
創作準備室
創作(特に作画)が亀の歩みのようです…いえ、亀は目的があると結構速いので、カタツムリの歩みぐらい…🐌頭の中を整理するのと同時に、「創作漫画を作り上げてみよう」という初心を思い返している記事です。
漫画を制作する方は、ストーリー漫画を考えるとき、どんなふうにして進めてらっしゃるのでしょうか。
自分は、見よう見真似で試行錯誤しております。
(試行錯誤の行く末はコチラ↓)
物語の最初と最後を考えておいて、その間に「こんな場面かきたい」とか「途中、きっとこんなことも起こるだろうな」と思われる場面を、頭からザカザカ吐き出すように下書き状態のイラストにしていっています。チビッ子が使う、おえかき帳を愛用しています。
フォローさせて頂いてるプロの漫画家さん・梅熊大介さんの記事により、世の中には下書きがお好きだという方もいらっしゃることを知りました。梅熊さん、記事の引用シツレイ致しますm(__)m↓
梅熊さんのイラスト制作課程と、色んな方の下書き記事もご紹介されていて、下書きワールドを満喫できる内容です📖自分も、人様の下書き・制作課程を見るのはとても楽しいと思っております。
人様のを見るのは楽しいけど、自分の下書き(下書きにも至ってないから…ネーム?)は筆圧も弱いうえに、表も裏も関係無くかきまくってるので裏写りして見にくくて申し訳ありませんが…
この時点で六兄は服着てたのですが、どんな服着せるかを考えるうちに面倒になってきて(もう入浴中ってことにしよう)と、脱がせてしまいました。
この2枚を原型に、(後ろの方のページですけどm(__)m)↓
コレの原型です。↓
大変雑ですが、鉛筆でザックリかいたやつのほうが顔つきとかに愛着が湧いてたりします。
人様に伝わるようにイチからハナシをまとめ直したり、エピソードを並びかえたり、セリフを考えなおしていったり…個人的にはこの辺りの作業が特に難しいです。とっ散らかってます。
「これじゃ分かりにくいかも…。はじめにこの説明しといたほうがいいのかも…。コレ要らないのかも…。」の繰り返しで、進んだり戻ったり、紙の上で唸りながら右往左往しています。
あと、背景もニガテです。建物とか構造物とか特にニガテ…電信柱なんて生えて無いことにしてみたり。電線が地中に埋まってるタイプの街並もありますよね(._.)
最近は仕事の関係で街の風景に興味を持つようになってきましたが、作画となると別問題で進みません。ニガテなことだらけです(-.-)
↑こういう、日常のヒトコマ的なシーンならいくらでも浮かんできますが、手が遅いので殆ど おえかき帳の中から進まず、な現状です(..)
キャラクターづくりは、思いつきとか、今までの人生の中で現実に出会った印象的な人・生き物・現象、そこから受けた思想、目にした偉人伝…などから部分的に抽出、合体、分離…などを繰り返してキャラクター像を絵にしながら、外見と内面とを自分なりに把握していく感じです。
源九朗くんは、源義経の幼少期の牛若丸から感じたイメージ像が元になっています。
去年の夏から秋頃にかけて、源義経の伝記本を読み漁っていました。
そのなかに、"源 九郎 義経" と記述がありまして、"源九朗"の名前はそこからです。
史実をなぞるつもりはなく(そんな技術無いし)、キャラクター像のヒントだけ拝借しました。
源義経は源頼朝というお兄さんがいるので、兄キャラはそこからです。
義経は奇襲を得意とし戦で大活躍しただろうに、頼朝とは溝があったようで認めてもらえなかった等々、最期は悲しい結末を迎えていたので…(その落差も源義経の魅力のうちではあるのしょうけど)
源九朗くんの名前の漢字、"ろう"は、ほがらかの"朗"にしました。物語のラストは朗らかに終わるように、の願いをこめて。
…とか思ってはいるのですが、変換するとき無意識に"郎"と入力しちゃってて、そのまま素で気付かないときも多々あります(笑)。
現在進行中の物語は、源九朗くんを取り巻く周囲の人間関係、家族の話が主軸となります。
↑こんな人達が出ます。(髪型とかは微調整中)
こうやって、思いきって創作漫画を公開してみて(自分のような無名のど素人の創作漫画で、こんな長たらしいの誰も読んでくれないんじゃないのか…)と悩みましたが、思いもよらず色んな反応があり、スキやコメントを頂き、嬉しさと制作の気力も頂き、大変感謝いたしております。
そっとサポートしてくださる方もいらっしゃいました。🌟さん、本当に有難うございますm(__)m少なくなってたインクとか購入させて頂きました!前からセピア色のペン使ってみたかったので入手してみました。トップ画像ちょっとだけペン入れしてみてます😊秋らしさが出るかな🍁
源義経がお好きとのことで、何やら勝手に親近感を抱いております。🌟さんの端正な義経と鎧の細かな描写のイラストに見惚れました。↓
アナログ絵ばっかりかいているので、デジタルイラストではどういった加工をされるのかよく存じませんが、美しいです…!両方イケるのは良いですね✨
自分はデジタル勉強しようと思いつつ、結局アナログの楽しさの方が勝ってしまい、デジタル機能はセリフを入れるのと、ちょっと修正するぐらいにしか使ってませんf(^^;
せっかくなので、源義経関連のお話をもう少し。
自分は源義経の伝記本は、近所の図書館で探して読みました。個人的にはあんまり厚みのある本は途中で疲れてしまって読破出来なくて。こちらの本とか読みやすかったです。↓
「図説 源義経 その生涯と伝説」
これまで、義経には英雄的な印象だけが強かったのですが、こちらを読んで見方が変わりました。
戦術に長けた義経は、それゆえにときに非道と思われる行動を見せる。
そんな義経に対して、筆者の淡々としたツッコミ的な記述もチラリとあり、当時の貴族武士たちの礼儀や常識を全く意に介さない戦い方に、義経に付き従っていた武士たちは相当気苦労の絶えない思いをしたんだろうなぁ…とか想像したり🙄
戦では礼儀だの常識だのより、負けたら全て終わり。卑怯だろうが、戦術を駆使して勝つことが最優先ですものね。
しかしそういった行動により、勝者の栄光と同時に、敗者からも味方側からまでも恨み妬みを集めてしまったのか…?とも感じました。
そんな一面を論じられていても、源義経という人物から感じる魅力は増すばかりです。また義経関連の本読みたくなってきました。
義経は魅力的…とはいえ、源九朗くんには少年らしい真っ直ぐな思想で難局を乗り越えていって欲しいと思っています。
そしてさいごは朗らかに締め括りたいです。
次に創作漫画を公開できるのはいつになるやら…年明けかな…🐌ぐらいの見通しですが、頭から吐き出されたイラストの類や、エッセイ的な短い体験談漫画も、人様に伝わるように話をまとめる練習がてらチラホラあげたいです。
そんな記事をたま~に更新していきますので、もしお暇がありましたらば見てやってくださいm(__)m
🐌のようにゆっくりですが前進していきたいです。
長文にお付き合い頂き、有難うございました(^^)/