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コンサルティング・デストロイヤ

Gemini Deep Researchとo3-miniがあればコンサルティングファームは不要というお話をします。ChatGPT Proを利用していればOpenAIでも同じことができます。


Gemini Deep Research + o3mini

このコラボが強力です:

  • Google Deep Research:徹底的に調査する

  • OpenAI o3mini:徹底的に推論する

インターネットを検索して問題解決するソリューションを作るという点ではこの2つの組み合わせは強力です ([remote-work])。
なお、Deep Researchは強力な機能なのでChatGPT Proに入っていればOpenAIでも利用できます ([web-shoku])。

コンサルティング・デストロイヤ

コンサルタントが自社経営陣のお気に入りだったり、業界の秘密の情報に通じていたりすれば話は別です。
ただし公開情報で勝負する限り、GoogleやOpenAIのDeep Researchには敵いません。
コンサルティングでは複雑な問題をピラミッド構造で解き、もれなく重複なく分解することが重要です。よく言われるのがMUCE (Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)です。これも生成AIに一日の長があります。
私はこれをコンサルティング・デストロイヤと呼んでいます。
これが破壊する最初の分野は次の2つです:

  • とりあえず知り合いに頼んでアドバイスをもらっているSOHOのコンサルティング

  • 毎年1億円単位で予算を積んでいる大企業のコンサルティング

Deep Researchとo3mini、両方有料サービスに入っても合計月7000円です。ChatGPT Proに入っても合計月33000円です。使いこなすために多少の自社社員コストはかかりますが、外部のコンサルティングを頼んでもインタフェーズ部分のコストはかかるので同じことです。
最後を経営陣向けにきれいなプレゼンテーションテンプレートに落とし込んで見栄えをよくするというところはあります。これも画像処理側の速度があがればキャッチアップされそうです。

むすび

コンサルティングの民主化が進みそうです。コンサルティングを自社内製化することを支援するコンサルティングが有望なサービスになると予想します。
コンサルティングファームはアクセンチュアや野村総研が既にやっているようにコンサルティングのあとにシステム開発する、など、戦略を実現する部分を一括請負するほうへシフトしていくでしょう。単に、調べて戦略を提言するだけなら、社内でできるということになりそうです。
業界の秘密の情報や人脈を持っている会社は生き残りそうです。

参考文献

  • [remote-work]【必見】o1ってビジネスで実際使えるの?という方に。結論、「ソリューションセレクター」として、どんな仕事でも最強に使えます! https://www.youtube.com/watch?v=pAkZouQ2Olc リモートワーク研究所 42m32s 2024年

  • [web-shoku] 【神機能】ChatGPT「Deep Research機能」で失業者が爆増か https://www.youtube.com/watch?v=ED9JnU4l3UE Web職TV 2025年 18m09s


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