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OpenAIが名指す5つのライバル企業

ロイターがOpenAIが投資家にライバルなので投資しないようにと言った5つの企業のお話をします。


OpenAIの資金調達

OpenAIが66億ドルの資金調達をしました ([forbesjapan])。成長していますが、今でも赤字で資金を燃やし続けているようです。株式評価額は1570億ドル(約23兆円)です。東京証券取引所の時価総額ランキングでこれを超えるのは営業利益5兆円越えのトヨタ(約40兆円)だけです。Microsoft, Nvidia, ソフトバンクなどが参加したようです。

OpenAIが投資家に警告した5つのライバル企業

OpenAIがライバル視しているというだけでむしろ投資が集まりそうです。ロイターが明かした5つの企業は次のとおりです:

  • xAI

  • Anthropic

  • Safe Superintelligence

  • Perplexity

  • Glean

xAIはOpenAIと喧嘩別れした創設メンバのElon Muskが作った会社、Anthropic と Safe SuperintelligenceはOpenAIと倫理的な視点で意見を異にし安全なAIを目指して作られた会社、PerplexityはOpenAIのエンジニアが創設した会社です。ちなみに GleanはGoogleとMetaのエンジニアが作った会社です。
xAI, Anthoropic, Safe Superintelligenceは大規模言語モデルを開発するライバルです。後の2社はAI応用サービス会社で、PerplexityはAI検索エンジン ([asisuto])、Gleanは企業内検索AIエンジン(あるいは企業内AIプラットフォーム)([wikipedia])です。
今後OpenAIがPerplexityとGleanのビジネス領域に積極的に参入することを示しています。企業価値23兆円といったら毎年何兆円も稼がないといけないので、検索エンジンや企業内検索エンジンの市場を狙うということです。

むすび

OpenAIが目の敵にする企業はほとんどOpenAIの関係者が作った企業です。OpenAIの関係者は一体何なのでしょうか。OpenAIだけが持つ秘密のソースに興味があります。

参考文献


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