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アタゴオル通信、8。

 わたしがハマっているのはSwitchのではなく、3DSの『とびだせ どうぶつの森』である。何度も書いているので諄くて申し訳ないのだが。
 ふたりの操作人物を操り、此のゲームを愉しんでいる。ひとりは初めてやった時からのもので、ふたり目は一度、途中までやって破棄したものを再生した子である。
 再生すると、以前に村長として統轄した村の資金を継続出来る。素晴らしいシステムだ。
 で、記憶力が殆ど無いに等しいわたしは、此の子を初代と同じ「えびる」と名づけてしまった。区別がつかないやんけ。
 此のえびると謂うのは、以前ホームページなどでわたし自身が使っていたものである。現在の筆名は、本名をひっくり返してある訳では無い。サリンジャーの本の献辞に『エズミに捧ぐ』とあったのが記憶に残っており、変わった語感だと思い使用したまでである。
 そして、である。二代目えびる、えびる二世の元に、とうとう郵便局からATMが送られてきたのだ。
 とびだせどうぶつの森をやったことがないひとには判らないであろうが、一億円(ベル)を貯めると、報酬(?)としてATMがプレゼントされるのだ。はっきり云って、とび森をやる最終目標はこれに尽きると謂っても過言では無い。
 しかも、えびる二世は一年にも満たずにそれを成し遂げたのだ(それ以前の功績があるからなのだが)。
 自宅にATMがある。
 意味がよく判らない。
 特にえびる二世の自宅は郵便局からさほど離れていないので、特に難有みが感じられない。
 否、嬉しかったのだけれども。どちらかと謂うと、初代えびるの家の方が郵便局から遠いので、そちらに設置したかった。
 なので、今は初代の方で熱心に金儲けに励んでいる。こんな風に表現すると、これは本当に子供向けのゲームなのかと思う。
 まあ、糸井重里をはじめ、大人が熱中しているのは慥かなのだが。
 腹が立ったのは、オオカミキャラ好きのわたしがAmazonで買った「ウルフリンク」のamiiboフィギュアが、某店頭に半額(つまり定価)で売られていた事である。悔しいったらありゃしない。
 と謂う事で、おしまい。

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