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ImageFXの『プロンプト例』や『書き方のコツ』について。

こんにちは、AI FREAKです。

今回のnoteでは「ImageFX」を使いこなすためのプロンプトの基礎やコツについてお伝えしていきます。

画像生成aiの中では『Midjourney』が基本的に"私の推し"のツールですが、ImageFXもなかなかリアルな画像が作れます。(特に日本人)

例えばこんな感じ

なかなかリアルな画像が作れますよね。

ちなみにこのnoteのサムネイルもImageFXで生成しています。

ImageFXで画像生成をする際は、公式が推奨している書き方や、ある種のコツのようなものがあります。

Midjourneyなど、他の画像生成aiとも通ずる部分もあるので、ぜひ参考にしてみてください。


1. プロンプト作成で押さえるべき3つの要素

またImageFX公式の情報をお伝えします。

プロンプトを書くときに意識してほしい要素として以下の3点を挙げています

1️⃣ Subject(被写体): 「誰・何を描くのか」
2️⃣ Context(状況・背景): 「どんな場所・シーンで、どんな行動をしているのか」
3️⃣ Style(スタイル・画風): 「写真風かイラスト風か、色は明るいか暗いか、ライティングはどうか etc.」

たとえば「A young woman reading a book under a tree, photorealistic, soft sunlight」と書けば

Subject: a young woman (若い女性)
Context: reading a book under a tree (木の下で本を読んでいる)
Style: photorealistic, soft sunlight (フォトリアルで、柔らかな日差し)

こんな感じで細分化されている、という事を意味します。

拡大するとこんな感じ。

このようにプロンプトを入力する事で、AIが具体的なビジュアルをイメージしやすくなるわけですね。

2. 公式推奨の書き方:簡潔かつ具体的に

「日本語プロンプトでも動作可能」とは言われていますが、英語で書いたほうより良いと思います。

英語の方が「より詳細な意味を汲み取ってくれる」というのもありますが、別のaiツールでは基本的に英語推奨です。

なので英語で入力することに慣れる事をおすすめします。

たとえば「夕焼けの海辺に座る女性」なら、

“A woman sitting by the seaside at sunset, photorealistic, warm orange glow.”

といった感じで英語化してしまいましょう。

もし英語が苦手な人でも、DeepLやGoogle翻訳などを使えばすぐに作れます。

こんな感じですね。

2-2. 短くても要点を押さえる

あれこれ盛り込んで長文化するほどモデルが迷いやすくなります。

公式は「必要な情報を端的に書き、冗長な修飾表現は避ける」ことを強調しています。

以下の2つの例を見てみましょう。前者は悪い例で、後者は良い例です。

【悪い例】
A very beautiful and super amazing woman with unbelievably awesome outfit in a cool city background that looks futuristic.

上記の四枚はスタイルに統一感がありません。文章として表現する事で、何を強調すべきかAIが混乱しているように思えます。

【良い例】
A young woman in a futuristic city, wearing a sleek metallic outfit, photorealistic, neon lights.

一方後者の方は【,】区切りで要素がシンプルな事が伝わるかと思います。

生成される画像をみても、後者は四枚とも統一感がありますね。シンプルに的確に、を意識するのが良いと思います。

2-3. NGワードや曖昧表現は避ける

センシティブな言葉(露骨な性的・暴力的表現など)は生成をブロックされる可能性があります。

ImageFXはコンテンツフィルタが強めなので、とくにエロ系や過激系の指示は通りにくいです。

また、“beautiful, nice, awesome”のように曖昧な表現ばかりだとAIが意図を掴みにくいです。「何がどうbeautifulなのか」を具体化する方が良い画像が作れたりします。

たとえば「a woman with long flowing hair, wearing a pastel summer dress, standing in a flower field at sunrise」とすれば、“beautiful”という形容詞は書かなくとも美しさが伝わったりもします。

上記の国籍をJapaneseにして、カメラ目線にするなどすれば、サムネのような画像も生成できるわけです。

3. 具体的なプロンプト例をジャンル別にご紹介

コピペでそのまま再現できるプロンプト例をご紹介します。

好みに合わせてアレンジしてみてください。

4-1. 人物ポートレート

A photorealistic portrait of a young Japanese woman wearing a white blouse, sitting by the window, soft morning light, high detail

“sitting by the window” で室内のシチュエーションを想定。 “soft morning light” で優しいライティングを狙う。

4-2. 風景・スナップ写真

A wide-angle photo of a beach at sunset, warm orange glow on the horizon, soft waves, photorealistic


“wide-angle photo”で横長かつ広がりのある構図をイメージ。 “warm orange glow”が夕焼け色を作るキーワード。

A photorealistic view of a modern city skyline at night, neon lights reflecting on wet pavement, slightly foggy atmosphere

“slightly foggy atmosphere” など雰囲気要素を入れることで、ぼんやり幻想的な夜景に。 “wet pavement” で路面反射が強調され、シーンに深みが出る。

4-3. 商品撮影/物撮り

A photorealistic shot of a sleek black smartphone on a white tabletop, soft studio lighting

“sleek black smartphone” として色・形容詞・物名を具体的に入れる。 “white tabletop” “soft studio lighting” で無駄な要素を排除した商品撮影風。

A macro photo of a gold necklace with a tiny diamond, on a plain black surface, bright spot lighting


アクセサリ類は “macro photo” と書くと寄りの画を生成しやすい。 “bright spot lighting” で宝石の反射が華やかになる。

4-4. キャラクター・ファンタジー系

A detailed photorealistic image of an elf warrior woman, wearing a silver armor, standing in a misty forest at dawn, dramatic lighting, epic style

 写真風とファンタジー要素を融合。「elf warrior woman」「silver armor」「misty forest at dawn」などキーワードをしっかり列挙。

A photorealistic close-up of a cyberpunk girl with neon face paint, metallic implants, dark city background, neon glow lighting


サイバーパンク風を出すために「metallic implants」「neon glow lighting」など要素を散りばめる。

リアルかつ近未来感を求めるために “photorealistic”と “dark city background” の合わせ技が有効。

5. 成功と失敗を比べてわかる改善テク

上記を読んでいただければ、基本的な部分はバッチリかと思います。

あとは、どの程度具体的に指示するか否かによって、出力される画像のクオリティが変わってきます。

たとえばこちらの画像をご覧ください。

A super cool and beautiful girl in a nice place

『スーパークール』や『ナイスプレイス』というのはかなり漠然とした指示にになります。

AIが解釈に困ってしまうので、具体的なイメージが決まっている場合は、詳細をしっかりと追加しましょう。

例えば

A young woman wearing a stylish leather jacket standing on a busy Tokyo street at night, neon signs reflecting on the wet pavement

服装は「leather jacket」、場所は「busy Tokyo street at night」、雰囲気は「neon signs」「wet pavement」などなど。

このように具体化するとAIが明確な画像を出力してくれます。

6. ImageFXについてまとめ

というわけで、今回はかなり基礎的な情報をお伝えしました。

公式で推奨されている「短くても要点を押さえる書き方」「抽象表現ではなく視覚的ディテールで伝える」を心がけるだけで、仕上がりが結構変わります。

ちなみにサムネイルで用いている、上記画像のプロンプトは

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