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LMEの話(ほぼネガ)(ちょっと追記)
◆前置き
本記事はアイドルマスター シャイニーカラーズのライブ
「283 Production LIVE Performance [liminal;marginal;eternal]」
に参加して自分が感じた事(ほぼネガティブ)を書き連ねた物です。
誰かに意見を押し付けたり肯定派を叩きたい訳では無いのでライブを観た方は各々自分の中の考えを大事にしてください。
何が起こったか?は把握してる事を前提として省略します。
(つまりシャニマスP向けの記事となります。)
(2/27…感想に少し追記と、ちょっと言い回しを変えています)
◆書き手の背景
・LMEを配信(2公演目)&現地(3-4公演目)で鑑賞。
・シャニマスはリリース初期にWINGをクリアするまでプレイした後に離れて(曲は聴いてた)、2周年(2020年)付近に復帰、2022年まで熱心にプレイ(グレフェス・シナリオ両方)。
その後はまた曲を聴くくらい
なおコメシーズは担当では無いです。
初めて観たライブはMD。
3rd 東京からは現地にも足を運び、これまで10回以上は現地に行ったはず
ゲームを触らなくなってもLMEまで継続的にライブは参戦していた。(5thはたまたま回避していたので当記事でも触れません。)
・xRライブが大好き。
xRライブは765プロのxR公演やエキスポを通してどハマりし、今回もシャニのxRライブというだけで参戦を決定
▶︎今回のライブにはストーリー性というよりxRで歌って踊るシャニマスのアイドルが見れることを楽しみにしていた。
◆感想(良かったところ)
アイドルのパフォーマンスは最高でした。
未だに「無垢」が延々と頭の中で流れ続けているくらい。
ライブで聴く「夢模様キャンパス」は音が気持ちよすぎるし、「神死」はもう引き込まれすぎてぶっ倒れそうになった。
あと「星の声」はエキスポとまた違ったメンバーで観れて良かった、あの曲毎回ライブでやって欲しい…
モデルのクオリティも相変わらず良くて、美琴さんの衣装とか特にリアリティ高すぎる。今の技術って凄い。
(悪い点と表裏一体ですが)美琴さんが倒れる演出の後からは凄く没入感があった。
◆感想(嫌だったところ)
xRライブでまで人が倒れるところや(仕組まれた)トラブルなんて全くもって観たくない、嫌な記憶しか蘇ってこない。これに尽きる
シャニマスでライブ中のトラブルと言えば、2ndの地震やLIVE FUN!!の「Twinkle way」などはリアルタイムで観ていましたが、当時は怖くて怖くて無事に終わってくれとひたすら祈っていた記憶があります。
(何事も無かったので今は自分も美談として語りますが)
更に3rd東京day2はコロナの影響で無観客となった中、披露される「ありったけの輝きで」を視聴しながらやり場のない悔しさを抱えたり……特にコロナ渦の暗い雰囲気はあまり思い出したく無い。
シャニマスが好きな理由として、暗い時勢やトラブル続きでも負けじと輝こうとする姿に惹かれたのもあるので(ライブとかどんどん自粛される中のMDとか特に感動した)、不安や恐怖を呼び起こすような演出を使われて尚且つその公演中に回収もされずに次の日…という展開をされたのはショックでした。
何より2公演目があの形で終わり、暗い気持ちを抱えたまま3公演目(現地)に向かう構図が3rd東京day1直前にday2の無観客化が発表されて、沈む気持ちの中day1に参戦した時を思い出して辛かった。
(お金払ってるから渋々行くものの、内心全く気は向いてなかった。)
特にxRならトラブルも起こらないし、アイドルの万全なパフォーマンスを毎回見れると期待して購入してる所もあるので…
xRライブなのに美琴さん大丈夫かな?また倒れないかな?次はにちかが倒れないか?4公演目で他のトラブルが起こるんじゃないか…??etcなんて心配しながら観るライブは生きた心地がしませんでした。
無事にステージが終わってくれと祈るのは現実だけでいい…
あと割と真面目に4公演目でまたトラブルが起こって、最後に追加公演決定!!!今度こそリベンジして完璧なライブをやるんだ!!!みたいな展開になるんじゃないかと恐れてました。
(xRの追加公演は765で前例がある)
そしてにちかがトラブルを乗り越える姿を見ていると、前述した2ndの地震に対する放クラの神対応やTwinkle wayのイルミネみたいな"""美談"""を人工的に再現しようとしたのか??という考えがどうしても過ぎってしまう、、、
ーー追記
少し時間を置いて気づいたのは、xRライブにおいてトラブルが起きない(≒完璧・永遠である)という信頼の大半は他ブランド(765プロなど)が築いてきたものであり、ブランド全体で築いた信頼を勝手に消費して飛び道具を投げてきたというところに不快感を感じていたのかもなっていうこと。
追記終わりーー
◆考えてしまう事
今回のライブや、皆の反応の一部(これがシャニマス・合わない人は去ればいい・こんな奇抜な演出は他に無いから己を貫いて欲しい…etc)を見ているとどうしても
自分は今回運営に取って"ターゲット"では無かった
と考えてしまう。
思うに運営としてはシャニマスのコミュを読み込み、公演を通しで観て演出の意図を考察する…そういったプロデューサーを今回のライブのターゲットとしていたのだろう。
しかし最近ゲームに触れてないものの
・シャニの曲は好きでxRで踊るアイドルを観たい
・楽しいライブを観て友達と語り合いたい
・全通する程では無いけど継続的にライブには参戦する
というスタイルでシャニマスに触れていた自分にとってはあまりにも合わないライブだった。
まるでそれくらいの熱量ならライブに来なくていい、楽しめなくて良いという運営からのメッセージのようにすら感じられた。
自分にとってアイマスは、シナリオやアイドルが好きな人、曲が好きな人、二次創作が好きな人、ライブが好きな人…etc、色んな楽しみ方があって、○○が出来てないからプロデューサー失格とかライブに行く権利が無いとかそういうのは無いし、少しでも興味があるなら気軽に行っていいものだと思っていたがシャニマスの運営はそう考えていないのか…?と思ってしまう。
(そもそもライブはお金を払って参加している以上、可能な限り多数の参加者が楽しめる様に作って欲しいと思う)
少なくとも今後、ちょっとシャニマスに興味あるからライブ行ってみようかな~とか相談されたら渋い顔すると思う。
今回のライブの評価はLMEをコミュとして捉えるかただのライブとして捉えるかによって大きく変わるだろう。
自分自身、今回の話がライブではなくゲーム内のシナリオとして展開されていたら、にちかやルカの成長を感じられるいいコミュだと感じただろう。
恐らくコミュとして捉えていた人達は、目の前でシャニマス世界のコミュが展開され、自分がまるでその世界の一員になったような体験が出来た事に価値を感じているのでは無いか?と想像する(的外れだったら申し訳ない)
しかしあくまで自分はLMEをエキスポや765とかのxRライブと同じようにアイドルが目の前で歌って踊る、楽しいライブになると思い参加してしまった。
これは自分が運営の想定していたターゲット層では無かった事が原因で起こったミスマッチと考えられる。
そして今回自分が運営のターゲット層では無かったことを自覚すると、「愛なView」であれ程愛を唄い、ルカが最後に「誰か1人くらいは~」と呟いてもその対象に自分は含まれてないんだなぁ…という寂寥感がジワジワと心を蝕む後味の悪いライブとなってしまった。
自分の中でシャニマスは普段光が当たらない相手にも光を当てて、分かり合えない相手にも理解しようと手を伸ばし続けるイメージがあった(YOUR / MY love letterの影響かも)。
しかし今回のライブは刺さる相手にさえ刺されば他の人(外野・ターゲット層で無い人)がどれだけ傷付いても良い・理解出来なくても良いという作り手の意思表示に見えてしまって、この作品は何を伝えたいのか分からなくなってしまった。
そしてライブは本来楽しいものの筈なのに結果としてプロデューサー同士が対立し、自分の中でもモヤモヤしたものを抱える結果になってしまい何の為にお金と時間を払ったのだろう?と虚しい気持ちにもなってしまった。
◆求めていたもの
一応どんなライブを期待してたのか?も書いておくとコメティックとシーズ間の曲交換や、ユニットを越えた越境メンバーの歌唱(にちかでわたわた、にちはるはなでヒカリのdestination、全員でSNOW FRAKES MEMORYとか…etc)を沢山聴きたいな~と思ってました。
意外性・サプライズ性とかはもっと楽曲で表現して欲しかったですね
(ルカの1/3はまあ…自分としては予想の範疇だったし)
◆後書き
最後にこのnoteを書いた理由を書いておきます。
・半分は自分の中の感情に整理・区切りを付けておきたかった。
そうでないといつまでも引き摺ってしまいそうなので。
・もう半分は今回のライブを観て、内心モヤモヤしてるけど口に出すのもな…という人もいると思いました。
もしそういった方がこの文章を読んだ時に少しでも共感出来る箇所があれば、少しでも心が軽くなるのではないかと思って公開しました。
ライブを楽しんだ人、刺さった人に喧嘩を売ったり否定する意図を込めて書いたものではないのでご承知おきください。
以上、お付き合い頂きありがとうございました。
※見出し画像はhttps://idolmaster-official.jp/live_event/SC_lme/より引用