イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈水泉動(しみずあたたかをふくむ)〉
2021年1月10日~15日
七十二候 第68候 小寒 初候『水泉動(しみずあたたかをふくむ)〉』
この水泉(しみず)とは、湧き出る泉のことを指しています。
暦の上では地中で凍っていた泉の水が溶け、動き始める頃とされています。
実感としては、ここのところ厳しい寒気にさらされている日本列島、今まさに凍てついている感じがします。
温暖と言われるサロンがある地域もぐっと冷え込み、何十年もお住まいになられている方が驚くほどの寒さです。
ほんの10年前は夏も冬もエアコンいらずで快適だったと多くの方が仰いますが、今ではとても考えられないようです。
二日ほどまえ、近所の噴水がついに氷り、昼も日陰に霜柱が立ち、更に驚きに拍車をかけました。
それでも日射しがあるので歩けば暖かく、空気は澄み、景色がとても美しく、小鳥も飛び回るので心洗われ助けられます。
日本海側は広く雪となっているとのこと、くれぐれも事故がないように願っております。
天空の豊かな絵画
空気が乾燥する今の時期、空もクリアで美しく、何時に見ても楽しいもの。
夜もまたしんと冷えた空気に星が明るく輝きます。
先日も話題になりましたが、今回は水星・木星・土星が大接近して見えるとのこと。日没後の低空だそうです。
日が沈んでから約1時間ほどで水星・木星・土星は沈むとのこと。今時期の日没はだいたい16:50頃(場所によります)。
日の入り30分後で高度が5度前後と、非常に空の低い位置に見えるため、西南西の空が開けたところで観察するのがポイントだそうです。方角が合えば海辺など良いかもしれませんね。
3つの惑星の中では木星が最も明るいため、木星を目印にして探すのがポイントのようです。
また、水星・木星・土星は2月下旬から3月上旬にも、明け方の東南東の低空で接近するとのこと。
今は、日の出日の入りが格別美しい時なので、セットで楽しめたら最高ですね。
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食養生で心もからだも暖かく
今年は不思議と食欲が抑えられた冬で、これまでで一番を更新中です。
生活様式の変化もありますから何が要因かわかりませんが、とても快適です。
ただ、食事メニューをどう考えるのか、初めての感覚でしばらく慣れませんでした。
これまではひたすら暖まりたくて、スパイスをたっぷり使ったカレーやスープ、シチュー、具沢山お味噌汁などを順番に作っていたのですが、今年は不思議と今までほど欲しくありません。
では何が欲しいの?とからだに意識を合わせていくと…
なんと
『ご近所の農園さんの無農薬無化学肥料ニンジン!』
でした。
しかも生でぼりぼりかじりたい!
という今まであまり出てこなかった張り切った欲求です。
なるほどなるほど…
とひとり対話ですが、これは本当にすごく美味しいので納得の欲求(笑)ともいえますが、
わたしは長らく生野菜は冷えると思って避けていたので、それを踏まえるなら大きな変化です。
近年、野菜も作り方で全然違うと知ってから、場合によっては火をいれないほうが好きになりました。
丁寧に作られた野菜は、生食するとからだの奥からあたたかいものがみなぎってきて、ぽかぽかしてきます。
それでもスープのほうを好んでましたから、前述のからださんの声、やはり驚きの変化でした。
そうはいっても、室温5度みたいなときは、やはり野菜たっぷりスープは食べやすくて、家族の献立もあるのでバランスして取り入れていますが、作りながらニンジンをボリボリかじって大満足✨
美味しいニンジンを作って下さる農園さんに本当に感謝するとともに、からだも少しずつ変化し続けているように感じます。
サロンを開いてから、豊かな自然の中で過ごすようになり、都心で生活してきた私の環境は一変しました。
どこにいても食べ物やお水にはそれなりに気を付けてきたのですが、実際に暮らしを変えてみると、『いのち』や『栄養の取り方』に対する考え方が、実感から変わらざるを得なくなりました。
これは対話の中でお伝えしたいなと思うことなので今は深く書きませんが、染み渡るような体験は、自分の生き物としての可能性が変わってくるような感じがしていて、とても嬉しいものです。
『集中するけど執着しない』
そんな佇まいで、これからも豊かな恵みに気付き、感謝していきたいと思います。
20210111
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healing & creative salon AHSH
『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。