友人に言われて「は!確かに!!」と過去を振り返った。
でもなんでか嫌な気持ちにならない。
それは多分、「彼がわたしを愛してくれている」と日頃から感じているからだと思う。
彼と家デートの途中、わたしはついつい居眠りをしてしまった。しかも寝息をかいてた。最悪だ。死にたい。ふと時計を見たらおそらく15〜20分ほど居眠りをしてた。そして、デートを中抜けして友達と会う約束をしていた。もう家を出なくちゃいけない時間だった。
わたしは慌てていて、すぐにコートを着て家を出て行った。「わー!寝てた!行ってくるね」とだけ言って出かけた。「行ってらっしゃい」と彼は見送った。
外に出てから気がついたが、あの居眠りしていた20分、彼はずっとわたしに肩を貸してくれてた。しかも私が起きなかったということは少しも動かさないように配慮してくれていた。いつ起きるかも分からないのに。そしてわたしは慌てていて「ごめんね」も「ありがとう」も言わずに出て行った。
なのに彼はいつもどおり「行ってらっしゃい」とにこやかに言ったのだ。
友達との用事を終えて家に帰った後も特に居眠りのことについては言及されないしなんならわたしが食べ散らかしたものも片付けてくれていた。片付けてあげたよ!とか恩着せがましく言うこともない。
誰かのために何かをしてあげると「こんなことしてあげた!」と言って手柄を主張する人って世の中にはいる。恩着せがましいなと思う。「ありがとう」待ちの姿勢が嫌だ。だったら何もしないでいてよ、とさえ思ってしまうこともある。だけど彼は一切そういうことは言わない。自分の苦労を人に言うことはないし、きっとやりたくてしてるんだと思う。なんせ、自由人だから。自分のしたいことだけをやる。そう言う人。
彼は自由人だけど、無性の愛をその体に備えている人なんだと思う。
不器用だけど、彼なりに「愛してるよ」ということを発信してくれている。だからわたしはそういう彼からのシグナルを見逃さないことが大事なのかなと思っている。
これから彼とどういう結末に向かうかはわからないけど、日頃の愛情を感知できる女性でありたいなと思う。