終戦の日におもう
妙高市役所1階コラボサロンで開催されている『平和パネル展』に行ってきました。
戦争に関する資料展示の他、妙高市遺族会による戦争に関する、数年前に撮影されたDVDが放映されていました。
そのDVDで戦争体験メッセージを話されていた方が、
99歳の時に、このDVDの撮影をとても張り切っておられ、放送されるのを心待ちにされていたことを思い出しました。
戦地での体験談、
帰郷後、戦争に関するものを全て捨てたこと、
戦争での誉れに価値を感じなかったこと、
ずっと、戦争のことを話さなかったけれど、晩年になって、考えが変わり、自身の体験談を話すようになったことなどを話されていました。
生前、お会いすると、先ず、あいさつがわりのHugをされ
努めて前向きに、元気であるよう、奮い立っていたように思います。
私にも、よく、戦争体験を話してくださっていました。
「みんなが、仲良く、協力し合えば、戦争なんてなくなる」画面の中でのその言葉。彼の生き方そのものに思えてきました。
戦争を経験された彼が、私たちに伝えたかったことをとても感じました。
20数年間、明治〜大正〜昭和の戦争を経験された方々と関わる仕事をさせていただいた中で、戦地や軍事工場、空襲等の多くの方の戦争体験をお聞きしました。
また、認知症の進行により、今までしまいこんでいた『戦争で傷ついた心』が精神症状として出ている方々にもお会いしました。
平和をつくる者となれるよう、夫と共に日々歩んでいきたいと思いを新たにする日となりました。
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