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深夜3時、窓の向こうの世界。

時々私には眠れない日がある。

その日が来るペースは不定期で、でも条件があるから何となく理由は分かる。

1つは「ここ最近我慢していたカフェインの影響」。

そりゃそうだ、と言われてしまうのだが、前日にカフェインを摂ると流石に数十分は眠りたくても眠れなくなってしまう。私は数ヶ月前まで結構な頻度_酷い時は一日に八杯ほど_の珈琲を飲んでいた。それを2ヶ月ほど前から止め、カフェインを極力抑えるように生活していたのだが、その影響か、珈琲1杯だけでも眠れなくなるようになってしまったのだ。

そしてもう1つ、「次の日への不安」があること。

次の日に何かしらのイベントがあれば眠れなくなる人もいると思う。私も実際、夏休み明けや体育祭の前日には確実に眠れない。そしてそれが次の日に影響してしまうのだから困ったものだと思う。正直、私自身それを治す気がないのも悪いとは思っている。

ちょうど今、その2つが重なってしまった為に目が冴えてしまっている。…こんな意味のわからない文章を書いて寝れるよう試みている。


さて、本題。


眠くても眠れない時、人はどうするのだろう。

「明日の会議は大丈夫かな」「誰かと話がしたいな」…そんなことを考えている内に少しずつ不安になって、窓の外の景色と同じ真っ暗な闇にずるずると引き摺り込まれてしまう感覚はしないのだろうか。

私は一つだけ、強くトラウマの様な記憶として残っている出来事がある。深夜2時から3時頃になると、ふとその事を思い出してしまう。そして気づいた頃には窓の外が明るくなり始めているのに、心の中はまだ深夜3時の窓の外を映している。

その記憶に関してはもう忘れたいことではあるが、もう誰かに助けを求めたところで救いようのない出来事になってしまった為、諦めもついている。

ゆっくりと、しっかりと、その過去を受け入れて、その時の自分と向き合って、

心の中にある深夜3時の景色が、いつか夜明けを映せるようにしたいと思う。



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