百英雄伝CB感想
4年前にクラファンした百英雄伝も来月発売!
パッカー向けにCBのSteamコードが配られたので一通りプレイしました。
公式からは配信はしないように、としかないんですが。
どこまで話していいのか判断がつかないためストーリー上のネタバレは伏せつつCB時点の感想を残します。
※以下は製品版から遊びたい方は自己責任で!
良かった点
雰囲気
OP、ストーリー、キャラデザ、あらゆる人種、協力攻撃、武器強化…幻想水滸伝を彷彿とさせるあれこれ。
古き良きJRPGの雰囲気は間違いなく存在する。
曲
私はなるけみちこ氏が大好きなので、新曲が聞けるだけで本当に嬉しい。
まだどの曲をどの作曲家が書き下ろしたかは分かっていないが、おそらく森・山道の曲と通常戦闘曲はなるけ氏の曲だと思っている。
ドット絵のクオリティ
本当に素晴らしい。主人公側も敵側も瀕死のドット絵までひとりひとり用意されているのはビックリした。
テキスト
キャラクターのセリフ回しの感じが村山さんを感じる。
だからこそ切なくなってしまう。
ギミックを利用するボス戦
単調な戦闘にならず良いが、ギミック配置を考えて編成位置を考えないといけない場面もありそう。
気になった点
とにかくストーリー進行のテンポが悪い
幻想水滸伝の仲間集めはサブ的要素だったが、今作はストーリー進行のために仲間集めが強制される。
また仲間集めのためのストーリーはストーリー本筋に関わらないものなので、ストーリー体験がかなり悪いと感じた。
数歩歩く事に画面が暗転してイベントが挟まれることもあり、なかなかにストレスだった。
ストーリー自体も駆け足
深く言及しないがキャラのバックグランドがまだあまり分からず、そんなに関係値がまだ高くないだろという状態で良い感じのシーンが描かれたので薄っぺらいな…となってしまった。
メインストーリーに関わらないキャラのボイス
メインストーリーに関わらないキャラがイベント中たまに喋ってくれる。
幻想水滸伝では完全置物状態だったしなあ…(勿論今作も置物状態のときもある)
そのイベント時点で仲間にできるキャラクター全てにボイスが用意されているんだろうか…?
また一度ボス戦をゲーム再起動してやり直したときにキャラのセリフが変わったので、数パターンあるのか、場面に合わせたボイスがランダムで選ばれるのか…?
エンカウント率の低さ
移動時のストレスが少ないという点では素晴らしいが、レベルが上がりづらいためかボス戦がキツくなる要因の一つな気がしている(後述)
また◯◯を◯体討伐するように言われてもそもそものエンカウント率が低すぎるためなかなか達成することができない。
ボス戦がかなりキツイ
難易度ノーマルでもとにかくダメージが痛すぎる。
普通のRPGのように装備舐めプ、アイテムもそんなに買わずに行くと苦戦する。序盤からアイテムや魔導レンズをフル活用しないと回復リソースが足りなさすぎて余裕で死ぬ。
行動順も敵より先に行動することがなかなか出来ずに辛かったが、おそらくここに関しては魔導レンズの技で何かしらあるでしょう…。
戦闘中に前列・後列を入れ替えられない
戦闘システムは6人PTだった幻想水滸伝とほぼ同じだが、戦闘中の前列・後列の入れ替えが不可能。間違えてSレンジの仲間を後列に置いたものなら一生置物と化す(私はこれをボス戦でやらかした…)
UI/UXの悪さ
戦闘中、コマンド選択後にHPが確認できないのが気になった。
またメニューからアイテムを使ったあとに一瞬画面が固まるためアイテムが連打できず、レスポンスの悪さに非常にストレスを感じた。
ざっくり感想
雰囲気はものすごく良いのに、あらゆる面でかゆいところに手が届かないというか…UI/UX面でストレスを感じてしまうとゲーム進行がかなりきつく感じてしまうタイプなのでもう少しどうにかならなかったのかな~というのが感想。
ストーリー自体は気になるところで終わったので純粋に製品版で続きをプレイできることを楽しみにしています。