無痛分娩が最高だった話
12月9日、出産予定日を4日超えてやっと娘が誕生しました!出産を通しての感想は無痛分娩最高!に尽きるので、無痛分娩のこと中心に出産時のいろいろを書きたいと思います。
無痛分娩を選んだ理由
今回無痛分娩を選んだ理由としては、とにかく痛みを避けたかったから。
自分はそこまで痛みに弱い方ではないと思ってたけど、わざわざ痛い思いをしたくなかったし、お腹を痛めてこその愛…!みたいなことは特に考えてなかったし、無痛分娩できるならしたいな、という感じでした。
今みたいな状況でなければ、地元に帰って里帰り出産を考えていたけど、今だとあまりおすすめもされず、地元だと無痛分娩できるような病院も近くにないので、せっかくだし住んでるところの近くで無痛分娩をしよう!と決めました。
ネットで無痛分娩の話を見ていると、両親から反対された、とか、周りから反対される話も見るのだけど、私の周りは全然そんなことはなく。夫も両親も友達も賛成で、考え方の古い祖母さえも、「あら痛くないなんて良いわね!」と言うほどで笑いました。周りから何か言われても変えるつもりはなかったけど、周りが賛成してくれるのは心強かったです。
陣痛から無痛分娩が始まるまで
私の産んだ病院は、365日24時間無痛分娩に対応してくれる(できないパターンももちろんある)病院だったので、計画分娩ではなく、普通に陣痛を待ってました。けど、お腹の子がのんびりしてるのか待てども陣痛が来ず、誘発分娩の日まで決まったところでやっと陣痛が…!
前日にここ最近静かだった胎動が、すごく激しくて、元気だな〜これはくるか?と思ったら翌朝4時半ごろから陣痛が10分間隔で始まり、病院に電話して向かおうとしたところで破水。7時ごろ病院に到着して入院しました。入院した時はそこまで痛くもなく、これなら無痛分娩じゃなくても良いかも?と考えていたけど、陣痛はそんなものでは全然なかったです、、
お昼になる頃には陣痛の間隔が3分ほどになっていて、陣痛がきてる1分は呼吸をするので精一杯。このとき子宮口が3cm。出産するときには10cmほど開くと言うので驚き。わたしの産んだ病院では、5cmになったら無痛分娩を開始するので、まだ麻酔も始められず、地獄のような時間でした。お昼ごはんを食べるも、3分のうち1分はお箸を置いて痛みを耐え、2分で急いで食べる!みたい感じ。
お昼ごはんを食べてから3時間痛みに耐えたけど、子宮口は4cmほどにしかならず…。麻酔を打ちたいです、とお願いしました。OKが出て、麻酔医の先生呼んできますね〜と言われてから10分ほど経ち耐えられず、ナースコールで、まだですか!!!と急かすほど痛かったです。
麻酔開始と迫られる決断
麻酔医の先生から説明を聞いて、まずは背中に注射…!すごくびびってたけど、陣痛の痛みに比べれば全っ然なんともなかったです。
よくネットとかだと、麻酔の注射をするとき、海老みたいに丸まって、と言われるらしいのでできるか不安だったんだけど、言われなかったな。
15分ほど経つと効きますよ〜と言われたけど、7分経つころにはあんなに痛かった陣痛が、軽めの生理痛くらいになってて感動しました。麻酔が効いたのを確認して陣痛促進剤も開始。
陣痛がきても、違和感があるくらいなので、きてるな〜というくらい。
寝不足だったのもあって、2時間くらい昼寝したりスマホをさわったりして過ごしました。
もうあとはこれで待つだけか〜とのんびりしてたけど、夕方になっても子宮口6cmで進みが悪いね、と…。
取れる方法としては、①麻酔と陣痛促進剤を止めて自然の陣痛に戻してみる②麻酔はままで陣痛促進剤を止めてみる③このまま陣痛促進剤の量を増やしてみる、で、このまま進みが悪ければ、破水もしてるし帝王切開も考えなきゃかな、と言われてだいぶ焦りました。
無痛分娩だと麻酔で陣痛の進みが遅くなってしまうことがあるらしいので、ここはちょっとデメリットだと思います。この状態が長引くと子にストレスがかかって危険ということで、またあの陣痛がきてしまうけど、優先順位は自分の痛さより子の命!と思って一番効果がありそうな①を選んで麻酔と陣痛促進剤を止めてもらうことに。
すぐに麻酔は切れないものの、じわじわと強くなってくる陣痛。1時間ほど経って麻酔前の痛さとほぼ同じになった頃内診してもらうと、子宮口9cmに!判断合ってた〜よかった!!と思うも、陣痛が強くなってきて、これこのまま普通分娩になったり!?と不安になったところで麻酔再開。再び痛みから解放されました。
ついに出産
麻酔を再開したので全然痛くなかったけど、骨盤がじわじわ開いていく感じ。どんどんおしりのほうが押されて、子が下がってきてるのがわかりました。
あ〜きっといきみ逃し(あのテニスボールでするやつ)はこのタイミングなんだな?と思いつつ、自分はうとうとしてたら、20時には子宮口が全開に!
子宮口が全開なのにうとうとできるってすごくない!?とここでもまた感動。
もうちょっとで産まれそうだよ〜と夫や親や友達に連絡しては、その状態でLINEとかできるの!?と相手に驚かれました。
今回は夫のみ立ち合いOKだったけど、本当に産む瞬間だけなのでなかなか呼べず。
子宮口全開になっても2〜3時間はかかりますよ、とのことで結局22時くらいにタクシーできてもらいました。
夫が到着してからは一瞬で、次陣痛がきたらいきむよ〜と言われ、何回かいきむも出てこず。みんなよく褒められてるのに下手なんだな、、とへこみました。結局会陰切開(怖いから会陰マッサージしてたのに)と吸引分娩でやっと子が誕生!
出てきて早速産声を上げてくれて、あ〜本当にお腹にいたんだなあ、と実感しました。
診察では3000gくらいと聞いてたし、予定日超えてたので大きいかと思いきや2800gくらいで小さめでした。とんでもなく可愛い…。
産んだ後は外で計測をしてる子をモニターで見ながら会陰の傷を縫ってもらったんですが、これが30分くらいかかり…どのくらい裂けてるのかめちゃめちゃ恐怖でした。
産んだ瞬間に麻酔は止めたけど、このタイミングも効いてたので全然痛くなくて、それがまた怖かったけど、終始痛い思いはしなかったので良かったです。
出産を振り返って
結局麻酔を開始してからは、一瞬麻酔を止めた瞬間以外は全く痛くなく、麻酔や陣痛促進剤の副作用もなかったので、文字通り無痛分娩でした。
産んだ後も母子共に元気で(今思うと産後ハイもちょっとあった気するけど)、回復も早くて(入院中にこのnoteが書けるくらい)本当に無痛分娩様様!
ネットだと、無痛分娩しようとしたけど子宮口開かず帝王切開とか、麻酔や陣痛促進剤の副作用で高熱が出たり体調が悪くなったり、とかいろいろ見てたので少し怖かったけど、進みが少し遅れた以外は何の問題もなく自分的にはスーパー安産でした。本当にどうなるかは人それぞれだと思うもののこんなパターンもあるよ!ということで。
陣痛開始から18時間かかったものの、痛い時間が短かったのと、合間合間昼寝できたのもあって、つらくなかったし、体力的にとても助かりました。
みんなに頑張れ!と言ってもらったり、出産後はおつかれさま!と言ってもらったけど、自分的にはそんなに頑張らず疲れもせず、ひたすら子を応援してた出産だった気がします。
もし2人目となったときも絶対無痛分娩を選びたい!
産んだ後は寝不足とはじめての育児でそれはそれでなかなか大変なのだけど、別でまた書きたいなと思います。
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