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雨パ考察 ペリッパーの型まとめ

これまでペリッパーのタイプ・種族値・耐久・素早さ・アイテムの観点からそれぞれでペリッパーで何ができるかをまとめてきました。
雨パはダイマックス技で天候を書き換えられる展開、予期しない役割破壊電気技、ゴリゴリに押してくる/積んでくる展開、ミミッキュに止められる展開がきつくなることが多いです。逆にこのような展開を突破できれば勝ちに近づけることが多いです。今回はこのような展開を意識しつつ抵抗できるペリッパーの型を紹介します。(この記事は剣盾シリーズ7意識で書いており、私自身の戦い方も色濃く反映されているので読んでる時は注意。)

こだわりスカーフペリッパー

タイプ相性の有利な相手にアタッカーとして仕事ができる。ただし、後攻とんぼをしにくい関係であめふらし役としては扱いにくい点には注意。

強み:地面、格闘タイプに強い 単体選出も可能
ペリッパーが役割破壊されがちなウーラオスなど雷パンチ持ちの格闘ポケモン、ランドロスなどの岩技持ちの地面タイプポケモンや苦手なウツロイドに対し先手で攻撃できる点、(相手の技選択に依存するが)交代からでも対処可能な点が強み。その他のポケモンにもスカーフの恩恵で先手を取れる場面が多いので何かしら相手を削る動きができる。
弱み:相手のスカーフ 交代読み電気技、高火力岩技(+岩石封じ)  持ち物がバレる
有利対面であっても相手もこだわりスカーフだった場合、交代出し時に交代読みの岩技、雷パンチをされた場合は簡単に返り討ちにあってしまう。また、特性の発動タイミングでスカーフ持ちがすぐバレるのもデメリット

図太いHBペリッパー

不一致ダイロック、雷パンチ程度の4倍弱点を1発耐えるクッション、雨展開の性能優秀な物理耐久カチカチペリッパー。なお鈍足なのでほとんどのでんきタイプに何もできません。

強み:雷パンチ、岩物理技を耐える スムーズな雨エースの展開 クッション性能
火力アップアイテムがない不意の雷パンチ、不一致ダイロックを耐えて相手のHPを削る動きや後攻とんぼで雨エースに繋げることができる。相方に特殊受けを用意すれば気合のタスキ以外の持ち物を持っても安定感あり。持ち物の候補は湿った岩、食べ残し、こだわりメガネなど。その他、熱湯やけど運ゲでナットレイにも立ち回り次第で勝てたり、はねやすめ連打で物理アタッカーのダイマックスターン稼げたりできる点も優秀。
弱み:特殊攻撃に無力、積みの起点になる 
鈍足で他の型同様特殊耐久は紙なので先手を取ってくる相手の特殊技でほぼワンパンされる。また、火力が低いため相手に与える負荷が小さく相手の積みの起点になりがち。あまり居座らず、やることやったらとんぼがえりでさっさと逃げよう。

HCsこごかぜペリッパー

雨パによく選出されるミミッキュや積んで勝ちを狙ってくるカイリューなどの竜舞勢に強く出れる点が強み。調整次第ではダイマックス適性もあり。中途半端な耐久と素早さで出落ちしないように注意が必要。

強み:素早さ操作による対面性能アップと積み起点回避
この型の強みは何と言っても対ミミッキュや竜舞勢(カイリュー)への性能。雨パに対し体感3割くらいの相手がミミッキュでとめようとしてくるので対ミミッキュ性能は非常に重要。素早さ+1でミミッキュ抜き調整をしておけば控えめC252振りこごかぜ+雨ハイドロポンプでH無振りミミッキュを撃退することが可能となる。水ダメージ強化アップアイテムを持てば耐久振りも対応可能。そのほかにも、初手竜舞カイリューなど素早さを積んでくるポケモンの素早さ上昇を打ち消して全抜きを止められる点がこごかぜ型の強みである。
弱み:弱点技でワンパンされやすい サイクル性能は微妙
特殊アタッカーだけでなく、高火力物理ダイジエットや弱点を突いてくる物理アタッカーに対しても一撃で倒される可能性があるので相手の立ち回りには注意すること。持ち物として気合のタスキをもつのもありだと思う。

その他:上記の型全て受けポケモンには弱めです。基本的にはたき落とすで相手の妨害することぐらいしかできません。受けポケについては後出しから対応しやすいので残りの2体あるいは裏選出で対応しましょう。ちなみに受けポケに強いC特化メガネ型でも相手のHD特化の数値受けポケモンに受けられる場面やドロポンを二連で当てることを強要されがち。メガネ雨ドロポンは火力は足りるが外れる、暴風は微妙に火力足りない、受け以外のポケモンからは上から速攻でワンパンされる場面が多く使いにくいなと思ったので今回のリストにメガネは含めませんでした。

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