
地域のみんなをたすけ隊!
今から1年前半ほど前のことです。
佐世保に1人で暮らしている、実家の母から電話がありまして、
「リビングの電球に切れたっさ、いつ佐世保に帰ってくっと?」
(訳:リビングの電球が切れました、いつ佐世保には戻りますか?)
「どがんしたらよかかね?真っ暗さ。」
(訳:一体どうしたら良いのでしょうか?真っ暗です。)
その週末、飛行機と電車を乗り継いで実家へ。往復約5万円+電球代 のお困りごと対応になるわけですが、そこでの出来事。
もちろん、電球交換は数分で終了。
しかし!レスQ隊が持つあのレスQ手帳には、対応後必ず「他にお困りごとございませんか?」と聞くようにと書いてあります。
一応私も、佐世保バージョンで、
「他に困ってることはなかと?」と。
(訳:他にお困りごとございませんか?)
すると、
「お風呂の調子がねー」
以下、この繰り返し。
「他に困ってることはなかと?」→「庭の木がねー」
「他に困っていることはかと?」→「網戸がねー」
「他に困ってることはなかと?」→「草がボーボーっさ」
そして、ついに!
「他に困ってることはなかと?」
「そろそろここも出て、マンションにでも引っ越したかね」と。
あ、不動産の仕事に繋がった!
困っているのは、管理物件の入居者だけではない!
私の母のように、困っている地域の人たちも、たすけたい!
そして、これは不動産会社がやるべき仕事なのでは!
その経験から2ヶ月後。
「レスQたすけ隊」というサービスを立ち上げました。管理物件の入居者だけでなく、地域の方々の住まいのお困りごとを解決しようとするものです。
こんなチラシを作りまして、新聞折込広告を入れてみたところ・・
大反響!
電球が交換できない!エアコンの調子が悪い!なかには・・・
ジャムの瓶のフタが硬くて開かない!なども。
そんなお困りごとを、百戦錬磨のレスQ隊が次々と解決して行きます。
そして、裏面には、その他のお困りごとを解決するサービスも。
「他にお困りごとはございませんか?」です。
昨年はさらにコロナ禍で在宅率が高くなり、サービス立ち上げから今日まで数多くのお困りごとを解決させていただいております。
実はレスQセンター、全国に15センター約100名のレスQ隊が存在します。
その1号点がなんと私の地元、長崎県佐世保市にあります。
レスQたすけ隊のサービスが県外でもスタート。
今日3月1日。私の母の元に、佐世保のレスQ隊が駆けつけて問題解決をしてくれました。
私の母のように困っている人たちがもっともっと沢山いるはずです。そう思うと自然とこんな言葉が頭に浮かんできます。
地域のみんなをたすけ隊!