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北山宏光さんの単独ライブ「ZOO」に行ってきました

あまりにも長すぎたので目次をつけました


ぴあアリーナMMを1人で3公演埋める漢ですよ

北山くんライブは単独の有明ぶり!半年ぶり!?オーラスで発表された全国ツアーに申し込むものの、自分名義で引っかけていただけたのは横浜オンリーでした。人気者ですねえ!(悲しいけど嬉しい)
ものすごくホール公演が見たかったので、地方で行くことができる日はリセールを申し込み、一般にも挑みましたがご縁がなく。
とはいえオーラスを引っかけていただいたので、同日の昼を一般でもぎ取りましたキャパよありがとう。有休制度よありがとう。
ツアーのセトリは流れてくるものを薄目でみながら、完全には把握せずに参加しました。ZOOが最高だったので何が来ても期待値マックスだったし実際にそれを超えてきた。
自名義チケットでアリーナをいただき、「こんな近距離で北山くんを見ることは最初で最後」と網膜に焼き付けました。連れて行った相方はオーラにやられ、手を振ってもらえたと錯覚し、「一生ついてくわ」って言ってた。あと有明のときよりも男子ファンが多くてびっくり!見渡す視界に必ずいた。

以下、だいたいぶち上げパートでは踊って跳ねていたので、記憶は曖昧な部分がある感想文であることはあらかじめご了承ください。曲の記憶が強すぎてMCの内容もほぼないです。
詳細はいずれ来るアマプラ様での配信で確かめていただければ幸いです。配信おめでとうございますありがとうございます!円盤も欲しいですTOBE様。

蛇足ですが、RANSHINの感想文で「キスマイのことはほぼ知らず」と書いたのですけど、よく考えれば宮田くんはキスマイなんですね!?自分はラブライバーなんですけど(主にAqours)、界隈で有名な宮田パイセンのことを失念していました。思うに、アイドルっていうことは知っていたけれど、グループまで気にしたことがなかったので、あの後に「グループのことは知らないけど渡辺曜ちゃんが好きな同志のことは知っている」と反省した3年生と小原鞠莉のオタクです。誠にすみませんでした。

ぴあアリーナMM(12/3-4) セットリスト

1.Can U Feel It?
2.乱心-RANSHIN-
3.You & I
4.NE:Ø era
5.COMIC
-MC(w.藤家さん)-
6.BET
7.ink.
8.JAM OUT w.wink first,トレーニー
9.violet w.CLASS SEVEN ←ホールから追加
10.TOTONOTTE w.CLASS SEVEN,wink first, トレーニー
11.Delight w.CLASS SEVEN, wink first, トレーニー
-MC(ご当地もの紹介w.wink first)-
ex. CANDY performed by wink first
12.雨上がりのロンド
13.BOW
14.Wobble
15.THE BEAST
16.赤い夜に
17.JOKER
18.in the Moonlight
-encore-
19.Just Like That
20.Don’t wanna die ←ホールから追加 曲終わりにCLASS SEVEN, wink first,トレーニーたちも白スーツに花束を持って登場 4日昼はISSEI登場
-W encore-
21.オズモシス(新曲)※オーラスのみ

よくできたセトリすぎてほれぼれする

生バンド編成が大優勝すぎた

ツアー初日で漏れてきた情報で生バンド編成ということに歓喜していたのですが、実際に聞いてみるとほんんとに、ほんとーーーーに、誠に最高でございました。
ドラム・ベース・ギター・ボーカルの4ピース+キーボード(シンセ)、加えてダンサーさんがコーラスも担当されていてびっくりしました。皆さん多才。ライブ中は曲によってはブラス音とかも入ってきて、音の展開も非常に多彩でした。配信でいろいろ確かめたいことが多すぎる。
ホールに入っていないので想像するしかないのですが、初日からずっとこのメンバーでやり続けてきて、ぴあアリーナではその集大成を見せていただけているのだろうなと。以前のインライで、ギグ形式で全国をまわって、集大成をでかいところでやるみたいなツアーがやりたいと言っていたので、それができたのかな?個人的にはドラムの山ちゃんさんの音がとても好きです。
何よりベースで参加の藤家和依さん! IMP.の佐藤新くんいわく「パパ」!(大好きなネオエラを作ったからそう呼んでいるらしい笑)40歳と伺ってビックリしましたが、ようやくお姿を拝見して、直接拍手を送ることができたー!!うれしかったです!!あと冒頭からの近未来衣装が素敵すぎました。キラキラ度がはんぱなかった。目がつぶれた。
バンド編成という意味では、Wアンコにてかき回したあとにシンバルを叩いてジャンプする北山くんが観られて、念願叶った!!!RANSHINのとき、観たかったと思った景色がこれです。最高。

演出が相変わらず素敵すぎた

ステージはメインステージとアリーナセンターのサブステ。花道はメインステの左右から楕円を描いてサブステと繋がっている構成。
メインステの背景には3面の大画面LED、中央の一番どでかいLEDは左右に割れるタイプ。ステージには左右に長い、段差のついたテーブルセットが2段分あり、一番上にバンドセット。中段が椅子があって座れるテーブルセットみたいな。
ツアー中に流れてくる動画や、北山ちゃんねるでのお団子さんMC乱入回を見ながら、「なんでステージにテーブルがあるんだろう?」と思っていたのですが、実際に公演を見て”分からされ”ました。セットだけ見ても全く想像がつかなかったよあんなの~。
ぴあアリでは後輩くんたちが参加したのでおそらくホールと流れや演出が変わっていたけれども、相変わらず扱いがお上手というか。
自分以外の”演者”として扱っているので、世界観が壊されることなく、むしろ幅を持たせる要素として目立たせていて、見ている方がすんなり受け入れられるのがすごいなとおもいます。
いろんなライブで”後輩”が登場するパターンっていくつか観たことがありますが(LDHとかKポとか別事務所とか)、自分が知っている範囲ではここまで取り込んでうまく昇華している人は、北山くんしか思い浮かばない。

ライブ全体が1本の映画みたいだった

いざ会場に入ると異空間が広がっていた。最初に思い浮かんだのは、ディズニーランドのジャングルクルーズ。ステージの背景に設置された大画面LEDには、中央に滝が落ちて、植物が伸び放題になって寂れた書斎?図書室?を、動物たちが次々と横切っていく映像が流れ、自然の雄大さを思わせる壮大な音楽が鳴ってました。
アンチャーテッドとかトゥームレイダー(洋ゲー)とかジュマンジ(映画)で良く見る光景だと思った。古いお宝へのヒントが隠れている、床から天井まで書物で埋め尽くされている古い欧米の図書室(階段とかついてる天井が高いやつ)。いつしか寂れて、建物も壊れ、植物が伸び放題になってジャングルみたいになっているみたいな。
そこをゆったりとした動きで動物が横切っていく。ヒョウ、キリン、ライオン、オオカミ(2頭いたのでニホンオオカミ?)、トラ、シロクマ、蝶々…までは分かるんですが、マンモスとか、海の中みたいにマグロかイワシ?とか、イシダイの群れとか、めちゃくちゃでかいクジラまでいて現実味がなくて、「これは誰がどこで見ている風景なんだろう?」と不思議に思いながら眺めてました。
ZOOのコンセプトということなのかな? ステージの左右にある鉄の柵みたいなものにも緑が巻き付いていて、敢えて無機質なものが見えないようにしていたのかなとか (アンコで登場するトロッコにも緑が巻き付けられていた)
公演前のスポットライトは黄色とピンク、緑、紫、青、オレンジだったと思う。よく考えたら、ドンワナで色変化していたのはこの色だったかもしれない、たぶんそう。ライブ前から色々と想像力を掻き立てられました。

音が止んで、野生に侵された古い建物に迷い込んだ子供たち(wink first)が「ZOO」という名の古い文献を開いてしまったことからすべてが動き出して。時空を超えて北山くんが現れ、宇宙みたいなサイバー世界や、中世の不気味な洋館みたいな世界や、美しい楽しい世界やらを一巡して、最後は天国みたいな一面の花畑でみんなに祝福されながら花束を受け取った北山くんがその花束を空に放り投げて、最初に開いた大きな本はそのままに(OP以降ずっと上にいた?よねたぶん)、膨大な紙吹雪がドン!って降ってきて終わる。
映画か?
確信なんですが、北山くんて創作物のプロットを書ける人だとおもう。脚本を書かれたことはあるんだろうか? とにかくすごい。

セトリはライブパート~休憩~ドラマティックパート(※個人の所感)

前半にライブブチ上がりパートを持ってきて(~Delightまで)、MCで後輩ちゃんたちと戯れてリセット、その後はまるでドラマみたいな流れで曲を披露、という1粒で7倍くらいおいしい世界だった。
それでいて世界観が途切れない。アリーナから追加になった後輩ちゃんたちも舞台のエレメンツとして扱う。有明のときも感じたけど、すべてが匠の技すぎます。
ますますホールを観ておきたかった気持ちが強くなりました。どうにかなりませんかTOBE様タッキー社長様。もちろんアマプラ様とは別にお金は出させていただきますので。

まとめる力がないので1曲ずつ順を追って書きます

wink first(COMICのスタイリング)がセンステに現れ、そこに設置された大きな本を発見。床に置いた本を開くと、ページの中央から、不気味な動物の骨のようなお面(ポケモンのカラカラみたいなやつ)をしている人?が出てきて、同時多発的に同じ姿の人?がカンテラを片手に花道を徘徊。winkくんたちは逃げるように姿を消すけれど、お面をした複数の人?たちはゆっくりとメインステに戻っていく(ここたぶんりっきーはいたと思う)、あやしい儀式みたいな雰囲気。開いた本はだんだんとメインステに降りてきて、そのページの中央を引き裂いて、指からサングラス装着のフードを被った北山くんが現れるオープニング。
いろんな感情、ワードがLEDを埋め尽くして、それらがスーッと本に吸い込まれて昇華されてスペースワールドみたいなところにワープ。モニターに映し出された言葉がいろいろ刺さるやつだった。「こんなことをするために?」「変わらなければならない」「ありがとう」とかネガポジ入り混じった、もしかしたら彼が受け取った言葉なのかもしれないワード。並べ方とフォントはちょっとエヴァみたいだなと思った。
どこかのタイミングでZOOの背景に、日付とYOKOHAMAっていう赤い文字が出てくるのも良かった。(見た記憶があるけど時系列があいまい)

イントロから前半のライブブチ上がりパートの皮切りである「Can U Feel It?」へ。アルバムで聴くよりも神聖でおどろおどろしくて、イントロが始まり「きたきたきたきたきた」と血が沸き立ちました。ZOOがリリースされたときに1曲目に配置されていた時点で、絶対これではじまると確信していた。でも想像していた光景よりもずっとすごくて興奮した。

北山くんがLEDの画面を左右に開くとバンドメンバー登場。レーザーとスモークばっしばしに焚かれている中で近未来的なギラギラ衣装を纏ってでかいサングラスして、スモークの中からマイクを取り上げる姿はさながらターミネーターかよとかっこいいわ。この曲でギター、ベース、ドラム、キーボードのソロパートを経てから歌が始まるのがもう、最高に生バンドの醍醐味すぎる。

次に乱心~You & I~NE:Ø era~COMICのコーレス曲リストはノンストップでひたすら煽られていた記憶。「声出せー!」っていわれたので出した。
有明でぞんぶんにコーレスできなかった乱心で叫べてめちゃくちゃうれしかったー!ありがとう北山くん-!!曲前に「行こうか」的な煽りを入れてくれるのも最高ーー!オーラスは「ラスト、行くぞお前らー!」と言われた気がするんですけどブチ上がるー!乱心でサングラスを外したときにギャーと言える楽しさったらないし、コーレス楽しいし、ネオンが花火に変わっている演出もたまらん。

センステに移動しつつのYou & I~NE:Ø eraのテッパン感やばい。もはやこの2曲は前後は入れ替えても連続して聴き続けたいと思うくらいに楽しい。オタクにもネオエラ大好き民めちゃくちゃいるやろ。途中の銃撃音のとこ花火&炎の特効山盛り!アガっる!ネオエラでがしがし踊るのもめっちゃかっこよかった。

COMICでは作曲した藤家さんと、ギターのNatsumiさんが花道でお立ち台の上で演奏してくれるのもカッコよかった!COMICのライブ映えはんぱない。コーレスあったし、ダンスのフォーメーションもすごいし!
冒頭4曲ですでに生バンドでの曲が良すぎて満足度がやばかった。音響も相変わらず素晴らしかったです。耳が痛くならないくらいの爆音。最適~~。
次があったらツーバス編成の北山バンドも見てみたい。そうなったらもうほんとにバンドになっちゃうけど笑。
それにしても歌がうめえ。声色のパターンが豊富なので飽きさせない。

4曲終わったあと、メインステに戻りながら後ろ髪の跳ねとか「私汗だくです」と気にしたり、ステージに座って待つ藤家さんとのしみじみとしたMC(「16と17のころからだから、長い付き合いだね」「すぐ電話してるけど何してるっけ?(仕事だよ!のツッコミ有)」「みなさん宏光のことをこれからもよろしくお願いします」って完全にパパ)を挟んで、ベースソロからBET。生バンドのBET最高だった。刻むドラム大好き。途中でダンサーさんがグラスを片手に踊っているのも良い。BETのメロディと振り付けがほんとーーに大好きだー。

続いてink.。王道ラブソングパートってここだけだった? すごくムーディーな雰囲気で、「触れそうで触れない」見せ方がうまいなあとおもう。ちょっとドキッとする感じ。お相手の女性ダンサーは昼夜で交代制だったのかな? お2人とも体幹がすごくて、テーブルの上に腕の力だけで座るパートがキレイでつい見とれていた。
じわ~~っとしみいる2曲でした。

その後にグリーンのスポットライトがステージ上の0ポジにいる北山くんに当たって、JAM OUTに。ねえ息継ぎをどこでしてんの曲。
事前にペンライトのグリーン指定があった曲で、ペンライトも色が変えやすかった笑 こういう自然な流れで導いてもらえるのが北山くんのライブの凄いところだと思う。
途中からwink firstを含めたトレーニーたちが加わってずらっとステージに1列で並び、ダンサーさんもペンラ2本体制でジャマジャマジャマ~って踊るのもカオスでたまらん。客席もジャマジャマダンスしてました。Don't careは完全に「退け」に聞かせてるし、振り付けもそれで笑った。

その後にViolet!背景の巨大なLEDに残虐マッドパンダ🐼再来!大歓喜!!正直、この曲を生で聴けるとは思っていなくて、北山さんのノドはいったいどうなってるのかとちょっと怖くなった。ダンスは見せ場を後輩に譲っていたけど、この曲をライブでひとりで歌いこなすポテンシャルが凄すぎる。
そんでもって紫ベースの衣装を身に付けたCLASS SEVENがダンサーとして参加。昼は6人で夜は7人だったんですが(学校の事情とか?)、ハードなフォーメーションダンスで、北山くんの振りとスポットライトとタイミングを合わせてずらして揃えるみたいなくそむずフォメだったので、めちゃくちゃ練習したんだろうなあと思いました(結成したてのユニットに与える課題ではないとおもう笑)。昼と夜、どちらも素敵だったけど、やっぱり7人そろってるのが見ていてもうれしいね。衣装も素敵でした。有明では「から揚げが好きでネギを克服したい」と言っていた高田憐くん、大東くんとの並び立ったときのステージ映えがぱねえ。横田大雅くん、動きがキレキレでつい目で追った。ほかのメンバーも個性豊かで、これは目が足りない。
ちなみに今回、マッド🐼のまわりにカラフルな(血)飛沫は上がってませんでした。代わりにでけえナイフを持った🐼が画面から「飛び出してくる」演出で。だんだん近づいてきてる…?こわい!でもかわいい。マッド🐼のマスコット出ないかな。

そのまま後輩を引き連れてTOTONOTTE。ラッタタッタッタッタタ~のところがライブで楽しすぎる曲で、ナオト・インティライミ様に改めてありがとうの気持ち。メインステのLED背景が、某ロマエみたいな公衆浴場だったのも笑った。花道左右から、左からは北山くん、右からはりっきーが先頭でクラスセブン、winkくん、トレーニーも引き連れてセンステに向かって合流してラインダンス。北山くんの隣がwink firstの島っちこと島田くんで、肩を掴んでラインダンスするとき、めちゃくちゃ可愛いアイコンタクトをしていた。

次のDelightも後輩たちと花道を占拠してパフォーマンス。この曲も事前に白ライトの指定があった。4日昼は赤ライトがけっこう多かったけど、4日夜は北山くんがイントロで「みんな白にしようか」って言ってくれて、だいぶ白で埋まってたとおもう。
ミドルテンポのEDMって何とも言えない爽快感があるのでそれだけでも最高なのに、トレーニーたちも頑張ってダンスしてて、お客さんも拍手とかしてあげてあったかい空間だった。何より、後輩たちを率いてジャンプしながら歌う北山くんがすごーーく幸せそうに見えてちょっと泣けた。しかし飛び跳ねていたのが自分と周辺の数名くらいでちょっとすみませんの気持ちに。でも主役に飛べっていわれたし(他責)。
サビで飛び跳ねながら白い光に包まれた北山くんと仲間たち、キラッキラで多幸感がはんぱなかった。この世のHeavenはここにあった。歌詞も相まって書きながら聞いてても涙がにじむレベル。
何度でもいうけどほんとに歌がうめえ。

Delightの後はMCを挟んで、メインステに戻るときに、左と右、どちらから戻るかをファンの悲鳴と反応をみて決めてたのが面白かったなー。たぶん決まってたんだけど(ここで左を通ったらアンコ後は右を通るとか)、北山くんが振り向くと歓声を上げるファンを、手玉に取る北山くんが楽しそうで楽しそうで。
あと「男子!」「女子!」「ちっちゃい子!」って呼びかけて、ちっちゃい子たちの「ハーイ!」が聞こえた後に「これには勝てんのよ」ってしみじみと言うのがおもろかった。ちなみに昼夜2回とも言った。
メインステに戻った後は椅子に座って、ボトルを片手に「乾杯する?」ってお誘いで会場のみんなと乾杯。北山くんが飲んでいる間は拍手をする、という有明で生まれたお約束が続いてて、うれしかった!
MCコーナーは各地でご当地の名産品とかを楽しんでいたと聞き及んでいたのですが、ぴあアリではwink firstくんたちと一緒に横浜の名産品を堪能するコーナーとなっておりました。
島っちはじめwinkくんたち、MCでも北山くんに強気に出るシーンが多くて(反抗期?w)、だいぶ懐かれてる感じがした笑 特にまつざきこうくん
自然とwinkくんたちのお顔と名前も一致してきたなあ。
4日昼はハーバーと崎陽軒、4日夜はあいす食べてた!6人で1列に並んで座ってアイスクリーム食べる光景、ピースフル極まりない。
藤代くんから「北山くんみたいにカッコよくなるにはどうしたらいいですか?」って聞かれてどや顔とテレ顔を交互に見せていたのとか、横浜ベイスターズのマスコットのカチューシャを島っちが挙手して自らつけて、「かわいい~~!」って声に包まれた瞬間もかわいかったし、その流れで北山くんにも「つけてー!」という声が飛んでいたんですが、北山ちゃんねるで良く見る”ジト目”で拒否られたのもおもろかった笑
アイスを食べたとき、これから歌うのにマイクを汚しちゃった島っちを筆頭に、全員の口元をチェックするくだりも平和だったな。マイクにアイス付けちゃうのは(機材的に)まずかったとはおもうけども笑 いいおにいちゃん。。。パパ?

その後は一緒にMCをしたwink firstを残して北山くんがはけると、CANDYでパアアアーーーッと明るい世界に。白い光りに包まれながらトレーニーと踊る彼らが「ありがとうございました!」と頭を下げた後は、どこからか雨音が鳴り始めて、しっとりとした雰囲気に。雨に降られた演技でステージから去るwinkくんたち良かったな。冒頭の本のところとか、しっかり演技できててすごい。

続く雨上がりのロンド、ZOOのアルバム内でもめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ好き曲なので、でかいLEDの原稿用紙に青い文字で歌詞の文字が浮かぶ演出、黒いジャケットのスタイリング、ベンチに座って、カンテラに火を灯してから歌い始めるのとか!!!4日夜の雨上がりのロンド、「幸せとはあなただ」と歌う声がすごかった。太くて真っすぐで青い、曲の塊みたいな。

かーらーのBOW。アルバム曲で一番、ライブのイメージがつかなかったんですけど、ものすごく良い意味で裏切られた。
テーブルっぽいステージがここで洋館のダイニングテーブルになると誰が想像するよ!?カンテラもOPのところの不気味パートに繋がるのか…!と。
OPにいた骨仮面をかぶった白装束の人たちがカンテラを手に現れて、ステージを歩いていく。4人のうち1人が残って、ステージ中央にカンテラを置いて、手をかざすとカンテラの火がぶわっとアリーナ全体に広がるライトの演出がすごくキレイだった。
その後、LEDの背景が退廃した洋館の内部に切り替わる。骨仮面&白装束の人が、銀皿にのった紫色のブタの丸焼きと紫色のカップケーキ、そして白い人の手の3つを客席に見せてから、それぞれテーブルにささげられて、骨の仮面さんたちがあわただしくテーブルセットを整えていく。銀フォークや、洋風の燭台とか、お皿とかグラスとかを並べていく。燭台のランプは消灯していたのに、ダンサーさんが手をかざすと灯っていくのがすごかった。
雰囲気はまさに最後の晩餐。不気味な雰囲気のなか、スモークが焚かれて仮面の人たちがテーブルにつこうとすると、知らないうちに白装束が5人に増えていて、テーブルの中央に立った後に被っていた白い布を落とすと、貴族みたいな白いドレスシャツの北山くんが登場(4日昼は悲鳴が聞こえた)。からのBOW!
ナイフとフォークを使った演出とか、テーブルに食器を叩きつけて出す音とかとりあえずシンクロ率の高いコレオが最高だった。赤いリンゴを渡されてすぐ奪われたり、ケーキ?を渡されてすぐ奪われたり、どこか妖しい空気のなかで繰り広げられるミュージカルみたい。途中でテーブルに乗って皿をけ飛ばす振り付け好きすぎた。これをひとりで生で歌いながらあのコレオをこなすのが信じられない。すごく濃厚な2:53だった。

Wobbleはその”食事”を終えた後の悪酔い?を具現化したみたいな世界。正直あのぐるぐるは目が回った!カサのぐるぐるすご!伊藤潤二の漫画うずまきを連想した。呪術廻戦のアレを思い浮かべた人もいそう。
エンタメ的な気持ちわるさと北山くん視点の酔っぱらった演出、ひたすら見入ってしまった。強烈なぐるぐるイメージが脳裏にやきついている。

そこからバンドアレンジのTHE BEAST。白いドレスシャツ姿と治安の悪い振り付けがかみ合うバンドアレンジのびーすとは破壊力がつよすぎました。ドラマのイメージが塗り替えられてしまったかもしれんくらいかっこよくて。バンドアレンジの音源、待っています。何ならライブ音源をお待ちしております。TOBE様ご検討のほどよろしくお願いします。
この3曲の洋風な耽美で暗澹とする雰囲気、たまらんものがある。北山くんて光があるけれど、ちゃんと闇も知っているのがすごい。その落差も利用して演出に昇華している感じがして、本当にすごすぎる。

そして再びテーブルをステージに見立てて、スタンドマイクでピンク色の光沢ジャケットを羽織っての赤い夜に!あかい!よるに!!大好き曲。このジャケットについてたバッジ?ブローチ?の文字が読み取れなくてずっとグギギギギギってなっていた。大画面も凝視したけどわからんかった。どなたか読み取れた方がいたら教えてほしいです。
ダンサーさんの骸骨マイクを使ったパフォーマンスも、レーザーを使った演出もきれいだった。ドームと有明のライトセーバーを使った演出もすきだったけど、今回は生バンドで、それでいて背景も洋館の雰囲気を引きずっていて、リリックビデオの雰囲気!

あとメインステの左右にあるどでかLEDにバストアップがひたすら映し出されてるのもすごい素敵だった。汗だくで歌う顔がどんな写真よりも美しかった。

そこからのJOKERなんですけど!これもバンドアレンジでジャカジャカ系のイントロが鳴り響くなか、履いていた靴を脱ぎ棄てて、なんと白いローラースケートに履き替えた!!めちゃくちゃびっくりした。しかもピンクジャケット着たチャラい感じなのにすごーくいい笑顔でローラースケート履く。履き替えた後にサウンドが変わってJOKERに入るっていう流れ、めちゃくちゃ好きな導入でした。この曲で、センステでくるくるまわるのとか、ジャケットとたなびかせて花道ガン走りしながら客にウェーブさせるのもめっちゃ楽しかった!!曲終わりにはパーン!と特効で銀テープが舞うのものきれいだったなー。楽しくってたのしくってあんまり記憶が無い。

そこからはじまる本編ラストのin the Moonlight。USGオタクとして、XIIXファンとして、ラストの畳みかけにこの3曲をもってきたことに心の底からのリスペクトを送ります。あんだけ歌って踊ったあとにやるセトリじゃない笑
ほんとうにいい声&いい演奏&いい曲。大好きな1曲。自分が死んだときに棺桶に一緒に入れてもらう曲は5曲と決めているのですが、そのうちの1つになりました。「巡り会えたことだけ抱きしめていたい」と歌詞を書いてパスしてくれた斎藤宏介ありがとう。
白いローラーをはいたまま、スタンドマイクで「愛の歌は聞こえますか?」「君の明日でいたい」って歌う姿が最高にきれいだった。本編のラストにもってくる曲として、ストーリーとして美しすぎる。ああ早くもっかいみたい。

最後はオープニングで開いた巨大LEDのドアが閉じられて終了。笑顔がまぶしい。北山くん幸せになってくださいと心の底から思いました。


アンコールは「みっくん!」パンパン!「みっくん!」パンパン!だった。人生で初めて「みっくん」て口に出しました。違和感はんぱなかった笑
「みなさんありがとーございます」という挨拶とともにZOOの例の柄衣装で登場。「まだ撮影だめですよ~」と言いながらのアンコール「Just Like That」。花道を歩いて、センステ左側から右側へ、緑が飾り付けられたトロッコに乗ってアリーナをぐるっと一周してくれた。曲中も振り向くとファンがキャー!ていうもんだから面白かった。でも生バンドのジャスライすっげえいい。なんならbillboardで聴きたい。ありませんかbillboardライブ。音楽にのるのがめちゃくちゃ気持ちよかった~。

その後に撮影OKパート。戻ったセンステで気球の下部分だけみたいなかご?(説明下手ですみません)に乗ってどんどん上がっていくシカケでDON’T WANNA DIE。さすがにこれはチェックしておりました。Youtubeにもライブでのお姿ありましたし。でも、歌うとは思わなくてビックリした。
乗り場から吊り下げられた白い布を何色にも染める演出が、たぶん開演前のスポットライトと同じ色数?だったのかな。白からピンクとオレンジ、ブルーとグリーン、パープル。歌い終えて最後はその布がセンステに落ちると、中から白スーツに身を包んで、ミニ花束を持ったCLASSSEVENとwink first、トレーニーたちが現れるんですよ。まじで幸せと平和の象徴だった。
花道を通って後輩たちがメインステに戻っていく間、北山くんはゆっくり上から下りてきて、ファンに手を振りながら、「みなさんほんとにありがとうございました」「たのしかったな~」「一緒に頑張ってくれたスタッフさんも、仲間もいます。ありがとう」みたいなことを喋りながらメインステへ。
戻る先では背景のLEDに真っ青な空に白い雲が浮かび、一面の花畑が広がっていて。バンドメンバー、ダンサーさん、後輩たちが北山くんの戻りを待っている光景に、幸せすぎて胸が締め付けられるという体験をした。
その後、北山くんが「待ってるな?」って小走りしながら合流し、「せ~の、ZOO!」って花束でアルファベット3文字でZOOを作って(ヘッダー写真がそれです)。それを見て、北山先輩は「うん、できてるな」って満足そうに笑って。
幸せ空間すぎた。この世のすべての幸福がぎゅうって集まっているんじゃないかと錯覚するくらい、天国みたいな光景だった。わたしは死ぬ前にこの光景を思い出すような気がしている。

ラストにメンバー紹介。トレーニー、wink first、コーラス&ダンスメンバー、バンドメンバー、CLASS SEVENの順番。拍手したくてもカメラと両立が難しくて最終的に空いてる片手で太もも叩いた笑
この後、4日昼は前日にTOBE入りを発表したISSEIさんから、オーラスはCLASS SEVENから花束を受け取って(動画を見直したら「チョコレートの臭いする。誰かチョコ食べた?」って言ってたw)ご挨拶。
「本日はありがとうございました!」って言いながら花束を宙に放り投げて、膨大な色とりどりの花びらに見立てた紙吹雪を浴びる演出。北山くんが見えなくなるくらいのそれを浴びたあと、メインステで開いた花畑のLEDの隙間に入り込んで、扉のようにLEDが閉じてEND。紙吹雪がどさっと落ちる瞬間だけうまく撮れた動画はてくとくに上げました。
ここでフィールドオブドリームスのラストを思い出して再び胸がギュッとなった。「いかないで~」みたいな気持ちだったけど、北山くんの「また会いにきてくれる?」「絶対また会いましょう!」って言葉で和んだな。

オーラスはその後、場内の画面に再び撮影NGのお知らせ。自然と「みっくん!」コールが再び沸きあがり、それを聞いてたかは分からないけど「呼ばれた?」って声があって、顔を出してくれた! 「撮影だめよ~」っていいながらLEDが開いたあと、「言うのおそかったらから撮られてるかも俺」って笑っていた。
沸くファンを前に、ものすごくフランクな感じで、「今回のツアーで回りながら曲を作ってた。依くんとも」「素直な気持ちを書いてみた」「これは(ファンも含めた)俺らの曲」「聞きたい?」っていたずらっこみたいに笑って披露してくれたのが「オズモシス」でした。
「地球規模で考えたら、ここにみんなが集まってるのって奇跡みたいなものじゃん?」ってカッコいいこと言った後、ファンにフー!っておだてられて「茶化さないー」っていさめていたけれど、そういうやり取りも楽しかった。平和だ~世界平和~。
うろ覚えの歌詞で「また会おうよ ビールくらい奢るから」「一秒でも一瞬でも共に歳を重ねること」「居場所はないと思ってた いつ帰って来る?って聞かれて気づけた」みたいな感じで(まじでうろ覚え)、なんていうか、北山くんのいつもの作詞よりも、フランクでリアルというか。より生々しい言葉というか、友達にかけるみたいなまっすぐな言葉の羅列で、ストーンと胸に刺さりました。
「長い付き合いになったよな」で藤家さんを見るところとか、「俺ら最高だよな!」でファンに呼びかけるみたいに歌うところ、半泣きでした。泣きながら笑うみたいな。
ラストは、ドラムの山ちゃんさんのスティックを借りて、「また会おう!」って叫びながら音をかきまわしてシンバル叩いてジャンプしてフィニッシュ!有明ライブからずっと思っていた、めちゃくちゃ観たかった光景が叶って幸せでした。本当に”音楽”が似合う方だな。

RANSHINからZOO

ひとつ変化として感じたのは、RANSHINよりもMCが自然な感じになってたなあと笑。ツアーを通じて、ファンとの距離感も自分のなかでうまく落とし込めているのかな? 有明で感じたふわふわ感よりも余裕があるというか。でもやっぱりパフォーマンスはビシッとして、MC基本ふにゃふにゃなのが可愛いね。
前回も思いましたが、とにかくファンの方々があったかいというか、北山くんのことを大好きな方がいっぱいだ~と感じる現場なので、赤く染まる会場がこれからも続くといいなと思ってるし、まだ数えるほど現場に行っただけの新参ですが、その一部でありたいと願っております。
生歌でぶっ通し2時間くらい歌って踊るあなたは本当にすごいです。尊敬。

オーラスのWアンコール、有明では「逸れた流星群」を歌って初の単独3公演を締めくくった彼が、全国9カ所をまわった最終地のぴあアリーナで”俺たちの曲”として「オズモシス」で締めてくれたことは、追い始めて短い自分でもすごくうれしかったから、長年追っている方なんてもっとうれしいだろうな。ライブ後の多幸感の最も大きな要因はこれかも。
「これからも北山をよろしくお願いします」って少しおずおずと言っていたひとが、ファンを含めて「俺たち最高だよな!」って音楽を通して伝えてくれるのは、たまらんものがありますよね。

「皆さまの明日が少しでも明るく、楽しく、素敵な明日でありますようにと、願っております」

オーラスで最後にいただいたお言葉、そっくりそのままお贈りいたします。北山くんの明日が、明るくて楽しくて幸せなものでありますように。
楽しい時間ををありがとうございました。
皆さんじゃなくて、皆さまなんだよね。フランクにいうときはみんな、なんだけど、改まって言うときはみなさま。そういうのもベネです。

今回は次の告知はなかったけれど、またきっと何かやるんだろうと信じてます。次も絶対いくのでチケットください笑 ツアーもやってほしいし、できれば土日おねしゃす!平日でもいくけど!
欲を言えば「灰になる前に」もどこかのタイミングで拝聴できると大変うれしいでーす!
Just Like Thatのリリース時には曲のお話とかアイドラさんとのあれこれとか、藤家さんとのあれこれとかも聞けたらうれしいです!!
でもなにより、とにかく楽しかった!!アマプラ配信めっちゃ楽しみにしております!!!

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