
妙高市議会12月定例会始まりました
12月4日から、妙高市議会12月定例会が開会し、
12月9日産業厚生委員会
12月10日総務文教委員会がありました。
【本会議 初日】
43議案が上程され、
衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査に伴う費用の専決処分
市議会議員、特別職の期末手当 一般職等の期末報酬・勤勉手当などに関する補正は、初日即決で審議され、賛成全員で可決しました。
今まで、会計年度任用職員は、一般職員の給料表の改定があった場合に、翌年4月から適用でしたが、令和7年度以降は一般職員と同様の運用(当該年度の4月に遡及して適用)となります。
令和6年度は、年内の所得額に影響することから遡及適用は行わず、令和7年1月から改正後の給料表に基づく額となります。
所得額に影響する方の人数は、65人とのことです。
今年度から遡及して欲しかった方も大勢いらっしゃることとは思いますが、昨年の事を思うと、一つ前に進んだように思えます。
このことで、非正規雇用で働かれる方の処遇改善がされ、能力を活かして妙高市の為、社会の為に益々能力を発揮して働いて欲しいと思います。
【産業厚生委員会】
条例関係、指定管理者の指定、補正予算について、上下水道局、建設課、福祉介護課、農林課、観光商工課の審査が行われました。
・妙高市組織の見直しにより、上下水道局が建設課上下水道室に変わります。
・都市公園について、遊具は専門業者による点検を行い、撤去、修繕を地区と相談しているそうです。公園の管理が難しくなっていること等から、トイレの老朽化に伴い、撤去して欲しいと言うところもあるとのことです。
・深山の里や大滝荘、自然資源活用型交流促進施設苗名の湯、杉野沢生産物直売施設など、売り上げでの運営は厳しい状況。来客が増えるよう、改善策を一緒に考えていきたいとのこと。
・妙高山麓直売センターの指定管理は、妙高ファームから今年の6月に継続困難の文書が届き、生産者からも今と同様の事業が継承されるのであればいいとの回答あり、令和7年4月から新規でアグリパートナーへ
・高床山森林公園は、水道の漏れなどの老朽化に伴うトラブルもあり、水道管の更新を予定している。
【総務文教委員会】
2件の請願の審査が行われました。
〇「刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正を求める意見書」の提出を求める請願
えん罪はあってはならないことです。再審が行われるまでに非常に長い年月がかかる事により、無罪の方の人生の長い時間が失われてしまいます。
えん罪を無くすために、再審法の改正をすべきと考え、賛成しました。
〇「持続可能な学校の実現をめざす」実効性ある学校の働き方改革、長時間労働是正に係る意見書の採択を求める請願
今年度に入り、部活動時間が非常に短縮され、定期テストがなくなるなど、学習の様子も変わっているなか、児童生徒も保護者も、不安を感じているのではないかと、私は思います。
しかし、社会が大きく変化し、これまでの教科等の学習に加えて新たな学びが激増し、カリキュラムオーバーロード状態になっている事。
限られた時間のなかで多くの内容を学習しようとすることは、子どもも教師も心身の健康を損なうような状態に陥る可能性があることを考えた時に、学習指導要領の内容の精選やそれに伴う標準授業時数の削減等は必要ではないかと考えました。
また、教職員の定数改善。教職員の働き方改革を進めるうえで、教職員の人数を増やすことは、絶対に必要だと思います。
1人の教員の授業時間を減らし、空き時間を増やすことで、授業の準備や事務などを勤務時間内にできるようになるのではないでしょうか。
複数校を兼務している栄養教諭の定数改善により、給食のアレルギー事故が、減らせるのではないかと考えています。
児童生徒の心のケアや保健指導を行う養護教諭が毎日学校にいることはこどもの安心につながると思います。
請願内容の全部を納得できませんでしたが、教職員の働き方改革を推進することが、結果的に教育の質の向上や子どもの命を守る事につながると信じ、賛成しました。
条例関係、指定管理者の指定、補正予算について総務課、財務課、地域共生課、こども教育課、生涯学習課の審査を行いました。
・妙高市組織の見直しにより、係、グループの名称変更あります。
市史編さん作業が本格化することから、生涯学習課の市史編さん室に「市史編さん係」を設置されます。
・奨学金貸付制度は、
県内外の高校に関係なく利用できるようになり、大学院も対象となります。
高等学校等 月額 30,000円以内
大学等 月額 50,000円以内
宮澤一照委員を調査主任として、
「歴史的・文化的資源の保存活用の考え方について」
所管事務調査が行われました。
平成30年にできた「妙高市歴史文化基本構想」に沿って、その保存活用の実態をお聞きしました。
妙高市には歴史的にも文化的にも価値のあるものがたくさんあり、今後も調査をしていくこと、妙高市史編纂に生かしていくことも聞くことができました。
12月16,17日は一般質問
12月19日は議会最終日となります。
ご都合のつく方はぜひ傍聴にお越しください。
#妙高市議会
#妙高市議会12月定例会
#妙高市議会議員
#いわさわ愛
#岩澤愛