【ComfyUI】 ControlNet 852_a_clone_xlで画像の高解像度化を試みる
以下の記事に記載されているUpscale手法がとても良かったので、この記事を参考にUpscaleしてみました。
この記事で使われている手法が、ControlNet 852_a_clone_xlというControlNetを使用した正確なUpscale手法です。ControlNet 852_a_clone_xlは、画像の形状の維持に特化したControlNetで、UpscaleやAnimateDiffでの形状維持に使用されることを想定して作成されたようです。
以前に作成した以下のworkflowに対して、このControlNetを適用してみたいと思います。結果として、今までに試したUpscale手法の中で、最も正確なUpscaleができました。
1. 使用したもの
Upscaleを実施するカスタムノード
前回の記事では4x NMKD Superscaleを使用しましたが、4x NMKD Superscaleだと色が荒れることがあったため、今回は4x-UltraSharpを採用しました。
2. ノード構成
以下がノードの全体構成です。前回との違いは、ControlNetの有無になります。
以下がControlNetの適用部です。まず、Load ControlNet ModelでControlNet 852_a_clone_xlをロードします。そして、ロードしたモデルと、Upscale対象画像をControl Net Stackerに接続します。最後にControl Net Stacker、ポジティブプロンプト、ネガティブプロンプトをApply ControlNet Stackに接続します。
3. 生成の実行
以下が生成結果です。元の画像の形状を維持しながら、しっかりUpscaleされています。
今までで一番簡単なUpscale方法かと思いますので、ぜひお試しください。
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