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「一生勉強 一生青春」 -相田みつを-

正式名称は「帝京大学 産業保健高度専門職養成の大学院プログラム」。
私は2021年度入学の第7期生として働きながらこちらで学んでいます。

↑ 履修要項などデータを公開しているので公式HPは要チェック!

「医療・福祉・健康分野」で、特に女性の活躍する機会の多い産業看護職、
産業医、安全管理者・衛生管理者等の「学び直し」や「リフレッシュおよびキャリアアップ」に力点を置き、社会人等の学生以外の者を対象とした一定のまとまりのある学習プログラムの「履修証明プログラム」、「職業実践力育成プログラム(BP)」および「教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)」として、産業保健分野の高度人材の養成を目的とする。(公式HPより)

上の説明の通り、働きながら産業保健について体系的に学ぶことの出来るプログラムです。

指定された時間・科目を修了することで「履修証明書」が交付されます。
プログラム名に「大学院」と書かれていますが、修士課程などではないので単位は交付されません。

2020年度より、経験年数の浅い人や未経験の人が対象の「ベーシック(入門)コース」が設定されました。
私はこちらのベーシックコースに在籍。
経験者の方は「スキルアップ(一般)コース」となります。


【ベーシックコースとスキルアップコースの違い】

授業科目一覧
修了要件

コースの違いは必修科目・修了要件が異なること。
ベーシックコースは「衛生管理学」「産業環境保健学」が必修。
必修科目が増える分、卒業に必要な単位時間も増えます。
※カリキュラムなどは受講当時のもの。最新情報はホームページでご確認ください。

「衛生管理学」の授業は、大学の看護学部の授業を受講。
衛生管理学だけでなく、このプログラムは基本的に大学院公衆衛生学科の授業の中で産業保健に関する講義を受講します。
大学院の授業を一緒に受けるスタイルです。

【実際にプログラムに通ってみて】
◆大変なこと
①授業と業務の調整
基本的に、授業は平日昼間。
土曜日に特別講義が開催されることもあります。
感染を考慮して現在は対面+ZOOMでのハイブリッド授業を展開していますが、基本は対面での授業です(今後もハイブリッドを継続するかは未定)。
勤務先で「研修」などの扱いで通う方もいますが、私は有給を消費して通っています。急な業務で授業を欠席することも。
普段は午前休や午後休に時間休を組み合わせています。
職場や上司の理解があってこそ通えている、と感謝しかありません。

働きながら通うのは大変じゃ!
「イブ」=イブニングセミナーの略
月1回水曜夜に開催されます。

②課題
科目によっては毎回課題が出ます。
週末は課題対応で終わる…ということもよくあります。
でも心配ご無用!同期や先輩方、そして授業で一緒になる院生の方々と相談しながらクリアしていけば良いのです!

◇通って良かったこと

魅力たっぷりよ🎵
※スライドは、以前とある会でお話をさせていただいた時に作成したものを使用しています。

私がこのプログラムに通おうと思ったのは
立地条件(職場からも家からも通いやすい)
学費(1年目は15万、以降は10万)
ベーシックコースがある(産業保健未経験の私にはとても嬉しかった)
というのが正直なところでした。

実際に通い始めてからの感想は上のスライドの通り!
大変なこともよりも魅力のほうが多いこのプログラム!

何よりも産業保健の仲間・つながりが出来ることが1番の魅力!
横のつながりだけでなく、先輩や卒業生とのつながりも出来ます。
日々の業務のちょっとしたことでも相談をしたりとても心強い仲間です。
また生徒にはそれぞれ「担当教員」がついて「実践報告」に向けて指導を受けるのですが、先生方も担当の有無に関わらず何でも相談に乗ってくださいます。

そして院生の方々と一緒に受ける授業は刺激的&楽しいです。
このプログラムをきっかけに、大学院へ進学をした先輩もいます。

産業保健未経験で産業看護職となった私が入学をしたのは、体系的に「産業保健」を学びこれからのキャリアの礎としたいという思いがあったから。

当プログラムの目的が「学び直し」や「キャリアアップ」を謳っており、改めて産業保健を学びたい、実務での疑問を解決する術を身に着けたい…など色々な人が学んでいます。
大学院生を含め、様々なバックグラウンドを持つ方たちと学べることも魅力。

プログラムのこれから
現在2年コースの1年目です。
2年目は「実践報告」に時間をかけるべく、1年目は授業を詰め込みました。
このプログラムの集大成ともいえる「実践報告」は、大学院でいう「論文」とも言えます。
1年目から教員と相談をして少しづつ進めていますが、これから更に深めていきたいところ。


プログラムを終えて
2023年、無事に産業保健プログラム2年コースを修了いたしました。
1年目は取れる限り、授業を受けました。
2年目は余裕を持ったスケジュールで、「実践報告」に取り組むことが出来ました。

2年間を終え、産業保健を体系的に学ぶことが出来、しかもそれを大学院の授業に交じって受けることができるこのプログラムはとても貴重なものです。
学びが即実践につながります。
また、学生同士のつながりもここでしか得ることが出来ません。

体験授業なども定期的に開催されています。興味のある方はぜひ参加をしてみてください!

(2023.7.5追記)

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