【スプラ備忘録】Chill Season 環境変遷【どうしてサメライドはこんなに流行っているのか?】
どうも、あほぃです。
最近Xマッチをプレイしていて、サメライドがだいぶ幅を効かせてきているなと感じたので、「なぜそんなにサメライドが流行っているのか」を環境初期から振り返っていこうと思います。
以下の話は2023Chill Season初期からのガチエリア前提で書いています。
環境初期(Ver6.0.0実装当初)
・大正義武器ジムワイパーヒューの登場
新シーズン、新たな武器が9つ追加され、Xマッチ環境は混沌と化す中、明らかに既存武器と比較しても頭一つ抜けた武器が追加された。
「ジムワイパーヒュー」である。
対面性能が高く、塗りも強いメインに、「カニタンク」がついてしまった。
スタート初期こそ「スミナガシート」、「ウルトラチャクチ」がある程度いたが、少し時間がたつと、スぺ増やカムバックを積んだ「ジムワイパーヒュー」が大流行。
新ステージ二つの構造も相まってワイパー環境が到来した。
(ちなみにサメライドはVer6.0.0アプデで強化されているがそれほど注目されているわけではなかった。)
環境中盤(某M氏の快進撃)
・あまりに天才過ぎるスタートダッシュ52ガロン
新武器達を触っていたイカ達も落ち着いてきたころ、とある有名果物プレイヤーが全Xマッチプレイヤーを震撼させる記録を打ち立てる。
これによりとりあえず「同じ戦法して強い理由知りてぇ勢」や、「持ち武器とかない、とりあえずパワー盛りてぇ勢」等がこぞって「スタダ52ガロン」を使いだすカオス期に突入。
ちなみにこの最強果物さんの戦法は各ステージで「敵陣に初動メインで進攻する枠」を進んで行い、複数人のヘイトをとれれば他が勝つ、対応するのが一人なら突破することで大裏を取れるといった一挙両得戦法だった。(ただ実際は対面する必要がある状況か、敵のヘイトがどこを向いてるか等、高いゲーム理解度が求められるため、強い戦法ではあるが、きちんと難度は高い。)
また、味方が勝っていた場合は最速で固めに移行でき、そのままノックアウトが狙えるといった、プレイヤースキルが求められるが、ノックアウト試合が増えるため、打開という一番の運要素を極力減らせる画期的なものだった。(また、前期に流行っていたジムワイパーヒューのスペシャルスタートムーブはこの52の動きと相性がよく、且つ、敵に来てもスペシャル貯め初動は前線枚数が減るため、相性がいいという環境ともマッチした戦術だった。)
環境終期(サメライド強くね?)
・インフィニティシャークついに永遠に
もともとインフィニティシャーク戦法(スぺ強サメライドをエリアに一生吐き続けるというもの)として認知されていた戦法がついに日の目を浴びる。
サメライドを用いて高Xパワーを達成するプレイヤーが出始めたのだ。
これには様々な要因があると思うが、一番大きい部分は前環境、スタダ52のある程度のメタとして機能している点だ。
スタダ52戦法の画期的な点はノックアウト試合が増えることと、戦闘ラインが圧倒的に上げやすいところだ。
ただ、サメライドによる「エリアにつっこんで一回ペナルティ」という戦法はノックアウトを止め、手前の52と戦ってもいい時間を作ってくれて、且つ、なんなら52をゲームから無視することすら可能にできるのだ。
また、この戦法のいいところは、「スタダ52」を味方にひいたときもある程度強い点にある。
スタダ52は相手の打開までに強引に上げたラインでメイン戦闘させ、抑えでキルを狙う、いわば「攻めの戦術」だが、サメライドは相手がエリア侵攻してきたときに塗り合ったり、チームが打開失敗した時に「いったんペナルティ」を狙って打開時間を作る「守りの戦術」である。
サメライド使いの塗り枠視点は取りずらい抑えキルを取りに行ってくれる味方で、52視点は自分が攻めを通すまでエリアを塗ってくれる味方となるのだ。
終わりに
環境変遷を追ってみると、しっかり前環境で流行った戦法に対する「メタ」として機能しており、且つ、エリアで強い戦法が確立し、使われている。
こうした流行りには明確に今強い理由があり、そういった原因の解明は次の環境への回答を作り出すことにもつながる。
つかんで「学び」につなげたいものだ。
また、そろそろ新たなアップデートが入る時期である。
次の環境も楽しみつつ、また新たな「回答」を探すのもいいのかもしれない。
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