あいぶろvol.27 この世界の成長の仕組み⑨
ちゃおちゃお😊💚サユミです!
ググっと朝晩冷えてきて、秋~~!!って感じになってきました。うちのフッカフカなニャンコの温かみが程よくて有難みが増してきます…💕
さてさて。
今日は、「真実」についてのお話です。
「真実はいつもヒトツ!」と有名な決めゼリフの通り。
現実的な出来事には「原因と結果の法則」があり、起こったことの事実だけで見たら真実は原因を突き止めたらわかります。
見えてるレベルの真実はわかりやすいです。まだ。
見えてるから、どこから始まったのかわかりやすいです。
名探偵さんが証拠を辿っていけば犯人がわかるように。
見えてないレベルの真実はわかりにくいです。
見えてないんだから当たり前じゃんって言われたら、そりゃそうだ!しか言えないですが、見えてないレベルの方が実は本当の真実だったりします。
刑事ものドラマでいう「動機」が見えてないレベルの真実ですよね。
動機が起こるにも動機がいるんです。
何か事件を起こすにも、そこまでに至るストーリーがあり、始まりを遡るとどこまでも果てしなく行けてしまう。
出来事はそんな因果の連続。
自分のものの見方、解釈の仕方が真実だと思いますか?
それが、全てだと思いますか?
目の前の相手も一緒の考えを信じていると思いますか?
疑いだしたらキリがないこと。
疑うという表現だと、まだ自分の中の真実を優先している状態。
そこからも抜け出して、真実を辿っていってみる……
本当は? 本当は? 本当は?
見えてない相手の筋書きを想像だけで辿って行く。
自分の想像の中であるなら、まだ、自分の中の真実にすぎなくて……
辿って辿って辿っていくと…………
ただ、私たちは、果てしない物語の中にいるんだなってことだけが見えてきます。
何かを繰り返していて、この先もまた繰り返そうとしていて、
同じ物語を役者をかえ、色をかえ繰り返している。
どこかで創り上げた自分の真実が変わらない限り
繰り返し続ける。
真実をもとにした輪廻がぐるぐるぐる。
ミヒャエル・エンデの書く「果てしない物語」
児童文学でありながら、全く児童文学じゃないレベルの書籍です。
主人公が創り出してきた物語は、最初はよかったものの…結果、世界を混沌へ向かわせました。彼は不都合をなかったことする物語を描き続けました。
破壊と再生の物語は一見進んでいる様にも見えますが、物事の片面だけを際立たせるやり方はどこかで辻褄が合わなくなりバランスを失っていきます。
破壊と再生の輪廻は繰り返すごとにほころんでいきます。
それぞれのキャラクターが自分の真実を主張し、世界のほころびを正すために争います。
この輪廻を修了させたのは「愛」でした。
「愛」は優しく柔らかく、真実を見る力を主人公に与え、彼自身が創り出した負の輪廻を終わらせる力を与え、本当の真実へ導く光を与えました。
本当の真実を理解することが
果てしない物語から抜け出るための鍵でした。
本当の真実に至るには「愛」が必要です。
本当の真実に辿り着くための「愛」の勉強が、「人間」が地球で勉強するもので、たくさんの学問の元だと思います。
「愛」の勉強が時代と共に宗教になったり、天文学になったり、哲学になったり、数学になったり……様々な形になっていっていると思います。
たくさんの輪廻を越えて、果てしない物語を書き終えるごとに、私たちは「一回り成長したね」という表現がぴったりあってくるのではないでしょうか。
この世界は回転しながら進みます。
地球は常に回っています。季節も常に巡っています。体の血液も循環しています。
全て回りながら新しくなっていきます。
宇宙でさえ、回っています。
回りながら成長します。
輪廻のように同じところを回る回転の仕方もあれば
螺旋のように上昇しながら回転する仕方もあります。
この世界に成長の秘密があるなら、「愛」で生きれば輪廻にはまらず、後者の螺旋を描くように成長していくことじゃないかと思います。
「愛」がどれほど成長に必要なのか。
これは別の物語。いつかまた別のときにお話しますね🤭💚
ちゃおちゃお💚
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