Lightning Motorcycles社がAIを用いた有機モーターサイクルを開発中

カリフォルニアのLightning Motorcycles社は、人工知能（AI）を用いた「有機的」なモーターサイクルの製造を進めています。同社は新しいAutoCADのコンピュータ支援設計ソフトウェアを利用し、生成的AIを使って複雑な部品を、従来の手法よりも短時間で開発しています。

CEOのJoJo Hatfield氏によれば、このソフトウェアはエンジニアがより広範なアイデアデータベースから取り組むことを可能にしており、従来はエンジニアの経験に制限されていた範囲が拡大しているとのこと。特にピボットプロジェクトとして、Lightning LS-218 superbikeの新たな高性能バージョンのサスペンションスイングアームに注目しており、目標はこれをより軽く、より強くすることです。その結果、従来のスイングアームよりも20％軽い"有機的"なマトリクスが得られました。

Hatfield氏はまた、このソフトウェアは基本的なエンジニアリング原則に基づいて訓練されており、既存の製品に基づいていないため、知的財産権の侵害については懸念がないと語っています。

この新しいスイングアームを使用した最初のバイクは今年の終わりまでに販売開始予定で、同社は今後もこの生成的AIシステムの利用を拡大する予定です。