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2月は逃げる

2月は元から短い。
そんなのは生まれてこの方、物心ついた頃から分かっている。
早生まれの私にとっちゃ、「だから、何だ?!」って感じ。
2月生まれの私と息子。

まずは2月に入った途端、息子の誕生日。
その後、私の誕生日。

気がつくと息子もアラサー。
私もアラフィフから、アラカンに突入した。

今年の2月はイベントが多くて、最初の連休に子供達がドーム公演のライブに行くので、
初日はドームまで送迎したり、
娘の通院や、私の通院が第3週、4週目に集中して、おまけに、私は胃腸炎になったり、歯医者の定期検診や、歯の詰め物がタイミングよくポロリ取れたり、1年に1度のMRIがちょうどあって、昨日は脊椎のMRIがあった。来月は脳のMRIを控えている。

なんかぎゅっと濃縮されたイベントの連続で、
大した楽しさは無いまま、決して長く無いのにやたらと長く感じる。

そうそう、先月年明けすぐに大阪の旦那の実家に帰省したんですが、
義母がなかなか食事の取れない状態になって、
胃ろうを付けるか、どうかの決断を迫られているから、万が一に備えて親戚中わらわらと義母にみんなしてばらばらと会いに行ったのだが、
去年義姉の方のご不幸があり、もしかしたらそちらの葬式に参加かもとバタバタしたことがあった。
慌てて足りない洋装の喪服の黒いストッキングや黒いハンカチ、黒いエプロンなど、買いに走った。

それがあって、今年に入って、洋装の喪服を買い換えようと思い立った。
1月はバタバタで、2月も何だか落ち着かなかったけど、何軒かお店を巡って、試着に試着を重ね。やっとしっくり来たデザインの喪服を見つけて、病院帰りに買って来た。

いざって時に備えるのは当たり前なんだけど、いざって時は少ないほどいい。

ある意味「厄祓い」的な感じである。

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